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https://www.asahi.com/articles/AST4B4277T4BOXIE05TM.html?iref=pc_preftop_osaka
今日は、大阪・関西万博の開会式。
それに先立って、9日に報道関係者向け取材会「メディアデー」が開かれたそうだ。
その場で、
万博のシンボルとされる大屋根(リング)について、設計した建築家の藤本壮介氏は「半年間(の会期中)に世界の国々や人々が集まり、ともに未来を考える。『多様性』がつながる場だ」と訴えた。
「多様でありながら、ひとつ」の理念を象徴するリング。
だとか。
「理念」ばかりが上滑りして、実態はその真逆という現実がそこにあった。
少し視点を変えれば、「リング」は、まるで「異端」を排除する城壁か鉄条網の如し。
おためごかしの巨大な構造物は、国民を分断し威圧するだけの無駄の象徴といえよう。
そんな分断された場所に「国民の統合の象徴」を招く。
不敬極まりなし。
一見華やかさを演出する大阪・関西万博。
裏では、「万博協会」が「しんぶん赤旗」の取材を拒否するという陰湿な行為をして恥じない。
「多様性」を謳いながら、裏の顔は「排除の論理」を謳歌する。
この事実を知れば、大阪府民ならずとも見る気が失せる。
ガス爆破の危険を発見し、事故を未然に防いでくれた共産党に「恩を仇で返す」とはこのことを言う。
危険を指摘され、赤っ恥をかかされた「腹いせ」とは思いたくはないが・・・はてさて。
以下に記事の全文を転載する。
13日開幕の大阪・関西万博をめぐり、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が10日発行の紙面などで、日本国際博覧会協会から取材を拒否されていると報じた。
同紙によると、4〜6日に開かれた開幕前のリハーサル「テストラン」と、9日の報道機関向けの取材会「メディアデー」に取材を申し込んだが、協会からそれぞれ前日夜に「(同紙を)案内していないので取材できない」とメールで回答があったという。会期中などの取材証も発行してもらえていないという。同紙の担当者は取材に「特定のメディアを排除するのは協会のあり方としておかしい」と話した。
同紙は昨年11月、協会の石毛博行事務総長あてに「公正・公平な取材機会の提供」を求める要請書を提出したが、今月10日夕方までに回答はなかったとしている。
協会は同日、朝日新聞の取材に、会場内への入場証を発行する対象者は「協会が定めたガイドラインに沿って判断している」と回答。ガイドラインでは、対象者について「日本国内で有効な記者登録がなされている報道関係者」としていると説明。その上で、赤旗が対象外かについては「他社に関することは回答を差し控える」としている。
記事の転載はここまで。
大阪・関西万博の理念とテーマ事業の考え方
その一つには次のように書かれている。
「危機に瀕し、人類は「分断」を経験する。「わたし」の中の「あなた」を認めるいとなみの行方に、多様ないのちが、それぞれに、護られてゆく未来を描く。」
と。
意味がよくわからない、下手くそで、難解な文章だ。
「理念」は、簡潔で、誰にも分り易い言葉で表現されなければならないのだが・・・。
万博会場はガス爆発の危機に瀕している。
その危険を発見し、国民を救った共産党が「分断」を経験した。
万博協会が私達の中に「あなた」は認められていないと拒絶した。
その行く先には「排除という差別」が待っている。
彼らの言う「多様ないのち」という言葉に「異端」は含まれない。
そんな彼らに「多様」を口にする資格はない。
間髪を入れずに問題視した朝日新聞はさすがだ。
ニーメラ―牧師の教訓。
「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」
マルティン・ニーメラー
以前には、万博を批判したテレビのコメンテータに対して、大阪知事の「出禁」発言が物議をかもした。
莫大な税金が投入されながら、私物化された大阪・関西万博。
次に「排除」されるのは「あなた」だ。
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