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[政治・選挙・NHK229] 思いやり予算で米軍の情報収集にまで加担していた日本  天木直人 赤かぶ
1. 2017年7月21日 14:06:33 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[1]
(ニュースQ3)謎の工場に思いやり予算、これってあり?
2017年7月21日05時00分 朝日新聞

 調査報道を手がける米ネットメディアが4月下旬、元米国家安全保障局(NSA)契約職員スノーデン氏が入手した機密文書を根拠とし、在日米軍基地にある「アンテナ工場」建設費のほぼ全額を日本政府が出したと報じた。日本政府は「コメントを差し控える」(防衛省)として説明しない。その背景には、日本が払う「思いやり予算」による在日米軍施設整備の不透明さがある。

 ■アンテナ製造か

 米ネットメディア「インターセプト」によると、概要はこうだ。米軍横田基地(東京都)で2004年に3千平方メートルの工場が完成し、建設費660万ドル(約7・4億円)をほぼ日本政府が拠出。これが実はNSAの工場で、イラクや韓国、中南米などで電波情報を取るアンテナを造っている――。記事では、機密文書とされるメモがアップされた。

 米軍が世界各地で情報収集するためのアンテナをもし横田基地で造っているとすれば、妥当なのか。日米安保条約では、米軍が使用を許される日本の施設は「極東の平和の維持」が目的。横田基地広報に聞くと「問い合わせはNSAに」。NSAにメールを送ったが、返事は来ていない。一方、防衛省はアンテナ工場について、報道の根拠とされる文書の「詳細を承知しない」として答えない。

 ■これまで1200億円

 在日米軍駐留経費の多くを日本側の負担で賄う思いやり予算の柱の一つには、防衛省が所管する提供施設整備(FIP)という枠組みが存在する。対象物件は毎年、在日米軍司令部の要望リストから同省地方協力局が選ぶ。同省によると、1979年度以降で計2兆3283億円、うち「工場」に1199億円が拠出されている。00〜04年度、横田基地では「工場」に40億円使ったという。「04年完成のアンテナ工場」の建設費を賄える額ではある。

 ただ、防衛省は「米軍の態勢に関わる」としてFIPの「工場」を個別には明かさず、「整備や検査の施設などを在日米軍に資するか必要に応じて採択している」と説明。防衛省幹部は「アンテナで得る情報が北朝鮮のミサイルや自衛隊の海外活動に役立つ、と米側に言われたらFIPを拒めない」と話す。

 ■予算急激に増加

 防衛省の口が重い背景には、ともに財政が厳しい日米間のせめぎ合いの末、額は減ったものの、どんぶり勘定になっているFIPの現状がある。在日米軍の施設整備には米国の予算も使われ、日本の負担範囲はあいまいだ。一時はゴルフ場やショッピングセンターにまで広がった。

 「テロとの戦い」で軍事費がかさんだ米国は思いやり予算への期待が強い。日米同盟を重視する安倍政権になり、16年度から5年間は各年度206億円を下回らないと日米が合意。「中身より額が先に決まるのはおかしい」との野党の批判に、政府は「日本の安全保障環境もふまえねばならない」(麻生太郎財務相)と反論する。

 FIPのうち「工場」は、13年度予算以降は平均19・1億円。民主党政権時の年平均2・4億円から急増している。防衛省の担当者は「毎年米側の要望の調査には半年かける。絞り込みが大変」と話すが、詳細が明らかにされない「工場」の割合は着実に増えている。

 (藤田直央)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13047143.html?rm=150
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/457.html#c1

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
4. 2017年7月21日 18:37:05 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[2]
燃料デブリか、圧力容器下つらら状の塊 福島第一3号機
7/21(金) 15:01配信 朝日新聞

 東京電力福島第一原発3号機のロボット調査で、東電が21日、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)とみられるものが、原子炉圧力容器の下につらら状に垂れ下がっているのを確認したことが、関係者への取材で分かった。3号機はこれまでの解析で、ほとんどの核燃料が圧力容器に開いた穴から溶け落ちたとみられる。デブリと確認されれば、事故の解明や今後の廃炉作業の貴重なデータとなる。

 東電はこの日早朝から、3号機の格納容器に水中ロボットを投入。19日に調査した圧力容器直下へとつながる開口部から中へと入り、崩落した構造物の状況などを調べていた。

 ロボットが圧力容器の直下にまで進んだところ、圧力容器に開いた穴からデブリとみられる物体が、つららのように垂れ下がっている様子がカメラに映ったという。

 19日の調査では、圧力容器の底にあった構造物などが崩落している様子が撮影されていた。溶けた燃料が周囲の構造物を巻き込みながら落下した可能性があるという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000066-asahi-soci
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c4

[政治・選挙・NHK229] 自民「稲田隠し」の身勝手 集中審議させず自発的辞任要求 特別防衛監察に陸自カンカン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 2017年7月21日 18:40:20 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[3]
文民統制に懸念も=稲田防衛相と陸自が対立
7/21(金) 16:48配信 時事通信

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題は、稲田朋美防衛相の関与をめぐって、稲田氏と陸上自衛隊の主張が食い違う異例の展開となった。

 稲田氏と陸自が対立しているのは明らかで、シビリアンコントロール(文民統制)の機能不全を懸念する声も出ている。

 「私は徹底的な事実関係の解明を指示しており、必要があれば喜んで協力する」。稲田氏は21日の記者会見で、こう語った。日報問題の特別防衛監察を実施している防衛監察本部の聴取に、積極的に応じる姿勢を示すことで、自らの主張が正しいとアピールする狙いが透ける。

 陸自は監察本部の聴取に対し、日報データが見つかったことを2月中旬に稲田氏に報告したと説明している。稲田氏は通常国会での答弁も含め「報告はなかった」と一貫して否定。監察結果の公表時期について、防衛省は当初検討した21日を見送り、週明け以降に持ち越した。

 日報問題への稲田氏の関与を伝える報道に関し、防衛官僚には「責任を押し付けられることを恐れた陸自のリーク」との見方が強い。8月3日には内閣改造を控えており、稲田氏に対しては与野党に交代論が広がる。

 文民である政治家が自衛隊を指揮・監督する民主主義の原則からして、陸自が閣僚人事に影響を及ぼそうとすれば行き過ぎだ。自民党国防族からは、稲田氏と陸自の確執に「文民統制が利いていない、という議論に発展しかねない」と危惧する声が漏れる。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000086-jij-pol

http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/465.html#c5

[国際20] トランプ氏、ロシア疑惑で恩赦検討との報道 民主党議員は「非常に憂慮」(AFP) 赤かぶ
1. 2017年7月21日 19:05:14 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[4]
大統領、自分を恩赦? =ロシア疑惑で弁護士検討―米紙
7/21(金) 16:15配信 時事通信

 【ワシントン時事】ロシア政府による米大統領選介入疑惑の捜査をめぐり、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は20日、トランプ大統領に自身を恩赦する権限があるかどうかなどをトランプ氏の弁護士チームが議論していると報じた。

 ポスト紙は「トランプ氏が自分を赦免すれば、激論を巻き起こすだろう」と指摘している。

 ポスト紙によると、トランプ氏は、大統領には自身や家族、側近に恩赦を与える権限があるのかなどを周辺に質問。弁護士チームもこの問題について議論を重ねている。現時点では理論上の検討にとどまっているというが、大統領が自分を恩赦することになれば、前代未聞だ。

 弁護士チームはこれとは別に、モラー特別検察官の捜査を妨害する方法も検討。その一環として、捜査員の民主党への献金歴など「利益相反」と見なし得る事例を積極的に収集している。

 一方、ブルームバーグ通信は20日、特別検察官がトランプ氏らの商取引を調べていると報じた。ポスト紙によれば、弁護士チームはこれに対し、特別検察官に権限の逸脱がないか厳しく監視していく方針だという。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000080-jij-n_ame

本当なら常軌を逸してる。
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/127.html#c1

[政治・選挙・NHK229] <要注意>民進・有田議員が解散総選挙に言及「内閣改造直後(8月頭)に50議席失っても構わない自爆解散」 赤かぶ
1. 2017年7月22日 01:00:49 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[5]
公明が予言、首相の求心力低下で解散が早まるナゾ
2017/7/21 6:35 日経新聞

 公明党幹事長、井上義久が13日の党会合で、次期衆院選の準備を急ぐよう指示した。東京都議選で連立を組む自民党の惨敗と内閣支持率の急落で、永田町では「とても解散できるような状況ではなくなった」との見方が広がる。そんな状況で公明党が危機感を強めるのはなぜか。

■「解散は来年9月以降」の常識覆る?

 井上が発言したのは全国の地方組織の代表者を集めた会議。都議選について、都知事の小池百合子が率いた地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力を結んだことが勝利につながったと総括。そのうえで「解散は常識的には来年9月以降だったが、自民党内の政局で流動的になった」と指摘した。「いつ選挙があってもおかしくない状況だ。次の戦いに向けた備えをしよう」と呼びかけたという。

 井上が「常識的」と語った来年9月以降とは、同月に予定される自民党総裁選から衆院議員の任期満了である来年12月までの間を指す。2020年の新憲法施行をめざす首相の改憲スケジュールが下敷きにある。

 首相の安倍晋三が描く最短の日程は、今秋の臨時国会が終わる前までに自民党の改憲案を提出→来年の通常国会で衆参両院それぞれ3分の2以上の賛成で改憲案を発議→発議から60〜180日以内と定められている国民投票で過半数の賛同を得て、18年中に改憲実現――というものだ。

 通常国会は会期延長がなければだいたい6月中に終わるので、国民投票は来年の夏から年末にかけてと想定される。その周知期間中は議会の構成が変わる衆院選を避けるとすれば、解散は来年9月の党総裁選で安倍が3選を果たしてから、あるいは新しい総裁のもとで、というのが井上氏の言うこれまでの「常識的」な見方だろう。

 だがそれは、任期満了近くまで追い込まれて解散しても、選挙に勝つ自信あればこその強気のシナリオだ。手ごわい野党の存在がない現状が続くのが前提だった。都議選の惨敗と内閣支持率の急落は、そんな安倍や自民党の自信を揺るがす。

 とはいえ改憲案の発議をめざす来年の通常国会の前という早い段階で、衆院で与党が持つ3分の2を超す議席を失うリスクのある衆院選に打って出るのも一層、難しくなったはずだ。しかし、それも首相の求心力低下で改憲スケジュール自体がずるずると後ろズレしてゆけば、発議後をにらむ解散のタイミングも一緒に後退し、時機を逸してしまう。

 来月の内閣改造でどこまで政権浮揚できるかが当面の焦点ではあるが、政権の力が弱まりつつあるのに解散が早まりかねないという一見、矛盾した仮説はこうして生まれる。

■「公明抜き」で惨敗の傷

 与党が追い込まれ解散を避けたい理由の一つが都民フの国政進出の噂だ。小池側近で無所属議員の若狭勝は日本経済新聞のインタビューで、最短で今年11〜12月の結党に言及した。

 野党第1党の民進党を巻き込んだ新たな政界再編の芽が生まれるだけではない。20年になろうとする自公の選挙協力にも影響しかねない。井上が選挙準備の尻をたたくもう一つの要因だ。

 公明党は都議選で自民党との関係を断ち切り、都民フと選挙協力を結び23人の全員当選を果たした。公明党の協力を失った自民党は、57議席から半分以下の23議席と公明党と同数にまで激減した。

 安倍は3月に公明党と都民フが選挙協力を決めると、自民党幹事長の二階俊博らに「公明抜きで、単独で勝負するいい機会ではないか」と語ったという。二階も「自民党の選挙といえば、公明党頼りのように皆が言う。今までにない選挙をやる」と意気込んでいた。その結果の惨敗に、怒りのやり場もないだろう。

 公明党執行部は「都議選と国政は別」と口をそろえるが、党内からは「都内の有権者は都議選と衆院選で変わるわけではない。都議選は都民ファーストを応援し、衆院選では自民党と協力しろと言われても納得しないだろう」との声が漏れる。

 特に東京でただ一人の小選挙区選出である元代表、太田昭宏の東京12区は深刻だ。選挙区である北区では、都議会自民党幹事長が都民フの都議団幹事長に敗れた。

 都民フが国政進出する場合、候補者擁立が東京だけとは限らない。選挙の実務を担う党幹部職員は「いったんこじれた関係の修復は難しい。次の選挙は都市部での選挙協力はできないかもしれない」と語る。

 最近、関東の小選挙区選出の自民党議員から初めて食事に誘われたという公明党の若手議員もいる。自民党議員も戦々恐々としてきた。

=敬称略

(大場俊介)

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19027460Z10C17A7000000/?dg=1
http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/479.html#c1

[政治・選挙・NHK229] 早々と旗を巻いて退散した岸田と石破の腑抜けぶり! 赤かぶ
1. 2017年7月22日 08:13:17 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[6]
<内閣改造>石井国交相留任へ 高市総務相は交代
7/22(土) 6:30配信 毎日新聞

 安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相を留任させる調整に入った。総務相の在任期間が6月に歴代1位になった高市早苗総務相は交代の方向。岸田文雄外相は引き続き閣内か、自民党の要職で処遇する方針だ。首相は21日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、「人心一新を図りたい」と人事の狙いを説明した。

 山口氏は会談後、「改造後の内閣を支えるにふさわしい適材を推したい」と記者団に語り、今月中に公明党の希望を首相に伝える考えを示した。ただ、党の幹部人事を決める党大会は今年は予定されておらず、石井氏の交代を求める意見は党内で出ていない。山口氏は石井氏について「国会答弁も国交省の所管事項も、極めて誠実に的確に対応した。内外の評価は高い」と述べた。

 首相は9日、「骨格をころころ変えるべきではない」と述べ、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の続投を明言した。自民党役員人事では、二階俊博幹事長と高村正彦副総裁の留任が固まっている。2012年12月の第2次安倍内閣発足時から外相を務める岸田氏の処遇が今後の焦点だ。岸田氏は21日の記者会見で「党も政権も厳しい状況にある中、政権を支えなければならない」と述べた。

 首相は、「共謀罪」法を巡る国会答弁が不安定だった金田勝年法相や、東京都議選中に失言した稲田朋美防衛相を交代させる。政権内では、防衛相に関しては経験者を含めた手堅い人事を行うべきだとの声が出ている。

 ◇民進、野田幹事長の交代検討

 一方、民進党の蓮舫代表は都議選の惨敗を受けて、野田佳彦幹事長を交代させる検討に入った。蓮舫氏は続投する見通し。25日の党両院議員懇談会で都議選の総括をしたうえで、党役員人事を行う方針だ。【田中裕之、樋口淳也】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170722-00000007-mai-pol



http://www.asyura2.com/17/senkyo229/msg/482.html#c1

[原発・フッ素48] 福島第1原発3号機 格納容器内部にデブリ 初めて確認、写真9枚公開 東京電力 赤かぶ
2. 2017年7月22日 08:18:19 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[7]
福島3号機調査 「デブリの可能性高い」 格納容器に垂れ下がる塊
7/22(土) 7:55配信 産経新聞

 東京電力は21日、福島第1原発3号機の原子炉格納容器内で2回目となる水中ロボット調査を行い、圧力容器下部から鍾乳石のように垂れ下がる物体や、格納容器の壁側に堆積した物体の撮影に成功した。溶け落ちた核燃料(デブリ)の可能性が高いとしている。デブリであれば、平成23年3月の同原発事故以来、映像で確認されたのは初めて。

 東電の木元崇宏原子力・立地本部長代理は「写真では明らかに原子炉の中から構造物が溶けて出てきている。核燃料が溶けて落下し、周りの金属構造物と一緒になっていると考えるのが自然だ」と述べ、デブリの可能性が高いと判断した理由を説明した。

 調査は午前5時から約6時間にわたって実施。19日の1回目調査より奥にロボットを進め、損傷が激しい作業用足場の壁側付近や、圧力容器の底部を見上げるように撮影した。

 東電は当初2回の予定だった調査を3回に増やし、22日には格納容器の底までロボットを潜らせる予定。格納容器内では足場など複数の構造物が底に落ちているとみられ、障害物が多いため、有線で操作する水中ロボットが回収できない可能性もあるとしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170722-00000061-san-soci

遂にデブリが確認された。
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/447.html#c2

[原発・フッ素48] 福島第1原発3号機 格納容器内部にデブリ 初めて確認、写真9枚公開 東京電力 赤かぶ
3. 2017年7月22日 08:21:18 : XVv9uTZ2qc : 5CTUD7tX@Ps[8]
溶けた核燃料か、取り出し方法は見えず 福島第一3号機
7/21(金) 23:54配信 朝日新聞

 東京電力は21日、福島第一原発3号機の原子炉圧力容器直下を水中ロボットで調査した。関係者らによると、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)のような塊が、圧力容器の下に垂れ下がっていたり、落下した構造物の上に溶岩のようにへばりついたりしていたという。構造物も多数崩落しており、3号機が激しく損傷している状況が明らかになってきた。

 水中ロボットはこの日早朝、圧力容器を支える筒状のコンクリートの開口部から内部に進入した。

 関係者らによると、圧力容器の真下あたりで見上げたところ、圧力容器の底にある円筒型の装置から、垂れ下がって固まった塊が見えた。また、下方を見ると格納容器の底に多数の構造物が崩落しており、その上に溶岩のような塊がへばりついているのも確認できたという。

 デブリのような塊は今年初めにあった2号機の調査でも見つかったが、放射線を測るロボットが途中で立ち往生したため、デブリかどうか確認できていない。今回の塊も線量は測れていないが、関係者は「したたっている状況や形状から、デブリの可能性は高い」と指摘している。

 東電は22日もロボット調査を続ける。格納容器の底までロボットを進ませて、塊の広がり具合や量などを調べる予定だ。

 格納容器内のロボット調査は今年、1〜3号機で相次いで行われた。東電と国は、こうした情報をもとにデブリをどう取り出すかの方針を今夏にも決める方針だ。来年には具体的な工法を決定し、2021年に1〜3号機のいずれかで実際に取り出しを開始すると中長期計画で定めている。

 調査では「2号機より3号機の方が明らかに損傷が激しい」(東電の担当者)ことが分かったものの、事故から6年が経っても一部の状況しか判明していない。原子力規制委員会の田中俊一委員長は19日、「デブリの取り出し方法を具体的に確定できる状況にはほど遠い」と指摘した。

 調査ロボットは国際廃炉研究開発機構が開発。1〜3号機で計約70億円が投じられている。(川原千夏子、富田洸平)


■元日本原子力研究開発機構上級研究主席の田辺文也さん 福島第一原発3号機で燃料デブリが圧力容器の外に出ていることは想定されていた。取り出す方針を立てるには、デブリの分布や形、成分などを知る必要がある。今後の課題であり、それらが分からないと、実際の取り出しは困難だ。


■長崎大核兵器廃絶研究センター長の鈴木達治郎教授 燃料デブリが見つかったのであれば、廃炉作業で大きな前進だ。ロボットやカメラが機能し、燃料が固まっている様子や場所がわかったことになる。固まっていれば遮蔽(しゃへい)しやすく、取り出し作業に有利だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000134-asahi-soci

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/447.html#c3

   

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