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千葉県内に漂う「シラケムード」立花孝志&黒川敦彦両候補不在で妨害も混乱もナシ…困惑してるのはメディアだけ 3.16千葉県知事選ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368505
2025/03/04 日刊ゲンダイ
街頭演説をする現職・熊谷俊人県知事(C)日刊ゲンダイ
当初予想された混乱とはかけ離れた静けさだった。
千葉県知事選(今月16日投開票)の告示後初の土曜日となった1日。正午のJR津田沼駅前(習志野市)では、現職の熊谷俊人知事の街頭演説が行われていた。
「630万人の県民の力を結集して千葉県の魅力を引き上げていきたい」
拡声器を通した熊谷氏の声だけが駅前に響く中、150人ほどの聴衆が落ち着いた様子で聞き入っていた。
その後、市川市内の商業施設の一角で行われた熊谷氏の演説も、集まった聴衆は40人ほどの小規模なもの(写真)。演説後には聴衆と握手を交わすなど、よくある選挙の光景だった。
県知事選に立候補したのは4人。熊谷氏の他、共産党推薦のジャーナリスト・小倉正行氏、当初“2馬力”選挙を宣言していた(後に撤回)「NHKから国民を守る党」・立花孝志党首、選挙妨害事件で公判中の政治団体「つばさの党」・黒川敦彦代表の3人だ。
立花氏や黒川氏が乱入し、兵庫県知事選のように、カオスになるのではないかと心配されていたが、この日、両者は兵庫県神戸市で選挙運動を行っていた。熊谷氏を応援する地元首長はこう話す。
「2候補が県外に行っちゃっているので実質、小倉さんとの一騎打ちになる。こっちは現職なのでまず大丈夫だろうし、投票率も落ちるんじゃないですか」
県内は混乱するどころか、シラケムードさえ漂っていた。困惑しているのはメディアくらいだ。
投票率も落ちるんじゃないですか
“2馬力”選挙を宣言していたが…(C)日刊ゲンダイ
「県外で選挙運動をしている候補を取り上げるべきなのかは、葛藤があります。大手紙の中には、県政担当記者をわざわざ兵庫県に派遣した会社もあると聞きました」(県政担当記者)
今のところ、“正常”な選挙戦が行われているように見える。ただ、選挙にかかる費用には、県民の税金がつぎ込まれている。熊谷陣営からは「県外での選挙運動は県民の理解を得られるのか」との声が上がる。実際はどうなのか。千葉県の選挙管理委員会は日刊ゲンダイの取材にこう見解を示した。
「公選法では、選挙運動は選挙区域内で行わなければならないという規定はなく、法律にのっとっていれば問題はない。千葉県は都内に通勤する人も多く、都内の駅周辺での街頭演説など、さまざまなケースが考えられます」
とはいえ、立花氏が兵庫県で訴えているのは、千葉県に直接関係がない兵庫県政などについての話。課題がないわけではなさそうだ。
(橋本悠太/日刊ゲンダイ)
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