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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250417-OYT1T50137/
食料品の消費税率「恒久的にゼロ」の提言は、今の日本ではかなりのインパクトを持つ。
他国では珍しくもないのだが・・・。
日本では消費税軽減といっても、食料品8%(軽減率2%)と、なんともケチくさい。
そんな日本で、エンゲル係数が平均で28%を越える。
年収200万円未満の世帯では34%に達し、もはや絶望的だ。
憲法が保障する人間らしい生活など、夢のまた夢。
2000万円を超える議員報酬、更にいろいろな名目で支給される税金を加えると4000万円を超える収入を得ている議員先生方には想像すら出来ないのではないか。
エンゲル係数34%の世帯の生活がどんなものか・・・。
それもこれも、国民の生活のことなど深く考えずに、「広く安定的な財源」の部分だけを模倣した結果だろう。
国民がこれで納得していると思っているとすれば、「朝三暮四」に騙される猿のようなものと国民を見下している証左だ。
「恒久的にゼロ」実現の可能性云々はこれからだが、その提言が「自民党」から出てくるところに凄みがある。
石破総裁の下では、その動きに、唐突さも、違和感も感じない。
下野の危機に瀕している自民党としては、当然の成り行きの様にも思える。
政権を堅持するためには、何かをしなければ、何でもしなければ・・・と言う事でもあるのだろう。
下野してしまったら「元も子もない」。
もはや「背に腹は代えられない」というところだ。
「背水の陣」を敷いた自民党は侮れない。
以下に記事の全文を転載する。
自民党有志による「責任ある積極財政を推進する議員連盟」は17日、国会内で総会を開き、米国の関税措置や物価高などへの対策として、食料品などにかかる8%の消費税率を「恒久的に0%とする」よう政府に求める方針を決めた。近く提言を取りまとめ、政府に提出する。共同代表の中村裕之衆院議員は総会で「消費税を抜本改革するべきだという提言をしていきたい」と述べた。
記事の転載はここまで。
これが立憲民主党なら「諦めるか、出て行け!」と、軽くても「除名」処分され、異端者扱いされて潰されてしまいそうだ。
果たして、自民党ではどうなのか、興味を惹かれる。
立憲民主党以外の野党は消費税減税を訴えているが、小沢氏の言葉を借りれば、まだまだ「小さい」。
改めて小沢氏の言う「もっと大きく」の意味を思い知ったのではないか。
民主党で政権交代を果した小沢氏、民主党で政権を失った野田氏、二人の、政治家としての器量の差は、誰が見ても「歴然」としている。
野党各党は、当然「減税」提案の見直しを迫られることになる。
今となっては、「もっと大きく」とは「生活必需品の非課税」さらに「消費税の廃止」と同義になりつつある。
積極財政議連の自民有志が投じた一石の波紋はどこまで広がるか。
今後、各党の器量が試される。
一方で、立憲民主党では、FNNに「枝野氏の釈明」を報じてもらうなどして、火消しに躍起だ。
しかし、内容が酷い。
火消しどころか、火に油を注ぐような内容だ。
「・・・野田代表が積み重ねてきた蓄積を失いかねず・・・」
折角「増税した」のに、ここで減税したら再び増税するのは大変な労力を要すると、財務省の受け売りの説明みたいなことになっている。
なんの釈明にもなっていない。
過去の増税の主犯は「野田氏」だと告発しているようなものだ。
FNNプライムオンラインが報じている。
【独自】立憲・枝野氏が「減税ポピュリズム」発言を執行部に釈明 「財源なき減税は党としてもったいない」
(https://www.fnn.jp/articles/-/859505)
「減税ポピュリズム」発言を巡り、立憲民主党の枝野元代表が17日、「財源なき減税に流されたら党としてもったいない」などと執行部に釈明したことがFNNの取材でわかった。
枝野氏は、党内で広がる消費税減税の主張に対し「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党を作ってください」と12日の講演で語り、党内から批判が噴出していた。
関係者によると、枝野氏は17日に国会内で小川幹事長と会談し、発言の真意について「財源なき減税に流されたら、野田代表が積み重ねてきた蓄積を失いかねず、党としてもったいない」と説明した。
野田氏は、旧民主党政権で首相として、社会保障と税の一体改革を進めた。
記事の引用はここまで。
恐らく立憲民主党の投げ込み記事なのだろう、FNNもそっけなく、身が入っていないのがありありだ。
内容は釈明にもなっていないし、「釈明した」ということにも信憑性に疑念を禁じ得ない。
執行部が「釈明」を「捏造」することなど容易いもので、記事で取り上げたとしても伝聞でしかない。
講演という「公の場での発言」。
どういう形で釈明すべきか、そんなことも分からないボンクラか。
枝野氏の口から「釈明の言葉」を聞いた人はいない。
そもそも釈明することが間違ってはいまいか。
枝野氏が釈明したいというなら、その相手は消費税減税を執行部に訴えている党員一人ひとりに対しての謝罪から始めなければならない。
それが人としての道ぞ。
そんな肝っ玉の小さい立憲民主党に「もっと大きな」提言ができるかどうか。
見ものではある。
追い詰められ、崖っぷちに立つのは立憲民主党。
そのことに気が付いているだろうか。
なんとも、心もとない。
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