52. 2016年12月26日 00:15:17 : nlm8lJmu4o : 6PRAvBfxJn0[1]
>50さん
了解です。
ひところ「政治主導」という言葉が脚光を浴びた時期がありましたが、その当然のことが現実の国政の現場では当然でもないのですね。「戦前軍部のように官僚機構がひとり歩きする」(2015.7.21定例記者会見にて小沢一郎)危険性が常にあるということです。個々の善良な官僚諸氏に責任があるわけでもなく、官僚機構という組織が内包する構造上の問題なわけですから、これに歯止めをかけられる仕組みが必要なのでしょうね。しかし、「叩き」というのとは全然違いますよね。
カジノについては、民間でできることを何も官業でやらなくても、という程度の発言ではないでしょうか。天下り先を増やすだけですし。カジノが収まるホテルは当然民間(それも国際巨大資本)でしょうから、利権も絡みそうですね。
>49さん
>>これは事実ですか? 今は違うのでしょうか。
グッドクエスチョンですね。
湾岸戦争当時、アメリカによる対日圧力の暗部を知り得る立場にあった小沢一郎自民党幹事長がどのような対応を取ったかは、報道等でも伝えられている通りだと思います。つまり、「事実」なのだろうと私は思っています。
また、集団的自衛権に関する氏の発言内容に関し、私は寡聞にして存じませんでしたが、一般論として述べた貴引用による氏の発言要旨は以下の通りかと思われます。
・集団的自衛権 可
・個別的自衛権 可
・個別的自衛権の拡大解釈 不可(危険)
・集団的自衛権の拡大解釈 不可(さらに危険) ←安倍政権が閣議決定した集団的自衛権がこれ
「自衛権は自然権として国際法上はっきりと認められている権利であり、日本も個別的、集団的を問わず自衛権を行使できるが、それは@日本が直接攻撃を受けた場合、あるいはA放置すれば攻撃を受ける可能性があるなど日本の安全が脅かされる場合、のいずれかに限定される。また、日本の安全に直接関係のない国際紛争を解決する手段としては、個別的であれ集団的であれ自衛権の行使はしない。」
「日本が国際紛争を解決するために取り得る手段は、あくまでも国連の活動に対する貢献である。それは、国連の集団安全保障という警察的措置への参加である。」
という考え方が根底にあります。
詳しくは、氏の防衛論が集大成された感のある2015年6月11日の『 安保関連法案審議の本質について(談話) 憲法・国連憲章・日米安保条約の三位一体で日本と世界の平和を実現する 』に表明されています。
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20150611.html
さて、ご質問に戻りますと、氏の湾岸戦争当時の対応は、いずれも上記(談話)の内容と矛盾するものではないことから、「当時も今も違わない」と言っていいと思います。
多国籍軍(=国連軍)への参加の可否をめぐっては、議論の分かれるところかも知れませんね。
正真正銘の独立国として国際社会に迎え入れられるための対価、ということでしょうか。
🌀熱帯性無気力症候群(7505079)
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/909.html#c52