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(回答先: 新たに1遺体を確認 山梨の殺人死体遺棄事件 (共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 10 月 07 日 10:09:16)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000305-yom-soci
いったい何人の遺体が埋められているのか――。山梨県都留市朝日曽雌(あさひそし)の朝日川の渓流沿いにあるキャンプ場で7日朝、3人目の遺体が見つかった。地元では今年夏ごろから「キャンプ場に遺体が埋まっている」とうわさになっており、付近の住民らは「うわさが本当になった」と不安と衝撃に包まれた。
県警捜査本部によるキャンプ場内の捜索は午前9時から始まった。3人目の遺体は捜査員ら約50人が重機1台を使って、前日に2人目の遺体が見つかったすぐわきを掘り返した直後、深さ1・5メートルの地中から、人の黒い上着とズボンがのぞいた。しかし、大量の地下水が流れ出ているため、遺体の収容は難航している。
捜査本部では、既に収容された2人の遺体の身元は、同市大幡にあった建設会社「朝日建設」の元従業員の可能性が高いとしており、新たに見つかった遺体も同社の元従業員と見ている。捜査本部は、ほかにも遺体が埋められている可能性が捨てきれないとして、キャンプ場内の捜索を続けることにしているが、すべてを掘り返すのには3日ほどかかるという。
このキャンプ場は、土地を同市内の鉄工会社が所有し、朝日建設が経営していた。同社では今年6月、作業員宿舎で従業員4人が重軽傷を負う火事があり、同社は8月に倒産したため、キャンプ場も実質的に閉鎖されている状態だった。
地元では、同社が倒産する前の今年7月ごろから、複数の元従業員が行方不明になっているといううわさが広がり、「キャンプ場に遺体が埋められている」という文書もキャンプ場近くの民家に投げ込まれていた。都留署には同月、「5年前、従業員が殺されたらしい」との情報が入り、8月には、元従業員と名乗る人物から「社長に指示されて3年前、自分がキャンプ場に重機を使って穴を掘り、箱のような物を埋めた」との情報も同署に寄せられた。
同キャンプ場は富士急線禾生(かせい)駅から東に5キロの朝日川沿い。近くの住民によると、冷夏の影響でこの夏はほとんど利用者がなかったらしい。
近くの民宿経営者(68)は「管理人がいたりいなかったりで、うちに問い合わせが来たりしていた。遺体が埋まっているとのうわさが流れていたが、本当に見つかって驚いた。いったい、どれくらいの遺体が埋まっているのか」と不安げに話していた。
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民間の信用調査機関などによると、朝日建設は、都留署に横領容疑で逮捕された元社長(54)が92年ごろ創業し、97年に有限会社となった。全国から労働者を集め、多いときで約100人の従業員を抱え、土木工事の下請けを行っていたが、経営は厳しく、一昨年6月に元請け会社が経営破たんしてからは受注も減り、事実上倒産した。 都留労働基準監督署によると、朝日建設を巡っては、従業員から「給料がきちんと支払われない」との相談が、過去5年で約80件寄せられていた。(読売新聞)