15. 忍穂耳の垢[459] lEWV5I6ogsyNQw 2016年12月29日 14:22:53 : QkvFSBPuoc : 4l4sPZ4Ux8A[60]
この板で書き込むのは、ずいぶんとご無沙汰していた。
前に一度書き込んだ記憶があるのだが、そのときより少し深い話をしよう。
>小沢一郎自由党党首の「男系に限ったのは明治以降の話で、女性の皇位継承は一向に差し支えないと思う」との発言・・
これには流石に笑った。
小沢というお方は勉強熱心と聞くが、そもそもの素質の問題あるとみる。
この記事が本当ならば、こうした方に国を任せてはならないだろう。
>次に男女平等云々である。それなら人間も平等なのだから、皇室特別視は止めにしよう、といわれたらこの政治家たちはどう反論するのだろうか。
本記事では天皇制度という視点で解説されているやにみたが、もっと本質的な話をしよう。
男女平等を言う前に、
近代という既に色の付いた視点でみるから、そこに隠れている誘導が見えない。
近代の思想と語られるのは、西欧的な思潮であり、その底にはキリスト教の価値観が隠れている。
近代・・という冠詞から語りはじめてしまえば、それらの枠組みをぜんぶ認めたことになる。
だから、この種の議論が日本の伝統とは相容れないのは、むしろ当然なのだよ。
日本は、西欧で生まれ育った価値観、それもキリスト教が隠れているものを、
無批判に受け容れてよいものかどうか、よく考えてみる時が来た。
特に、キリスト教は、
これは話が長くなるので結論だけを述べるが、
アブラハムの一神教のひとつの中で最も、人間の「原罪」への対処を忘れたものだ。
キリスト教の中には、その「原罪」への甘やかしが随所に隠れている。
「人道」も「博愛」も、どれもが女性的な思潮。
それは「原罪」が裏側にあることに気付いていないということでもある。
だから、善かれとしたことが、どれも裏目にでる。裏にある「罪」の果と罰が頭をもたげる。
それが欧州各地で起るようになったテロであり、文化の解体・変容だ。
「人権」「平等」を語るのは良いが、その裏にある「原罪」を見ていない。
いずれ、その「原罪」を放置した報いは、罰となり彼らに襲いかかるということ。
いまも進んでいる最中に見る如く、この西欧の女性的な「人道主義」は国の瓦解をもたらすだろう。
そうなってからでは遅いのだよ。
一夫一婦制とは、
つまるところそれは女性(雌)からみた伴侶の独占願望に根ざすもの。
自然界をみるがいい。
ある種の鳥に見る如く、一夫一婦を守るものもあれば、
猿山のボス猿に見る如く、一夫多妻を行くものもある。
人間は、誠を尽して、この両極を自在に選べばよいのだよ。
日本は、古くからそうしてきたのだ。
記事にある小沢某の物言いは誤りなのは言うまでもない。
以上をまとめると、こうなる。
妾や側室を許さないのは、西欧のキリスト教の裏側にある、雌の願望のゆえ。
その雌の願望と、それが論理構築して成した博愛・人権の思想は、
深い意味での「わいため:秩序」が無い故に、博愛・人権とは真反対のものまで連れてくる。
テロの恐怖に怯える今の欧州に見る如くにだ。
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/773.html#c15