11. 2018年4月08日 01:58:08 : hWPpl15BXk : 6sFApG2Xd1Y[1]
>>9 >>10さん
淵田美津夫、奥宮正武両氏は、開戦から敗戦まで高級将校として終始連合艦隊機動部
隊主力に席を置き、常に最前線で数々の実戦を指揮しました。そのため艦隊中枢部や
司令の思考形態・精神構造も熟知し、また両氏は戦闘現場において、策敵報告を受け
たり攻撃の指揮・敢行の任務や、迎撃・反復攻撃・退避行動の具申などが任務のため
机上論でないリアルな情勢判断が出来たと思います。
そのような両氏であり奥宮氏による、「兵術上のミス」「レーダーの不備」「策敵の
ミス」「大将旗先陣伝統の弊害」「2正面作戦による兵力集中のミス」「日本軍には
戦術はあっても戦略が無い」などの敗因分析の行き着いた先が、「国民性の欠陥にあ
った」というのは、戦場において作戦と戦闘経過の一部始終を見た生身の言葉であり
強い説得力があります。
いまの日本は、奥宮氏の「真実を掘り起こし、その因果を見極めて、今後のわが国あ
り方の貴重な教訓としなければならない。」という言葉をまったく省みず、再びミッ
ドウェーの惨劇を繰り返そうとしている。極めて危険な状況でかつ救い難い国民性で