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消費税減税めぐり立憲民主党グダグダ…野田・枝野の新旧トップは「庶民の敵」になりたいのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370459
2025/04/14 日刊ゲンダイ
“保守本流気取り”が邪魔をして…(C)日刊ゲンダイ
夏の参院選の公約づくりに向け、政権交代を目指す野党第1党の立憲民主党がまとまらない。ネックは消費税の扱い。支持率が伸び悩む中、党内では「目玉政策に」と消費税減税を求める集団が勢いづいているが、野田代表は減税に慎重姿勢を崩さない。その上、枝野元代表がしゃしゃり出てきて、12日には党内の減税派をこう批判した。
「参院選目当ての無責任なポピュリストだ」「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党をつくるべきだ」――異様なけんまくである。
野田代表が減税に消極的な理由は、首相在任中に自公両党と消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」に合意した当事者との意識があるから。枝野元代表には、その前の菅直人内閣の官房長官時代から、一体改革の与野党協議に向け汗をかいた自負があるという。
「枝野さんは自らを『保守本流』と標榜し、財政規律の重視こそ保守の“証し”とばかりに消費税減税を目の敵にしてきた。昨年の代表選では野田氏と2人で税金控除と現金給付を組み合わせた『給付付き税額控除』を掲げましたが、ピンと来る人はどれだけいるのか」(立憲民主関係者)
オーナー意識が抜けず頭ごなしに否定
党外に目を向ければ、日本維新の会は食料品の消費税「2年間ゼロ」を掲げ、国民民主党は消費税率を時限的に5%引き下げることを訴えている。共産党とれいわ新選組など、ほとんどの野党の主張は消費税の減税あるいは廃止だ。
減税を求めているのは、野党だけではない。参院選を意識して公明党や自民党の参院側からも消費税減税が浮上。消費税を非関税障壁として問題視するトランプ米政権との関税交渉が、引き金となった格好だ。
保守本流気取りが邪魔をして立憲の新旧トップが頑迷を貫くほど、気がつけば消費税減税に否定的なのは、たった1党だけなんて事態もあり得る。「庶民の敵」とレッテルを貼られてから重い腰を上げても手遅れだ。
民主党政権は最終的に消費税増税の賛否を巡り、党が分裂、下野に追い込まれた。そのトラウマが当時を知る野田代表と枝野元代表には強烈に残っているのだろう。とはいえ、いまだ立憲のオーナー意識が抜けない枝野元代表が、強い言葉で頭ごなしに減税派を否定すれば、再び党の分裂を招きかねない。
◇ ◇ ◇
石破政権の支持率は下がってしかるべきだが、立憲民主党の支持率が一向に上がらない不思議…。その理由は? ●関連記事『【もっと読む】立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り』で詳報している。
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ザイム真理教信者の野田・枝野氏(植草一秀の『知られざる真実』)
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