53. 2018年2月07日 01:32:18 : cnX7SldmMw : 1Dad8iTmxk4[1]
不正選挙ではない。
●名護市長選、自公が逆転勝利 「基地反対」一辺倒、敗れる
2018年2月6日
注目の沖縄県名護市長選は大方の予想を覆し、自民、公明、維新推薦の新人が、民進、共産など6野党が支援・支持する現職を大差で破った。
渡具知武豊氏(56)が2万389票、稲嶺進氏(72)が1万6931票。
自民党幹部が勝因の第1に「市民生活の閉塞感」を挙げた。
「名護市など沖縄県北部は、市長が基地反対で国の補助金を断ったりして、インフラ整備が遅れていた。渡具知氏は、経済活性化を訴えたのが有効だった」
ー米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設を抱えているが。
「稲嶺氏の第1の敗因は、『新基地反対』一辺倒だったこと。これまで2回の当選で同じ主張だったが、移設工事はどんどん進んでいる。3選したら工事は止まるかというと、そうではない。市民は冷静に判断した」
ー他に勝因は。
「自公協力が、維新も加わり力強く働いた。特に公明党と創価学会は本気。前回の自主投票から大きく変わりました。学会幹部が現地に常駐し、原田稔会長も現地入りした。負けたら学会の不名誉という流れだった」
ー直前の1月21日に投開票された南城市長選で、自公系候補が敗れたのも大きかったという。
「負けると思っていなかったのが、65票差で涙をのんだ。『最後まで手を緩めるな』が合言葉になった。自民党は名護市長選の最終日に、人気の小泉進次郎筆頭副幹事長を1月31日に続き、再投入した」
この選挙の特徴に、期日前投票が当日有権者数の約44%に達したことがある。
4日の当日投票者数は約32%だから、合計の投票者数は約76%。
全投票数の約58%が期日前だった(44÷76×100=58)。
関係者が内幕を語った。
「企業による動員が多かった。マイクロバスで投票所に運ぶ。稲嶺氏を支援する革新側が、投票所前で待ち構えて『会社ぐるみでやっているんじゃないか』と嫌がらせの妨害のようなことをした。革新側も期日前投票を組織したと思うが、自公と取り組みに差があり、これが勝敗を分けた」
ー事前の世論調査では、稲嶺氏が先行していたが。
「数字がよかったので、稲嶺陣営は勝てるだろうと緩んだ。南城市長選の逆だ。それに、名護市民は『世論調査にまともに答えない』と言われる」
翁長雄志知事の「地元が反対する新基地はつくらせない」とのスローガンが色あせた。
地元が反対ではなくなったからだ。
自民党幹部が言った。
「名護の勝利は大きい。二階俊博幹事長も2回、現地入りした。秋の知事選、那覇市長選に向けて弾みになるだろう」
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/460.html#c53