http://www.asyura2.com/acas/2/2a/2ar/2arvXsiuTYY/100000.html
7. 仁王像[1436] kG2JpJGc 2017年4月09日 13:08:57 : xnwwnuHOGU : 2arvXsiuTYY[1]
・軍産と正攻法で戦うのをやめたトランプのシリア攻撃〜トラ大統領が戦争したがるほど、軍産の人々は戦争したがらなくなる/田中宇
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/104.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 4 月 09 日 13:04:11: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/875.html#c7
18. 仁王像[1437] kG2JpJGc 2017年4月09日 13:18:56 : xnwwnuHOGU : 2arvXsiuTYY[2]
・軍産と正攻法で戦うのをやめたトランプのシリア攻撃〜トラ大統領が戦争したがるほど、軍産の人々は戦争したがらなくなる/田中宇
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/104.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 4 月 09 日 13:04:11: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/855.html#c18
2. 2017年4月09日 14:20:38 : xnwwnuHOGU : 2arvXsiuTYY[3]
(本文から一部抜粋補足)
米軍機が勝手にシリア領空に入ってきたら、露軍が迎撃するかもしれない。米露の戦闘は、一歩間違うと人類破滅の核戦争になる。米軍の上層部は、ロシアを敵視するだけで、ロシアと戦争する気がない。シリア上空はロシア軍が抑えている。米軍は、そこに入って行かない。トランプはアサドを倒せない。
米軍が発射した59発のミサイルのうち、目標に当たったのは23発だけだ。今回のような非効率なミサイル攻撃を繰り返すのは得策でない。トランプがシリアを攻撃するのは、今回が最初で最後かもしれない。
今回の濡れ衣的なミサイル攻撃で、ロシアは怒って米国との協調を解除した。米軍がシリアで活動するのは困難になった。今回の件は、シリアの将来を決める国際体制から米国が追い出され、ロシアやイランの影響力が増し、露イランの傘下でアサドが続投する多極化的な事態に拍車をかけそうだ。
アサド政権は最近、国際的に続投を容認されつつあり、そんな中でシリア軍が意図して化学物質を村に飛散させたとは考えにくい。米英の外交官や議員からも、犯人はシリア政府軍でなさそうだという声が上がっている。
▼トランプは軍産に負けて傀儡になったのか?
トランプは、米国の諜報機関やマスコミなどの軍産複合体が、アルカイダやISをこっそり支援したり、アサドやイランなどに濡れ衣をかけて攻撃したりする体制を破壊するために、大統領になったはずだ。大統領就任演説も、そのような方向性の「革命の檄文」だった。それなのに今回、トランプは突如、軍産お得意の濡れ衣戦争を、自分から積極的にやり出している。これは何を意味するか?
ありそうなのは、トランプ政権の上層部で、従来のトランプの軍産敵視の戦略を立案してきた「ナショナリスト(反覇権主義者)」と、軍産の意を受けた「国際(=米覇権)主義者」との権力闘争が激しくなり、ナショナリストが負けている結果、トランプが軍産の策に乗らざるを得なくなって翻身したことだ。
▼バノン式からオバマ式の戦いへと後退したトランプ
4月4日の化学兵器事件の真相が国連などの調査で暴露されていき、アサド政権は悪くないという話になる。ロシアと戦争したくない軍人たちが、アサド政権を濡れ衣から救う可能性が、すでに指摘されている。おそらくマスゴミは従来の濡れ衣戦争と同様、この真相をほとんど報じないだろう(マスゴミは全部つぶれた方が良いと言ったバノンは正しい)。しかし、外交官や軍人といった関係者たちは、濡れ衣を認めざるを得なくなる。
トランプが今回、突然に軍産の傀儡として振る舞い出してミサイルを発射したとたん、それまでトランプ敵視ばかりだった米議会が一転してトランプを称賛し始めた。反トランプなマスゴミの筆頭だったCNNが「トランプはようやく(一丁前の)大統領になった」と礼賛した。難航していた最高裁判事の人事の議会承認が、一気に可決した。議会の支持を維持できれば、経済や国内の政策も議会に通りやすくなる。結果が変わらないのであれば、バノンが提唱していた過激な正攻法のトランプ革命方式より、非正攻法の隠然とした傀儡演技の方が効率的ともいえる。