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https://www.jiji.com/jc/article?k=2025032501131&g=pol
「とりあえず、予算は通せ」と、霞が関「界隈」の喧騒が聞こえる。
なかなか脚光を浴びない立憲民主党、いつものように、「今は模様眺めだ」と現実逃避。
「立民淡々」と記事に書かれ・・・。
それは「立民 無気力」と同義。
いたずらに惰眠を貪り、無為に時を費やす。
いい加減に目を覚ませ。
「その不作為」、立憲民主党に一票を投じた有権者に対する裏切りでもある。
「これ」こそが、「現実路線」なるものの正体。
仮面を剥げば「現状肯定」。
「自民党政治でいいじゃないか」と言っているに等しい。
「それ」こそが、自民党政治踏襲宣言。
立憲民主党が「アイデンティティ」を喪失した瞬間だ。
「国民の生活なんて、二の次でいいじゃないか」。
目指すは、「国民の生活は第三」の政治ってことかい?。
それでは「責任政党」にはなり得ない。
なぜなら・・・。
以下に記事の全文を転載する。
2024年度末まで1週間を切り大詰めを迎えた25年度予算案の審議に、立憲民主党が淡々と応じている。石破茂首相の商品券配布問題の発覚直後は政局流動化の観測も流れたが、立民は早々に「日程闘争」を封印。内閣支持率が低迷する首相の続投を望む心理に加え、夏の参院選に向けて政権担当能力をアピールしたい思惑が透ける。
自民の石井準一参院国対委員長は25日夕、立民の斎藤嘉隆参院国対委員長と国会内で会談し、28日の集中審議開催を提案した。斎藤氏はこの後、「28日に採決する気持ちがあるのかもしれない」と自民の狙いを記者団に解説。立民の対応を問われると「仮定の話だ」と言葉を濁した。
首相にとって31日までの予算案成立は譲れない一線だ。25年度に1日でも食い込めば、与党内での求心力低下につながりかねない。一方、今月中旬に発覚した自民若手議員への商品券配布は、過去の政権でも行われていたことが判明。旧安倍派幹部の参考人招致も実現しておらず、野党にとっての追及材料は山積している。
今国会では高額療養費制度見直しの凍結を踏まえ、与党は予算案を再修正する方針。予算案を参院可決後に衆院に戻す異例の手続きを踏む必要がある。予算案が憲法の規定で自然成立するのは4月2日。野党がそれまでの間に「見せ場」をつくろうとしてもおかしくはない。
しかし、実際は予算委が大きく荒れることはなく、審議が淡々と続く。政府関係者は「奇妙な静けさだ」と語った。
背景には「石破首相で参院選を戦いたい」との願望に加え、仮に「退陣要求カード」を切るにしても時期尚早との計算があるようだ。与党内には年度末に合わせた内閣不信任決議案の提出を危惧する声もあるが、立民関係者は「出すわけがない」と言明。党幹部は「今は模様眺めだ」と語る。
「責任政党」を印象付けたい思惑もある。予算案成立が年度をまたげば暫定予算の編成が必要との指摘もあるが、野田佳彦代表は首相在任中に暫定予算編成を余儀なくされた経験を「トラウマだ」と漏らす。党関係者は「時間稼ぎと見られれば批判を食らいかねない」と懸念を示した。
もっとも、こうした姿勢は党の支持率アップにつながらず、立民は国民民主党などの勢いに押され気味だ。このため、立民内には「戦う姿勢を示すべきだ」との不満がくすぶっている。小沢一郎衆院議員は25日、「(自民の)エラーを眺めているだけでは政権は遠のく」と苦言を呈した。
25日には首相が公明の斉藤鉄夫代表との会談で「強力な物価高対策」を打ち出す意向を表明し、立民は「予算案の内容が不十分だと自ら露呈した」(大串博志代表代行)と批判を強めている。最終局面で飛び出した思わぬ波乱材料に、自民幹部は「予算成立前にばかなことを」と顔をしかめた。
記事の転載はここまで。
記事で言う。
「・・・「責任政党」を印象付けたい思惑もある。・・・」
誰が使い始めたのか「責任政党」。
それは、傲慢と欺瞞がない交ぜになった下手な「造語」。
立憲民主党は、恐らく、「責任政党」の意味を取り違えている。
立憲民主党の小川淳也 幹事長は、
「政権交代を目指す「責任政党」と野党第一党の役割の両立を目指して・・・」
と表現する。
政党という集団が、政権を目指すのは言わずもがなとすれば、小川幹事長の言葉は意味を持たない。
「責任政党」と自ら言うことで、何処か「選ばれし政党」という傲慢さ、あるいは他党に対する蔑視の感情が見え隠れする。
あえて「責任政党」の定義を求めれば、次のような言葉で定義しているものがあり、少しはしっくりくる。
すなわち、
「政党政治において、党利党略に走らず、国民の生活を第一に考え、責任を持って政策を立案実行する政党のこと。」
「国民の生活が第一」の政治を忘れた立憲民主党に、「責任政党」の責任は重すぎよう。
記事に取り上げられている小沢氏の苦言。
「(自民の)エラーを眺めているだけでは政権は遠のく」
と。
朝日新聞デジタルの下記記事(小沢氏発言録)に詳しい。
「立憲・小沢一郎氏 国民民主の勢いは「そろそろ峠だわな」
(https://www.asahi.com/articles/AST3T2W9XT3TUTFK00QM.html?iref=pc_politics_top)
関連で少し引用すれば、
「・・・(立憲の野田佳彦代表が内閣不信任決議案の提出に慎重な姿勢を見せていることについて)慎重ということは、日米交渉と同じだ。「前向きに検討する」けれど「やらない」っていうやつな。・・・」
政府関係者にさえ「奇妙な」と言われる「その静けさ」。
「やらない」っていうやつな。・・・
野田氏の行動パターンは、もはや党の内外から看破されているということのようだ。
国民はそれを「無気力が故」と断ずる。
「無気力」、
意欲が低下したり、自発性が低下したり、感情の起伏が小さくなったり、周囲に無関心に なったりする状態のこと。
今の立憲民主党には、言葉にしても、行動にしても、「国民を奮い立たせるもの」が無い。
立憲民主党が政権を取ったら、日本の社会が良い方に変わるのか、国民は、その展望が描けていない。
そんな時に「現実路線」。
国民は現状維持を求めてはいない。
「変化」を求めている。
「現状維持」を言い換えた「現実路線」に、国民の心を躍らせ、夢を膨らませる力はない。
国民民主党の「闘う姿勢」が党利党略からくる欺瞞であると分かっていても、「「やらない」っていうやつ」より数段マシなことを国民は知っている。
物事には「我慢の限界」というものがある、・・・知らないか。
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