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「自民も希望も対米追従」と小林よしのり 立憲民主を応援
2017年10月14日19:40 高橋清隆の文書館
漫画家の小林よしのり氏が14日、東京・新宿駅東南口で開かれた立憲民主党の街頭演説で応援弁士を務め、「自民党も希望の党も対米追従勢力」などと批判するとともに「圧倒的勝利を立憲民主党に」と訴えた。
「よしりん」の声援が飛ぶ中、えせ保守を糾弾する小林氏(2017.10.14筆者撮影)
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演説会では、長妻昭氏(57、東京7区)と海江田万里氏(68、東京1区)、枝野幸男代表(53、埼玉5区)が有権者に政策を訴えた。同党の支持者に加え、声を聞いて立ち止まる通行人が増え続け、聴衆は周囲の路上や立体交差する甲州街道の歩道にもあふれた。
右翼団体、一水会元代表の鈴木邦男氏に続いて小林氏の登壇が伝えられると、聴衆からドッと歓声が上がった。マイクを取った小林氏は冒頭、希望の党が入党時に行った「選別」に言及した。
「聞いたとき、何だと思った。自民党の中にもリベラルはいる。全部排除じゃ、極右政党じゃないか。枝野さんは昔の民主党の仲間だから遠慮があって言えないが、私は一国民。その感覚から言えば、希望に未来はない」と両断した。
「選別」が発表された際、小林氏は辻元清美氏(57、大阪10区)から電話で相談を受け、枝野氏を代表にして新党を創るべきだと提案したことを明かした。
「立憲民主という党名がいい。民主主義は暴走するもので、安倍政権もヒトラーも一応、民主主義で生まれた。これを防ぐのが立憲主義。素晴らしい名前で、もう成功している」とたたえた。
保守論客に数えられる小林氏は、「私がなぜリベラルを応援するのかと聞かれる。自民党は保守じゃないから。安倍政権は単なる対米追従勢力。アメリカに付いて行って戦争しろ、それだけ」と突き放した。
一方、「枝野さんは国会の議論でも、個別的自衛権の強化をと言った。これは保守の考え方。わが国をわが国で守るが個別的自衛権。それが、希望の党は集団的自衛権を認めないと入れないと脅している。(自民と)どちらも対米追従じゃないか」と批判した。
立憲民主党の経済政策についても小林氏は「公約にほとんど賛成」と表明。アベノミクスが格差を拡大し、貧困層を増やしたことを挙げ、「資本主義を健全に運営していくためには、格差を是正しなければならない。枝野さんの方がはるかに保守だ」と持ち上げた。
小泉政権下でのイラク戦争にも触れ、「わしはこれは侵略戦争だ。必ず失敗すると言った。ところが、保守と称する人たちは、これはアメリカの侵略ではない。すぐ終わって成功すると言い張った。全部うそじゃないか。俺の前で土下座しろ。保守勢力は全く反省がない」とやり玉に挙げた。
22日投開票の衆院選について新聞各紙が「自民圧勝」を伝えていることを念頭に、「残念ながら、今回は政権交代にはならない。(選挙が終わったら)小池百合子と前原誠司は腹を切れ」と枝野氏らの胸中を「代弁」した。
その上で、「われわれは何をやるべきか。安倍一強体制を食い止める政治家を選ぶしかない。圧倒的勝利を立憲民主党に捧げなければ」と訴えた。
階段まで聴衆であふれた駅前広場(2017.10.14筆者撮影)
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甲州街道から声援を送る人々(2017.10.14筆者撮影)
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「一緒に新しい民主主義をつくろう」と呼び掛ける枝野氏(2017.10.14筆者撮影)
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http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1940114.html