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(回答先: 「しんぶん赤旗」転載 投稿者 灯明 日時 2003 年 10 月 08 日 16:48:20)
米英に追随してイラク戦争に参加協力していく日本に対して、大使として、考えを述べておかないと生涯に悔いが残るから、首相に所信を具申したそうです。
米ではイラク戦争に反対して多数の外交官が辞職しましたが、日本では職務上の意見を表明しただけで解雇されたことになる。
昨年3月大使の意見を聞くために中近東に派遣されている大使を官邸に集めたが、首相からの質問は皆無であり、情報収集への熱意は微塵も感じられなかったようです。ブッシュのネクタイを掴んで反対したシラクの信念と比較するまでもない。
彼は国を憂うだけでなく、首相への報告はイスラム国家レバノンの大使として、国家ないし国民への義務であると確信していたようです。
いまどきの官僚としては、熱意といい、正義感といい、国を背負っているとの気骨たるや、めったに見ない人物です。
大使を解雇されて、妻と娘は人生の変転に泣いたそうです。しかし、彼のゆるぎない信念に賛同し、支援体制に入ったそうです。すばらしい家族です。
この人こそ、首相にふさわしい。恐らく、小泉は、衆議院を今日解散するであろう。次の衆議院選に東京から出馬してもらいたい。私は、僅かな私財をなげうってでも支援したいものだ。