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枝野発言で火がつき一気に現実味…立憲民主党と国民民主党が参院選で共闘か 永田町番外地
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370763
2025/04/20 日刊ゲンダイ
また手を組むか(小沢一郎氏と玉木雄一郎氏)/(C)日刊ゲンダイ
消費税減税をめぐる立憲民主党内の亀裂が深刻だ。
野田佳彦代表、枝野幸男元代表らの財政規律派を、江田憲司元代表代行(経済政策担当)や小沢一郎選対本部長代行らのグループが消費税率引き下げを求めて突き上げる構図だ。枝野が12日、さいたま市の会合で減税派に向けて「減税ポピュリズムに走りたい人は、別の党をつくればいい」と言い放ったことから、かねてくすぶり続けてきた消費税減税の火に油を注いでしまった。
このまま参院選に突っ込んでいけば、立憲民主党は壊滅的ダメージを受けることになるが、かといって1人区で競い合う政権与党の自民党も消費税減税に否定的だから減税票は行き場を失う。
そうなると、消費税5%減税とガソリン暫定税率の廃止、178万円の所得控除引き上げのいわゆる“手取りを増やす”政策3点セットを掲げる国民民主党が前回の衆院選と同様、独り勝ちの参院選になりそうだが、さにあらずだ。
「国民民主は、比例区は10議席の大台突破が視野に入っていますが、地方選挙区は足場が弱く、自民、立民の2大政党の間に割って入るにはまだまだ力不足です」(全国紙記者)
そこでにわかに国民民主内で浮上してきたのが、消費税減税を“踏み絵”にした立憲民主候補の選別支援である。
「国民民主は、立憲の枝野が消費税減税派に離党勧告を突き付けたのを逆手にとって遅々として進まない立憲民主との選挙協力で主導権を握る構えです。つまり、選挙区ごとに“手取り3点セット”を丸のみしなければ対抗馬を立てるぞ、と脅すわけです。さらに榛葉(賀津也)幹事長と気脈通じる立憲の小沢さんがこれを逆手にとって立憲民主執行部へ消費税減税の圧力をかけることもできるわけです」(前出の全国紙記者)
両党が共闘して選挙を戦えば、与党との1人区対決は盛り上がり、自公を過半数割れに追い込むことができ、消費税減税など“手取り3点セット”の実現が近づく。まさに一挙両得、起死回生の一手といえるかもしれない。
もっとも、国民民主が選挙区調整で主導権を握れるのは高支持率のキープが前提だ。
個別面接方式で実施する時事通信の世論調査で4月、国民民主は「夏の参院比例の投票先」では自民に次いで野党トップの10.6%だった。しかし、政党支持率は5.4%。立憲民主が前回調査から0.4ポイント減にとどまる中、国民民主は2.6ポイントの大幅減となった。
国民民主内には、ネット頼み、玉木代表頼みの国民民主の弱点を指摘する声もある。自公、立憲各党が知りたがっているその弱点を次回は掘り下げたい。
(特命記者X)
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