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4miGqtyw@4M コメント履歴 No: 100000
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[原発・フッ素33] 僕が子供に牛乳を飲ませない7つの理由  なんとも恐ろしい日本の牛乳 私は豆乳ヨーグルトにトルコレーズン。 てんさい(い)
105. 2018年3月25日 21:05:03 : r8zyIy3B8s : 4miGqtyw@4M[1]

理由その11

骨粗鬆症の一因となるため。


カルシウムの摂取量が多い国に骨の疾患が多いという現象を、カルシウム・パラドックスと呼ぶことがある。骨の材料となっているカルシウムを摂取しているにもかかわらず、骨折や骨粗鬆症が多いという、逆説的なことが起こっていることから、このように呼ばれている。

2002年に世界保健機構 (WHO) は、カルシウム・パラドックスに言及し動物性たんぱく質による酸性の負荷に触れており、2007年にWHOは、タンパク質中の含硫アミノ酸、メチオニン、システインの酸が骨のカルシウムを流出させ、
(動物性タンパク質は植物性タンパク質に比べてこれらの含硫アミノ酸を多く含み、含硫アミノ酸は分解されて最終的に硫酸イオンとなり、体液の酸・塩基平衡を酸性側に傾け、酸性になった体液はアルカリで中和して酸・塩基平衡を保たなければならず、中和に用いられるアルカリ源としてカルシウムが利用される)、
骨の健康に影響を与えるため、カリウムを含む野菜や果物のアルカリ化の効果が少ないときカルシウムを損失させるため骨密度を低下させると報告した。
(1970年代に行われた代謝実験で既に報告されています。)

原文(WHO/FAO/UNU合同専門協議会)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/43411/1/WHO_TRS_935_eng.pdf

・Walker RM, Linkswiler HM. Calcium retention in the adult human male as affected by protein intake. Journal of Nutrition 102: 1297-1302, 1972.

・Schwartz R, Woodcock NA, Blakely JD, MacKellar I. Metabolic responses of adolescent boys to two levels of dietary magnesium and protein. II. Effect of magnesium and and protein level on calcium balance. American Journal of Clinical Nutrition 26: 519-523, 1973.

・Anand CR, Linkswiler HM. Effect of protein intake on calcium balance of young men given 500 mg calcium daily. Journal of Nutrition 104: 695-700, 1974.

・Margen S, Chu JY, Kaufmann NA, Calloway DH. Studies in calcium metabolism. I. The calciuretic effect of dietary protein. American Journal of Clinical Nutrition 27: 584-589, 1974.

・Chu JY, Margen S, Costa FM. Studies in calcium metabolism. II. Effects of low calcium and variable protein intake on human calcium metabolism. American Journal of Clinical Nutrition 28: 1028-1035, 1975.

アメリカの骨・ミネラル学会は、1997年、「高タンパク食の骨代謝に与える影響」をめぐってシンポジウムを開催しました。このシンポジウムで、アルバート・アインシュタイン医学校のバーゼル(Barzel US)とワシントン大学のマッセイ(Massey LK)は「必要以上にタンパク質を摂ると骨量が減る」ことを強調し、骨粗鬆症の予防のためにはタンパク質摂取を少なくし、野菜や果物(ともにカリウムが多い)を多く摂ることを勧めています。

・Barzel US, Massey LK. Excess dietary protein can adversely affect bone. Journal of Nutrition 128: 1051-1053, 1998.


アベロウ(Abelow BJ)は、16カ国の動物性タンパク質およびカルシウムの摂取量と50歳以上の女性の骨折発生率との関係を調べました。その結果、カルシウムの摂取量および動物性タンパク質の摂取量と骨折の間に強い正の相関関係が認められました。肉や乳・乳製品をたくさん摂取している国ほど骨折が多かった。

・Abelow BJ, Holford TR, Insogna KL. Cross-cultural association between dietary animal protein and hip fracture: a hypothesis. Calcified Tissue International 50: 14-18, 1992.


牛乳を飲んでも骨粗鬆症の予防にならないことはアメリカで行われた大規模疫学調査においても確認されています。そのためアメリカでは、1998年から、「骨粗鬆症の予防に牛乳を」というコマーシャルがメデイアから消えた。日本でも2003年から骨粗鬆症に絡めた牛乳の宣伝が行われなくなったことにお気付きの方もいると思います。


・ローカーボンダイエットは、ダイエットとして効果を実感しやすい反面、健康を損なう可能性があります。


Effect of low-carbohydrate high-protein diets on acid-base balance,stone-forming propensity,and calcium metabolism

低炭水化物-高タンパク食が、酸-塩基バランスや結石形成、およびカルシウム代謝に及ぼす影響

論文リンク: http://www.ajkd.org/article/S0272-6386(02)00039-2/abstract

シカゴ大学総合外科部内科。内科、一般内科の部門; テキサス州ダラスのテキサス大学南西部医療センターの鉱物代謝および臨床研究センター。


背景:
低炭水化物高タンパク質(LCHP)食は、減量のために一般的に使用されている。この研究は、このような食事と酸 - 塩基バランス、腎臓石のリスク、およびカルシウムおよび骨代謝との関係を探究している。

方法:
10人の健康な被験者が代謝研究に参加した。被験者は通常、通常の非減量飼料を摂取した後、重度の炭水化物摂取誘導飼料を2週間摂取した後、適度な炭水化物摂取制限飼料を4週間摂取した。

結果:
尿pHは6.09(通常)から5.56(誘導; P <0.01)まで5.67(維持; P <0.05)に減少した。正味酸排泄は、56mEq / d(誘導; P <0.001)および51mEq / d(維持;P <0.001)、ベースラインは61mEq / dであった。尿中クエン酸塩濃度は、763mg / d(3.98mmol / d)から449mg / d(2.34mmol / d; P <0.01)で581mg / d(3.03mmol / d; P <0.05)に減少した。解離していない尿酸の尿中飽和は2倍以上に増加した。尿中カルシウム濃度は、160mg / d(3.99mmol / d)から258mg / d(6.44mmol / d; P <0.001)から248mg / d(6.19mmol / d; P <0.01)に増加した。尿中カルシウム濃度のこの増加は、分泌腸管カルシウム吸収の相応の増加によって補償されなかった。したがって、推定カルシウムバランスは130mg / d(3.24mmol / d; P <0.001)および90mg / d(2.25mmol / d; P <0.05)減少した。尿中のデオキシピリジノリンおよびN-テロペプチドレベルは上昇傾向にあったが、血清オステオカルシン濃度は有意に低下した(P <0.01)。

結論:
6週間のLCHP食の摂取は、腎臓への著しい酸負荷をもたらし、結石形成のリスクを高め、推定カルシウムバランスを低下させ、骨損失のリスクを増加させる可能性がある。
National Kidney Foundation、Inc. 2002


http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/403.html#c105

   

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