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「フジ日枝案件」で小池都政が大迷走…26億円巨大噴水の汚染散布問題に都側の“噴飯言い訳”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/368636
2025/03/06 日刊ゲンダイ
「日枝案件」と言われるのがイヤ?(C)日刊ゲンダイ
フジテレビ問題が直撃中の小池都政が迷走している。“フジの天皇”と称される日枝久取締役相談役の「関連案件」とみられる巨大噴水を、東京都は来年3月に整備予定。ただ、大腸菌まみれのお台場海浜公園(港区)の水域で整備するため、「汚水を噴き上げて大丈夫なのか」と不安視されていた。ところが、都は突如として“汚水は使わない”と強弁し始めている。
問題の噴水は「ODAIBAファウンテン(仮称)」。幅250メートル、噴水の高さは150メートルという世界最大級の規模だ。整備費は約26億円で、要望者はお台場地域の複数業者からなる「一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会」。日枝氏が理事長を務めていることから、「日枝案件」と見られているのだ。
この問題を追及する地域政党「自由を守る会」の三戸安弥都議の調査によると、お台場海浜公園の水域からは、環境省基準の最大27倍の大腸菌が検出。
近隣にはフジテレビの他、テラス席のある飲食店があり、散歩客も行き交う。そんな場所で汚水を天高く発射したらどうなるか──。塩害発生の懸念もある。
噴水を所管する港湾局は当初、日刊ゲンダイに対策の一例として「強風時に噴水の高さを自動で抑えたり、停止できるシステムの導入を検討中」と説明していた。
“フジテレビの天皇”と呼ばれる日枝久氏(C)日刊ゲンダイ
ところが、急に見解がブレ始めた。先月26日の都議会本会議で自民都議が噴水の安全性について聞くと、港湾局長は「(150メートルの)高射噴水への上水(水道水)利用など、必要な対応を実施する」と答弁したのだ。
これまで、水道水を使うなんて、一言も説明していなかったのにどうしたのか。「汚水を使うことに批判が集中したから、急に方向転換したのだろう」(都政関係者)という声が上がっている。改めて都に問い合わせた。
「基本設計の段階から(水道水の利用を含め)継続的に検討してきた。昨秋に整備方針を公表して以降、より良い施設にするため水域利用者と相談し、先月26日の議会で水道水の利用を具体的に検討する方針を発表した。方針転換したわけではない」(港湾局)
「それならば、都は初めから『水道水を使う可能性もある』との見解を示せばよかったはず」と前出の三戸都議が言う。
「指摘されたから、後付けで説明を変えているようにしか見えません。そもそも、どれだけの水道水を使うことになるのか。都の水不足が不安視された一昨年夏、小池知事は『節水にご協力を』と呼びかけていた。異常気象でいつ水不足が起きてもおかしくないのに、巨大噴水でジャブジャブと水道水を使うなど、矛盾しています」
「日枝案件」と指摘されるのがイヤなのだろうが、ドツボにはまっている。
◇ ◇ ◇
フジテレビ日枝久氏“退任”をめぐり、フジ・メディア・HDの株価が乱高下している……関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
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