50. 薬膳[8] lvKRVg 2017年10月25日 03:57:31 : 7J8utOSFrk : 3czQ0DIA8cM[1]
《実は勝ったのは野党!国民は明確にアベにノーといっている!!!》
朝霞唯夫氏の論説は、まさにジャーナリストとして混じり気、染まり気のない視点と確かな取材・分析に裏打ちされていると思います。自公盤石とかシンジローグッジョブのアホらしい連呼ばかりで、まっとうな分析がメディアからまったく発信されないが、よく見れば、新たな発見だらけなのです。
まず与党圧勝といわれているが、それは違う。
アベは野党の混乱に乗じ、一気にモリカケ突破と改憲の足場を固めるべく自身にとって最良のタイミングで解散に踏み切ったにもかかわらず、自公は公示前より議席を減らした。3分の2は確保したかもしれないが、得票数ではほとんどのブロックで立憲と希望を足した数にも達していない。つまり、与党組と野党組の得票を運動会の玉入れ式に発表すれば、全国的には野党組の圧勝なのです。ぶっちゃけ、勝ちを負けにされているといっていいくらいの詐欺的行為でしょう。
数字を見ていると、もしも全国各ブロックで戦略的な野党共闘が実現していれば……と思わずにいられない。有権者の半数しか投票しない中、この低得票数で国民の信任を得たなどとんでもない戯れ言で、実際には、ほとんどの国民は明確にアベにノーを突きつけているのが実情なのです。そうした大多数の民意が反映されない小選挙区制のシステムと、相変わらずの低投票率、マスコミの巧みな世論誘導が、日本の選挙ひいては民主主義にとって最大の障害であることは論を待ちません。
しかしながら、反アベを鮮明にする純粋かつトンがった野党、立憲民主党が新たに誕生し、しかも今回の衆院選で野党第一党の座を射止めたことは、国民にとっては非常に明るい材料となりました。
そもそも国家の主権者たる国民が、時の権力者(政府や官僚)の横暴を制限するための憲法を、よりによって制限されている側が「そろそろ変えたい」などと、どの口がいうのか?という話なのです。まったく、ヘアスタイルの話じゃねーつの。
無知で幼稚でふざけた馬鹿を葬り去るための国民の意志が、得票数という数字に明確に表れ、その馬鹿どもにはっきりとモノをいう真の野党第一党を得たことは、日本にまっとうな政治を取り戻す第一歩であり、そういった意味では、今回の衆院選は、野党と野党を応援したすべての国民の勝利といえるでしょう。
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