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本番の参院選に向け、統一教会も巻き込み助走…ぶっ壊すのはNHKではなく「日本の社会」 立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368002
2025/02/21 日刊ゲンダイ
兵庫県知事選後は大阪・泉大津市長選で落選(C)日刊ゲンダイ
不幸の連鎖を生む反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」(N国党)の周辺が騒がしい。昨年の兵庫県知事選での「2馬力選挙」をめぐり、さまざまな疑惑が持ち上がっている。それでも党首・立花孝志は、いまなお必死で党勢拡大をもくろんでいる。
今夏の参院選で1期目の浜田聡が改選を迎える。その前哨戦に位置付けられる東京都議選(6月13日告示、22日投開票)に向け、政治団体「自治労と自治労連から国民を守る党」を立ち上げ、全選挙区に候補者を擁立する計画を立てている。対象は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者たちだという。
浜田は2022年の参院選中に安倍晋三首相銃撃事件が発生して以降、統一教会に接近。関わりを断ち切る自民党議員たちを尻目に、会合などに積極的に参加して関係を深めてきた。24年度予算成立後、慣例行事のあいさつ回りでN国党の控室を訪ねた当時の岸田首相に「統一教会の意見を聞くことも大事」などと、直談判したこともあったほどだ。
都議選をめぐっては、前広島県安芸高田市長の石丸伸二率いる地域政党「再生の道」も全選挙区に候補者擁立を構想。立花と袂を分かった「つばさの党」の代表・黒川敦彦らが率いる「政治団体Q」も全選挙区に候補者を立てると発表しており、浜田の団体まで参戦するとなれば、ますますカオスな選挙になりそうだ。
何と言っても本命は参院選。立花の浅慮の末に大津綾香との代表権争いに敗れ、N国党は国政政党の要件を満たせなくなった。返り咲くためには、少なくとも候補者10人を立てなければならず、供託金だけでも3000万円が必要になる。統一教会は貴重な資金源かつ集票マシンになり得る。それはそれとして、立花も金策に奔走している。
本番に向けた助走は既に始まっており、立花は千葉県知事選(今月27日告示、3月16日投開票)への出馬を表明。大阪府岸和田市の出直し市長選にも色気を見せる。女性トラブルをめぐり、17日に不信任決議を再可決された永野耕平が失職。千葉県知事選では撤回に追い込まれたものの、岸和田市長選では再び「2馬力選挙」を展開する可能性がある。
つまり、立花やN国党界隈は民主主義の根幹である選挙を通じて社会秩序を乱し続ける。ぶっ壊すのはNHKではなく、日本の社会そのものなのだ。こうした動きに対抗するためには、選挙でうかつな投票をしないことが何より大事だ。だから、一人でも多くの人に現実を知ってもらう必要がある。どんなに執拗な嫌がらせを受けても、これからも最前線で取材を続け、発信を続ける。 (敬称略=おわり)
▽選挙ウォッチャー ちだい 全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴。
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