http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/761.html
Tweet |
石破自民は被災地軽視そのもの…14回目の「3.11」発生当日、衆院本会議開催を要請していた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/368849
2025/03/11 日刊ゲンダイ
無神経すぎる。いくら定例日でも3・11当日に開催する必要性ゼロ(C)日刊ゲンダイ
あの日から14回目の「3.11」を迎えた。石破首相は11日、福島県主催の追悼式に出席。関連死を含め2万2000人を超える東日本大震災の犠牲者を悼む。4日には「いまだ被災地の方々がさまざまな課題に直面している現実を心に刻み、復興に全力で取り組んでいく」とのメッセージを出したが、政府・与党の国会運営は被災地軽視そのものだ。
問題となったのは今月6日の衆院議院運営委員会だ。この場で自公与党側が「3月11日午後1時からの衆院本会議の開催」を提案。野党側は「非常識だ」と一蹴した。
地元選出議員を足止めさせるほどの理由なし
「発生から10年の2021年を最後に政府主催の追悼式は終了しましたが、被災地の各自治体は3.11当日の追悼・慰霊式典を続けています。地元選出議員も参加しており、全員出席が原則の本会議を開けば、彼らに足止めを食わせるのと同じ。衆院の本会議は火曜・木曜・金曜が定例の開催日とはいえ、被災地を思えばあり得ない提案です」(野党議員)
実際、震災発生以降は計4回、3.11と衆院本会議の定例日が重なったが、一度も開催されてこなかった。結局、野党側の猛反発により、6日以降は衆院議運委自体が招集されず、3.11の本会議開催は消滅した。
「開催の提案理由も『なぜ今?』でした」と打ち明けるのは、衆院議運委の野党側筆頭理事を務める立憲民主党の青柳陽一郎議員だ。こう続ける。
「『大学等就学支援法』改正案の趣旨説明と質疑を行いたい、と。新年度から多子世帯に対する大学など高等教育の無償化を始めるのが目的で、いわゆる4月1日施行を目指す『日切れ扱い法案』です。しかし、野党も年度内成立には反対しておらず、福島県主催の追悼式には石破首相も、わが党の野田代表も出席する。それなのに、被災地選出の議員を足止めさせて本会議を開く必要性はまったくありません。被災地軽視もはなはだしい」
高額療養費制度の見直しでも露呈したが、石破首相は常に寄り添うフリ。「復興に全力」はおべんちゃらに過ぎない。東北の参院6選挙区はすべて、与野党の勝敗を左右する1人区だ。夏の参院選に向け、「3.11軽視」の石破自民はまた墓穴を増やすことになる。
◇ ◇ ◇
自民党員ガタ減り!“6万人ショック”と呼ばれるほどの衝撃だ。それでも首相は「信頼回復」を繰り返すばかり……関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK296掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK296掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。