5. 未来のTOW[156] lqKXiILMVE9X 2017年8月05日 19:19:28 : sxGddR1HdM : 4l@Ah5eM3JU[1]
自民党が総裁に逆らわなくなったのは、実はごく最近のことだ。
小泉政権後の安倍首相、福田首相、麻生首相といたが、全員党内の「安倍おろし」「麻生おろし」で退陣を余儀なくされた。
全員1年と経たずに党内からの突き上げにあい、政権運営が困難になっていたのは記憶に新しい。
「一蓮托生」となったのは第二次安倍政権からのように思う。
なぜそうなったかの理由は簡単だろう。民主党政権の存在だ。
民主党は鳩山政権成立後、沖縄基地問題や政治とカネの問題で支持率が急降下。
その後も鳩山首相や小沢幹事長に対する党内非難が巻き起こり、社民党の政権離脱を決定打にして、退陣を余儀なくされた。
反鳩山、反小沢の急先鋒にいたのが、菅直人氏や仙谷由人氏であったのは、ここの小沢信者たちが一番よく知っているだろう。
菅内閣で野田氏や玄葉氏といった小沢氏と距離を置く者が厚遇されたのも、それを如実に表している。
自民党は当時野党で、党内対立の無益さをまじまじと見ていたのではないか。
当時の与党、民主党の党内争いは支持者、有権者を冷めさせるだけで、なんのメリットもなかったから。
自民党が「安倍総裁に忠実」なのは、単に安倍一強だからとか、小選挙区制のせいだとかいう原因の他に、
「民主党政権が党内対立で失敗した」ということもあるのだと思う。
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