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選挙後に「年金を3分の2」へ(週間ポスト)・・・念願悲願・・小泉総理大臣閣下殿、お願い申し上げます。
それ我々は一足早く選挙運動だ〜。
・・・もうこれしか私には楽しみがないのだ・・・
こういう記事が出るたびに必ず雑誌を買い求め、ツマミにしつつ、ニヤニヤ濁り酒で一杯やるのが無上の慶び事である。奴等の歪んだ顔を思い浮かべながら眠りにつくと最高の熟睡が獲れる。(ええ趣味しているだろ?)・・・昨日本日は最高にご機嫌ョ。
神棚に週間ポストを飾って、本日は一杯やる是。
なにが今頃のこのこロウジン党だ、笑わせやがる。今ごろノコノコーー>平和ボケの証拠だわ。
今一度洗濯しもうそう・・今一度、泥にマミレル方がこの国民にはあっているのダワ。
愚昧な衆民は泥と反吐を舐めよ。
それ〜一足早く運動だ〜。ん〜、足取りは軽い〜。季節も最高。
(1) 選挙後に「年金を3分の2」へ
今や国民の最大の関心事は、小泉内閣が年金制度をどう変えようとしているか、将来への不安と恐れなのだ。
国会で「景気は上向いてきた」「国民は自信を持て」と百万遍唱えるより、年金改革で国民の不安を解消することができるなら、消費はおのずと回復に向かい、日本経済は黙っていても明るい兆しが見えてくるはずだ。
しかし、小泉首相がやろうとしている年金改革は、国民の不安をなくすどころか、年金生活者に“3度の食事を2度に減らせ”という激しい痛みを強いる内容だった。
厚生労働省や財務省は来年実施される年金改革の具体案をまだ示していないが、新任の谷垣禎一・財務相がその核心部分をテレビの討論番組でポロリと漏らした。
「既裁定の部分も含めて見直すことを議論しなくてはならないと思っている」
大手メディアは谷垣発言の重大な意味を報じなかった。
≪既裁定≫とは、現在すでに年金を受給している人たちのことを指している。谷垣大臣は、小泉政権内部で将来の保険料値上げや受給カットにとどまらず、現在の年金受給者からも容赦なく受給額を減らす計画が進んでいることを示唆したのである。
小泉内閣の年金改正は、財務省と厚労省がすべて振りつけしている。前出の財務省高官は年金改革の骨子をこう明らかにした。
「財政的には、国民が負担できる保険料や税金の水準から見て、給付を大幅に下げるしかない。年金でサラリーマン時代の所得を保障するのではなく、最低限の生活費をまかなえればいい。高額所得者への年金はいらない。現在の年金受給者も年金カットの聖域とはしない。さらに現在は税金がかからない年金からも所得税を取る」
では、一体いくらになるのか。財務大臣の諮問機関『財政制度等審議会』でひそかに検討されている受給水準は、「現役時代の給料の40%」とされている。現在の約3分の2に相当する。厚労省がモデルケースとしている≪夫婦の年金≫月額は23万6000円だが、それを17万9000円へと引き下げるシミュレーションまでできているという。
生活保護は東京都の場合、夫婦で約12万円。それに5万円を加えると将来の≪夫婦の年金≫は平均17万円まで抑えられる。
庶民の懐を勝手に計算して、“これで食えるだろう”と偉そうにあてがい扶持をくれるような発想は絶対に許せない。そういう彼ら役人の共済年金はサラリーマンの厚生年金とは全く別の組織で運営され、給付も手厚い。役人にとって、国民の年金が3分の2になっても、自分たちの腹は痛まないから、そんな改革を平気で推進できるのだ。
厚労省はこの10月中旬、年金制度の改革案をまとめる方針だったが、総選挙さなかのタイミングになることを嫌った小泉首相や与党の反対で発表を1か月延期した。
小泉首相は肝心の年金改悪案はマニフェストから隠しておいて、総選挙で勝てば、あの絶叫調で、
“国民は私の改革路線を支持してくれた”
――と、受給カットを国民に押しつけるつもりでいる。
(2) 「削れるのは妻の医療費だけ」
総選挙後の年金改悪が国民にどんな悲劇をもたらすかを見ていこう。
年金受給者は現在ざっと3500万人、そのうち子供との同居ではなく、高齢者だけの世帯が約623万世帯にのぼっている。
総務省の家計調査によると<夫65歳以上、妻60歳以上の無職夫婦>の1か月の収入は平均22万6000円。その大半は年金だ。生活費はいくらかかっているか。主な項目は、
・食費 5万8000円
・住宅費 2万円
・光熱費 1万8000円
・被服費 9900円
・消耗品 9400円
・交通通信 2万2000円
・医療費 1万4500円
――などとなっている。この他に散髪代やタバコ、交際費などの雑費が6万7000円かかり、総支出は21万8800円だ。
預金や株・債券といった資産がなければ、年金だけでは生活費をギリギリまかなえるくらいしかない。
食費は夫婦2人で一日1900円である。昨年10月からは老人医療費も1割負担に引き上げられた。
頼みの年金が3分の2に引き下げられると、どこを削ればいいのか。
東京・大田区の工場街取材で鉄工所に45年勤めて年金生活に入った69歳の元旋盤工に出会った。リューマチの持病を持つ妻との2人暮らしだ。
「年金は夫婦合わせて18万円です。昨年から医療費が値上げされて病院代がかさみ、節約のために散髪も自分でする。このうえ年金を減らされると、食費はこれ以上切りつめられないから、女房を病院に連れていく車のガソリン代も出なくなる」
暗い表情に、聞く側は凍てついた。