9. 母系社会[1297] leqMbo7Qie8 2017年3月28日 23:26:19 : rpP1Vx6urg : 4D7dDfxJBqw[1]
<中国が日本を必要とする時代から、日本が中国を必要とする時代に変わった>
かつて、ケ小平が改革開放を始めた時の中国は資金(ドル)が無かったので、外国からの直接投資や間接投資が必要だったので、中国に進出する外国企業の法人税は、特別に低く優遇されていたが、最近、その優遇処置が廃止されたため、撤退する外国企業も多いという。
また、中国に進出する外国企業の従業員(外国人)は、どんな人でも歓迎したのだが、今年4月1日から、中国は中国で働く外国人を分類し、一部は制限し始めるという。
中国は、居住するすべての外国人を、明るい未来をもたらす優秀な人材はAランク(ノーベル賞級人材)、Bランクは国内市場の需給や発展に応じて増減させていく人材で、Cランクは、臨時的、季節的、及び技術を伴わないサービス業などに従事する外国人。
Cは今後、国家政策に基づきながら、居住を厳格に制限してゆくというので、将来は、中国で働ける人は、中国がまだ不足している高度な技能・知識などを持つAとBランクの外国人だけになるかもしれない。しかも、AとBの「水準」が驚くほど「高い」ので、日系企業は大パニックに陥っているという。
要するに、日本や欧米からの技術移転がかなり進んだので、外国企業でも、中国人でも可能な仕事は現地の中国人を雇えと要求し、受け入れられないのであれば、撤退しても良いというわけで、立場が逆転したのである。
年齢の評価では、若い人が優遇され、企業は「フォーチュン500強」に入っている企業の駐在員ならば加算されるというのだが、最新版で、これに入っている日本企業は10%強しかない。
学歴では、「大学ランキング100」に入っている大学の卒業者が加算されるが、「クアレリ・シモンズ」が発表した2016年ランキングでは、東大や京大、東工大、阪大、東北大の5校しか入っていないので、早稲田や慶応の卒業者でも0点である。
ただし、日本の大企業の現地法人の会長や社長には、無条件でBランクが与えるという。その他、「中国語」も評価されるが、中国語が堪能な日本人は少ないので、Cクラスが4月1日からどうなるか心配が広がっているという。
日本企業の最先端技術は相変わらず貴重だが、最先端技術は欧米企業からも得られるので、両国関係は、中国が日本を必要とする時代から、日本が中国を必要とする時代に変わったのである。
前代未聞! 中国が始める外国人「ABCランクづけ」制度
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50496
日系企業は大パニック