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---| 非公式情報 :マスコミが報道しない事実|----
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シュワルツェネッガー当選の暗部
By STRANGELOVE
アメリカ・カリフォルニア州の知事選でアーノルド・シュワルツェネッガーが圧勝した。この次期知事は1977年に「アドルフ・ヒトラーを尊敬している」と発言している。投票前にいくつかのメディアはこの事実を報道したが、大きな影響はなかったようだ。
日本のメディアはアメリカを『自由と民主主義の国』と形容してきたが、この国のエリートがナチと深い関係にあることは公然の秘密である。1920年代からアメリカの巨大資本はドイツでのビジネス活動を本格化、企業買収やジョイント・ベンチャーを展開していた。
企業活動の中心には巨大銀行が存在する。当時、ドイツに大きな影響力を持っていたアメリカの銀行は、例えば石油資本を背景にした『ディロン・リード』、ハリマン一族の『ブラウン・ブラザーズ・ハリマン』、さらに『J・P・モルガン』、『クーン・リーブ』などがある。こうしたアメリカの銀行の意向を受けて『サリバン・アンド・クロムウェル』といった法律事務所も活動していた。
アメリカ政府の中には、巨大ビジネス界の代理人たちがネットワークを張り巡らせていたのだが、こうした人々を震撼させる出来事が1932年11月に起こった。『ニューディール』を掲げるフランクリン・ルーズベルトが現職のハーバート・フーバーを破って当選したのである。1933年2月の銃撃事件を生き延びたルーズベルトは11日後、大統領に就任した。政権誕生直後にクーデターが計画されたものの、未遂に終わる。
ルーズベルト政権が誕生する直前、1933年1月にドイツではヒトラー内閣が樹立した。ルーズベルトを中心に形成されていた『ニューディーラー』は反ファシズム、反ナチの立場を鮮明にしたため、ビジネス界の代理人たちとの対立が激しくなる。
ウォール街の主流派は自分たちの利権を守るため、ナチを資金面から支えていたのだが、この工作で中心的役割を果たした人物の中にジョージ・ハーバート・ウォーカーなる人物がいる。その娘、ドロシーと結婚したのがプレスコット・ブッシュ。現アメリカ大統領の父親であり、岸信介とも親交のあった人物である。
ところで、現大統領の名前はジョージ・W・ブッシュ、その父親である元大統領の名前はジョージ・H・W・ブッシュ。言うまでもなく、『H』はハーバートの、そして『W』はウォーカーのイニシャルである。それが何を意味するかは、言うまでもないだろう。
第2次世界大戦後、アメリカの国務省や情報機関がナチの幹部やナチ協力者をバチカン経由で南アメリカに逃走させたことも有名な話。一部は直接、アメリカ本国に受け入れた。
さて、カリフォルニア州知事のリコールを演出した黒幕と言われているカール・ローブもナチと浅からぬ関係がある。
この人物、現在は別の件で注目されている。ジョセフ・ウィルソンという外交官の妻、バレリー・プレイムはCIAの工作員だとする話をメディアにリークしたのではないか、と噂されているのだ。このローブの祖父、カール・ハインツ・ロベレールはナチ党に関係していたのだが、それだけでなく彼の父親、グスタフはナチの『SA(突撃隊)』に参加していたのである。
蛇足ながら付け加えると、こうした『ナチ人脈』とイスラエルが対立関係にあると考えてはいけない。大戦中、ナチと関係のあった人物が欧米で権力の中枢に座ることはイスラエルにとって悪いことではなかった。自分たちの立場を有利にするため、そうした情報を『説得』の材料に使うことができるからだ。
現在、ホワイトハウスを支配しているストラウス主義者がイスラエルの軍事強硬派『リクード』と兄弟関係にあることは本メール・マガジンでも伝えたとおりだが、その祖であるウラジミール・ジャボチンスキーは思想的にナチと近いものがあったとされ、ストラウス主義者が信奉するレオ・ストラウスを『ユダヤ系ナチ』と表現する学者もいる。