10. 2017年6月07日 22:39:30 : KCbTYPzBzk : 5Nfbn34Ncko[1]
2万2000ベクレル検出=プルトニウム239など−原子力機構職員の被ばく・茨城
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060700614&g=eqa
「大洗研究開発センターで...職員ら5人が被ばくした事故で、
うち50代の男性1人の肺から
放射性物質プルトニウム239が2万2000ベクレル検出されたと発表した。」
「今後50年間の推定被ばく量は、最大で12シーベルトに達する」
α線核種による発癌リスク、つまり、
物体(ヘリウム原子核)が、通る道にある物を力学的にすべて破壊しながら突き進んで行く
ことで起こる発癌リスクを、
γ線が通って行く(大半はすり抜けて行く。少しだけ作用して行く)ことで起こる発癌リスクと
わざと同列に扱って、
何でもかんでもシーベルトだけ決まると思い込ませて読者を騙す、悪質な書き方です。
福島原発3号機燃料プール内のプルトニウムが大量に飛散した可能性が高いことを誤魔化すために、
日本の支配者達(国民から奪って集めた金の分け前をもらってる連中)は、ネットを使って、
「シーベルトでは、
1Fの敷地全体が人が居られないほどになっていない、
3号機建屋近辺だけ人が居られないほどになってるだけだ。
だから、プール内のプルトニウムの飛散した量が燃料1体分か500体分かわからなくても、
シーベルトでその程度だから、発癌リスクもその程度しかないとわかるんだ」
という、間違った解釈を国民に植え付けて来た。
ところが、この大洗の事故では、
α線核種による発癌リスクを、新聞記事として公式に書かないといけなくなった。
そこで本当のこと、つまり、
「シーベルトではわからない。α線核種の量でしか評価できない」と書くと、
プール内のプルトニウムが飛散した量が燃料1体分か500体分かわからない限り、発癌リスクはわからない、
残り550体分についても燃料が爆発後もプール内にあるかわかる画像を公開してもらわない限りわからない
とバレてしまう(公開されてるのは566体のうち10〜20体だけ。公開すべきものが未だに550体残ってる)、
そこで、日本の支配者達に気を遣って、本質をはぐらかした書き方をしてるのです。
そりゃ12シーベルトによる被害も出るだろうけど、
それよりずっと大きく、α線核種による被害が出るだろう! そっちはダンマリかい?
こう言うと、
「3号機建屋近辺だけ人が居られないほどになっている。
数体だと言い切れる」
と、また根拠のない話を広めようとする人達が現れるけど、
3号機燃の写真 http://c23.biz/eV77 を見ればわかるとおり、
爆発時に鉄骨,数十トンが1000℃になった。つまり1000度上がった。
もし、燃料1体の出した熱(連鎖反応による)だけでそうなったのなら、
その燃料は、自分自身を160万度に上げる熱を出したことになる(理由は後述)。
燃料10体の出した熱でそうなったのだとしても、
その燃料は、自分自身を16万度に上げる熱を出したことになる。
中性子が水で減速するまで次の核分裂を誘発できない、
核分裂が次の核分裂を誘発するのに0.0001秒かかる原発燃料で(核兵器は0.000001秒)、
160万度も上がるわけがない。
(しかし、気化はする。連鎖反応の条件を満たさなくなるのは気化した後だから)
連鎖反応が始まって、自分自身を3000度上げる熱を出した時点で気化し、
原子同士の間隔が拡がり始めたり、中性子を減速する水がそこから無くなり始めたりすると、
すぐに、連鎖反応の条件を満たさなくなって連鎖反応が停まるのだから、
それほどの熱が出るまで、連鎖反応が持続するわけがない。
つまり、16万度も160万度も上がるわけがないので、
熱を出して気化した燃料が、ある程度の量ないと、
鉄骨,数十トンを1000度上げることはできないのです。
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/241.html#c10