21. 2018年3月10日 01:00:31 : xnJGdGSLbU : 5g_UqvJC53k[1]
ただの通りすがりの話。
小さかったから、もうよくは覚えてない。
彼の死の1年以上前だったと思う。私はご家族の一人と知り合った。
その方から、ご家族に彼が居ると知った。私は両親にそれを話したらしい。
私とその方が会わない期間があった。これは、子ども(=私)が新しい習い事で忙しくなった、というような理由だ。
その間に、彼は亡くなった。
この時、まだ、彼=その方のご家族の彼とは知らなかった。
それを知ったのは、いつだっただろう。
「飲みかけのコーヒー」という言葉が脳裏に焼き付いている。
父から聞いたのか、母から聞いたのか、覚えていない。
スーパーで会った時にその方から聞いたのか、はたまた新聞か。
「コーヒーは飲みかけで、仕事の途中のようだった」「窓はそんなに開かない」
テレビかネットで知った知識が混じってしまったのか。
あの街を離れて久しい。
その方がどうなさっているのか、私には分からない。
でもあの時の異様さは、何故か子ども心ながらに覚えている。
私が知っている、彼についての話。
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/878.html#c21