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旧安倍派幹部2人が“喪明け”に蠢く醜悪…「裏金は終わった話」とばかりにポスト石破に虎視眈々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370132
2025/04/08 日刊ゲンダイ
反省は、レス・ザン・ゼロ(写真提供)横田一
“喪”が明けて早速、蠢き始めた。組織的な裏金づくりに手を染めていた自民党旧安倍派の幹部だった西村康稔元経産相が、4日に地元の兵庫・明石市で国政報告会を開催。その場に麻生太郎最高顧問が登壇し、永田町がザワついている。
「西村さんは裏金問題で1年間の党員資格停止処分を受けましたが、3日にその期間が終了。翌日の報告会に非主流派に転落した麻生さんが駆け付けたのですから驚きです。総理のイスに意欲満々の西村さんは党内唯一の派閥を率いる麻生さんを頼り、一方、キングメーカーとして君臨したい麻生さんは旧安倍派の『数』をまとめたい。『ポスト石破』を見据えた政局だと目されているのです」(永田町関係者)
そんなキナくささを覆い隠したかったからか、報告会はマスコミシャットアウト。潜入したジャーナリストの横田一氏によると、登壇した麻生氏は開口一番「(西村は)極めて厳しい状況におったのが、無事解放されためでたい日の第1日目」と話して会場の笑いを誘い、裏金問題についてこう話した。
「一派閥の会計処理がズサンだったということに端を発して、それがいつの間にか派閥が悪いということになったんだよ」「うちは派閥を継続しますと言ったら、ボロカスに叩かれた」
裏金問題を「会計処理のズサンさ」に矮小化し、被害者ヅラとはフザけている。西村氏も笑顔で「1年、長かったようで短かったようで、やっぱり長かったですぅ」と、反省の色がなかったそうだ。
東南アジア訪問は「ポスト石破」を意識した動き
萩生田光一元経産相(右)は岸田前首相に接近中。東南アジア訪問に小泉進次郎元環境相(左)とともに同行するというから…(C)日刊ゲンダイ
裏金2728万円の萩生田光一元経産相も1年間の役職停止処分の期間が3日に満了。同日に「信頼回復に全力を尽くすとともに、初心に立ち返り、日本の発展と国民生活の向上に誠心誠意取り組む」などとするコメントを公表。反省のそぶりを見せてはいるが、昨年末の衆院政治倫理審査会での弁明を強いられたことに「内心ではブチ切れている」(自民関係者)という。
裏金は「もう終わった話」とばかりに復権を狙ってか、岸田前首相に接近中だ。岸田前首相は5月上旬にもインドネシアとマレーシアを訪問する予定。東南アジア各国との脱炭素の連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の推進について各国の要人と会談し、連携を図る目的だ。その道中に、萩生田氏や小泉進次郎元環境相が同行するのだという。
「岸田さんは昨年末にAZEC議連を設立し、最高顧問に就任。萩生田さんと進次郎さんは議連メンバーです。テーマが脱炭素化ですから、経産相、環境相経験者の2人が名を連ねるのは不自然ではない。ただ、メンツが濃すぎるため『政局か』と囁かれているのです」(官邸事情通)
岸田一行による東南アジア訪問も、「ポスト石破」を意識した動きだとみられている。
「石破首相も5月の連休中に東南アジアのフィリピン、ベトナムを訪問する予定です。首相への返り咲きを狙っているとされる岸田さんは、あえてタイミングをぶつけて『俺の方が首相にふさわしい』とアピールする意図があるのではないか。萩生田さんと進次郎さんを連れて行けば、石破首相へのプレッシャーにもなるでしょう」(同前)
醜悪な政争より、裏金事件の真相解明に注力すべきだ。
◇ ◇ ◇
「ポスト石破」への野心がチラリ? 石破首相の「トランプ関税」への無策ぶりに批判の声を上げたのが、高市早苗前経済安保相だ。「陣頭指揮をとっているのが誰か、よく見えてこない」とここぞとばかりに批判を展開したワケとは?●関連記事【もっと読む】『トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情』で詳報している。
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