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(回答先: 23年前の「自殺」は殺人だった 服役囚が犯行を告白(朝日新聞) − 徳島自衛官事件を直ちに殺人事件として捜査開始せよ! 投稿者 シジミ 日時 2003 年 10 月 06 日 04:59:33)
http://www.shinmai.co.jp/news/2003/10/06/015.htm
「自殺するような子じゃない」―。東筑摩郡生坂村の東京電力生坂ダムで一九八〇年、遺体で見つかった同郡麻績村の会社員小山福来(よしき)さん=当時(21)。母親(67)は、自殺として処理した松本署に何度も他殺の可能性を訴え、現場に足を運んだ。息子の死から二十三年。服役囚の告白をきっかけに、ようやく真相は明らかになったが、既に時効は成立。母親らの無念と当時の捜査への疑問は消えていない。
「警察の対応は、あまりにもひどい」。小山さんの母親は六日、警察の捜査を憤った。
九月三十日に母親の元を訪ねた松本署幹部は謝罪の言葉とともに「すでに時効が成立し、法的には何もできない」と繰り返した。愛知県内の刑務所に服役中の男が犯行を告白、すでに三年が経過。「その間、何を調べていたのか」。そう問う母親に、幹部から納得できる説明はなかったという。
二十三年前、警察が断定した「自殺」の結論が信じられなかった母親は、小山さんの写真を持って、遺体が発見された周辺などを歩き、手がかりを探した。遺体が縛られていたロープから犯人にたどり着けないかと雑貨店も回った。
今回の警察の説明では「なぜ連れ去られたのか」という母親が一番知りたいことについても、はっきりしたことは分からずじまい。詳しい事情を知るために松本署を訪れた際に、担当刑事に「何回会っても同じことだ」と言われたという。母親は「まずは犯人に会いたい。私は真実が何かを知りたいんです」と話した。
当時、長野、富山両県で若い女性二人の連続誘拐殺人事件があり、県警の捜査も大詰めだった。小山さんの兄(51)は麻績村の自宅前で「連続誘拐事件と重なり、捜査が十分に行われなかったのか。当時マスコミがもっと騒いでくれれば、警察も事件にもっと関心を持ったのでは」と困惑気味に語った。
小山さんの父親は、小山さんの遺体が見つかった後に亡くなったという。村内の年配の男性は「おやじさんは『自殺でなく他殺だ』とずっと言っていて、自分でもいろいろ調べていたようだ。(他殺と判明したのは)遺族の執念だろうか」と話した。