7. 2018年7月22日 20:56:15 : Gun6kOJjHU : 1lwSRsbANGo[1]
クルド勢力の動向としては、シリア中央政府への帰順に向けて動きだしている。
シリア北東部ハサカ都のハサカ市の半分を占めていたクルド支配地域がシリア政府に帰順し、公共の建物にシリア国旗が掲揚された。
アフリンでクルド勢力は「学習」をした結果、大勢を理解したに違いない。トルコ軍のアフリン侵攻に対してシリア政府に援軍を求めたが、前提条件はクルド支配アフリン地区にシリア国旗を掲揚することであった。同じ国旗のもとでの援軍を拒み、シリア政府からは形式的な援助のみになってしまった。
現在シリア、トルコ国境に位置するマンジブ市においてトルコ、US合意によりクルド勢力は撤退することになっているが、クルド主体のマンジブ管理組織はシリア政府への権限移譲を求めてシリア政府と交渉している。イスラエルによるホワイトヘルメッツ救出を「見逃し」、拘束起訴をしなかったことで、USサイドがその方向に動く可能性が高い。
そのほかにラッカ近傍のユーフラテス河のダムの管理、運営、維持はシリア政府に移譲されている、クルドの管理能力をこえている上に、かといってUS連合にそれをゆだねると即時にクルドの旗幟が鮮明となり、彼らには自殺行為となる。
スイスに眼科学のトレーニングの為に滞在した経験のあるシリア人が某インタビュウにて、このようにのべていた。
Americanns are historically professional liars in politics
この深い理解をクルドは有せず、シリア政府は有していた。
シリア政府へのクルド勢力の帰順は加速するとみている。