[原発・フッ素48] 質問中に「あいつのマイクを取り上げて」 大飯原発再稼動認めた原子力規制委員会委員長が会見でジャーナリストの追及封じの暴挙 赤かぶ
33. 2017年6月02日 01:18:09 : yYAhhZHNIc : 5RjMBzdMTCY[1]
>>31
航空機衝突事故に関してNRCが本格的に対策を命じたのは.２００１年9.11同時テロ後、福島事故後各国のストレステストを行ったが、評価がバラバラだった記憶がある、小型飛行機でも耐えられない原発がある（ドイツだったと思う）、大型旅客機でも大丈夫（スイス、フランスだったと思う）、机の上ではパラメ−タ−でいかようにも評価できる。

１９８０年代のPWRはそもそも飛行機衝突は想定していないし対策外、新設の欧州加圧水型炉は格納容器は２重構造、それでも福島第一と同じ状況になればメルトスル−は避けられないので、コアキャッチャ−を設置、すると今度は建設費がかさみ採算が取れない状態。

これはペンタゴンに激突した映像
http://resistancepeople.weebly.com/uploads/1/6/5/1/16516398/4468099_orig.jpg
PWR系統図
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/02/02010102/03.gif
もしこれがタ−ビン建屋に衝突したら、主蒸気配管損傷、２次冷却ラインは停止、別ラインの復水ラインの配管も使用不能になる可能性がある、後は緊急炉心冷却のラインだけ。（スリ−マイルでは2次冷却ラインの異常で緊急炉心冷却が作動したが差圧水位計が誤動作し、運手員が満水と判断した結果、緊急炉心冷却を停止し炉心溶融した、その後NRCが未解決問題として改善を勧告したが、対策は採られていない、対策には巨額な費用がかかり、さらに圧力容器の内部の改造で、圧力容器耐圧の問題もある）

稼働中にテロリストが小型飛行機で主蒸気配管と緊急炉心冷却系の配管を破壊すれば、メルトスル−は時間の問題、もし大型飛行機がPWRの圧力容器の天井付近に衝突したらどうなるが、実際に実験しないとわからない、これはPWR内部の映像。
http://www.gengikyo.jp/topics/20010131a13.jpg

中はスカスカで、コンクリ-トが落下し圧力配管系統（計測補助配管がある）が損傷すると一直線に炉心損傷になる可能性あり、内部は高線量になり内部でのリカバリ−はできない。。（福島では2号機及び3号機ではSR弁の開閉作業をしていた）

これはBWRの構造
http://www.geocities.jp/ombudsman_nogi/gen.jpg
建屋はコンクリ−ト構造で仕切られていて、側面や天井に飛行機が衝突しても格納容器に直接影響はない、（ただしタ-ビン建屋側の主蒸気配管を破壊すればPWRと同じ結果になるし天井は薄いので使用済みプ-ル側にコンクリ-トが落下しさらに飛行機が爆発炎上する可能性がある）

福島の事故はそこにBWRだっただけもしPWRでも末路は同じ、福島では550ガルのゆれが3分近くあった、PWRの内部の構造を見てみるととても耐えられるとは思えない。

イスラエルがイランの原発を空爆したのは稼動前で、目的は徹底的に破壊し修繕不可能な状態にすること、もし稼働中なら少量のミサイルで破壊できるが国際的な批判はもっと大きくなる。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/162.html#c33