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米トランプ大統領「日本は我々を守らない」発言で…在日米軍駐留経費“爆上げ要求”に現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368734
2025/03/08 日刊ゲンダイ
笑顔の裏で…(C)ロイター
要するに「みかじめ料」をもっと出せ!という意味なのだろう。トランプ米大統領(78)が6日、日米同盟関係について「我々は日本を守らなければならないが、日本は我々を守らない」と不満を表明したと報じられ、衝撃が走っている。
トランプ氏はこの日、米国とNATO(北大西洋条約機構)加盟国との関係に触れる中で、日米同盟についても言及。「日本が大好きだ。素晴らしい関係を築いている」としつつも、「いかなる状況下でも日本は米国を守る必要がない」と主張。日米安全保障条約に関し「興味深いディール(取引)だ」「一体誰がこのようなディールをするのか」と皮肉を込めて語ったという。
日米安保条約は米国に対日防衛義務を課す一方で、日本に米軍基地の提供義務を定めている。トランプ氏の発言は条約そのものを理解していないか、あるいは分かった上で新たな金銭的な要求を含む「ディール」を求めているか――のどちらかだが、おそらく後者だろう。
1期目は在日米軍駐留経費の4倍増を求めた
1期目のトランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏(76)は著書で、自身が訪日した際、トランプ氏が在日米軍駐留経費の日本側負担として、それまでの4倍余りに達する年間約80億ドル(当時の為替レートで約8550億円)を要求していたことを、当時の谷内正太郎国家安全保障局長に伝えたと明らかにしていた。
帰国後のボルトン氏から日本側が難色を示したことを伝えられたトランプ氏は「ディール」を有利に進めるために「米軍の全面撤収」をチラつかせて脅すよう指示したという。
日米地位協定では、在日米軍を維持する際に伴うすべての経費は米国が負担するとされているにもかかわらず、日本側が「思いやり予算」などと称して米軍駐留経費を支出。2022年度からは単年度あたり2110億円を負担していて、1978年以降の米軍駐留経費の総額は計10兆円を超えるという。
「ディール」と言う言葉を使っているが、要するに何でもカネ、カネ、カネ。トランプ氏が訴える「偉大な米国」とは強大な軍事力を背景に相手国を脅し、それまでの経緯や協議を一切無視してカネを巻き上げる国を意味するのだろう。
「王様」を自負する2期目のトランプ氏。今度は一体、日本に対してどのくらいの駐留経費“爆上げ”を求めてくるのだろうか。
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