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(書評)『世界で動きだす国民運動 プランデミックの衝撃 WHOの大罪 トランプ圧勝で仕組まれたパンデミックが明らかになる』林千勝(徳間書店) 高橋清隆の文書館
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/586.html
投稿者 ますらお 日時 2025 年 2 月 06 日 18:08:29: tlXAsMLYVhTKo gtyCt4Lngqg
 

元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2065471.html
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 近現代史研究家、林千勝氏の新刊本。一読すれば、国際保健政策がいかにグローバル全体主義者たちに牛耳られているか、そしてこれにあらがう現在の動きが分かる。


 林氏といえば、「WHOから命をまもる国民運動」共同代表として、2024年5月の日比谷野音や同年9月の有明防災公園での抗議集会で闘志かき立てる演説をしていた姿を連想するかもしれない。経済史を専攻し、旧富士銀行(現みずほ銀行)を経た研究者で、『The Real Anthony Fauci人類を裏切った男』(経営科学出版)などロバート・F・ケネディJr氏の著作の翻訳もある。

 今著作の構成は次の通り。

第1章 日本人への「3発目の原爆」か
第2章 「パンデミック」はつくられたのか?
第3章 「ワクチン」というグローバルビジネスの正体
第4章 200年前から世界を支配する New World Orderという旧秩序
第5章 グローバリストと対峙(たいじ)するトランプとケネディ
第6章 「次のパンデミック」は仕掛けられている⁈
第7章 世界と連携する国民運動の衝撃

 人類を自宅軟禁下に置いた20年からの新型コロナ騒動がシミュレーション(予行演習)されていたことはご存じだろう。その最たるものとして同書は「SPARS2017」を挙げている。25から28年までの想定で、プロパガンダ、監視、検閲、隔離、政治的・社会的コントロールなどの心理戦を駆使してパンデミックを管理するもの。

 これによれば、発生翌年7月の緊急使用許可に間に合うように記録的な早さで新しいワクチン「コロバックス」が完成した後、次のことが想定されている。

 「このワクチンに対し、十分な臨床試験を経ていないとして異を唱える厄介なグループが現れる。アフリカ系アメリカ人、代替医療愛好家、そしてソーシャルメディアで騒ぎ立て、急速に数を伸ばしつつある反ワクチン運動のメンバーなど。しかし、政界や業界のリーダーたちには、こうした危険分子を黙らせ、検閲し、あらゆる抵抗を粉砕する方策が準備されていた。

 @ワクチンを好意的に宣伝する、Aワクチン恐怖症の人を侮辱する、B愛国心に訴えるなど、大量のプロパガンダで疑念を抑え込んでいる。検閲を行い、反対意見を封じ込める一方で、信頼できる『代弁者』、つまり地域社会や医療のリーダーを雇う」

 日本語で簡潔に示されると、その周到さに改めて驚かされる。

 このシミュレーションでは『代弁者』の筆頭に「ポール・ファーマー博士」を仕立てているが、明らかにアンソニー・ファウチのこと。わが国で雇われた「地域社会や医療のリーダー」と言われれば、「こびナビ」や「はじめしゃちょー」、堀江貴文らの顔が浮かぶ。

 林氏はプロパガンダにソーシャルメディアも重要な役割が期待されていることに注目し、「主流メディアもソーシャルメディアの巨頭もグローバリストのエリートと“ナジ穴のムジナ”」と断じる。

 実際、米国では20年、コロナ対策で超富裕層は純資産を2割強も増やした一方で、800万人が貧困以下に転落した。このことに触れ、ケネディJr氏の次の記述を引用している。

 「コミュニケーションの民主化を謳(うた)い文句に私たちをだましてきたインターネット企業は、アメリカ国民が政府を支配したり、医薬品の安全性に疑問を持ったりするのを許さなかった。同じくビッグテクノロジー、ビッグデータ、ビックテレコムなどの悪徳資本家は、消えた中流階級の死体で食いつなぎ、かつて誇らしかったアメリカの民主主義を検閲と監視の警察国家へと急速に変貌させ、そこからことごとく利益を得ている」

 世界保健機関(WHO)の有力スポンサーで数々の感染シミュレーションを実施したビル・ゲイツは、その非情なやり方をロックフェラー財団から学んだと林氏は指摘する。1900年代初頭、石油精製で生じる副産物が医薬品原料に使えることを科学者が発見すると、ロックフェラーは医療業界に進出。病気の唯一の原因は細菌であるとする「細菌論」で社会を席巻。ロックフェラー医学研究所を設立し、予防接種を各国に広めていく。野口英世は、わが国におけるこの手先にすぎない。

 林氏は、ケネディJr氏の言葉を引きながら、この200年間、世界を支配してきたのは「“New World Order(NWO、新世界秩序)という旧秩序”による“マネー主義”」だと分析。各国の中央銀行をはじめ、国際通貨基金(IMF)や国際連合といった国際機関はその道具であり、WHOもその一つにすぎない。

 しかし、英国の欧州連合離脱(ブレグジット)や米国の第2次トランプ政権誕生に見られる自国第一主義というナショナリズムが台頭し、旧秩序はその力を弱めつつあると指摘する。旧秩序を支えるいかさま機関を糾弾する行動は世界中に広がっており、「WHOから命をまもる国民運動」もそれに呼応するものと位置付ける。

 同書を読む中で、多くの気付きもあった。ここでは、国際カルトが好む黒冗談(ブラックジョーク)だけ挙げておく。

 「SPARS2017」のシミュレーションで米国政府が契約した架空の製薬企業の名は、「Cyn-Bio」。“Cyn”はSin(罪・違反)と同じ読みだと林氏は指摘する。コロナ対策禍で必要性がささやかれた“immune system(免疫力) ”が「免責条項」の意味も持つのと同じ手口だ。

 新型コロナウイルス(COVID−19)の自然発生説に疑問を持つ著者は、山中伸弥教授がNHK『サイエンスZERO』で「新型コロナウイルスは人工的なものであるわけがない」と発言したことを問題視する。筆者は同ウイルスの存在自体を疑問視しているが、この番組に科学(サイエンス)がないことはかねてから承知している。これまで、CO2地球温暖化説をことごとく強弁し、mRNAワクチンの効果と安全性を連呼してきた。内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の問題を特集した翌月、「先月放送した環境ホルモンの問題は全て誤りでした」とおわびし、以後一切この問題を扱わなくなっている。それで、「サイエンスZERO(科学不在)」ではないのか。

 筆者はいちいち手を止め考えをめぐらす癖があり、読むのが遅いが、普通の人は短時間で読了できるだろう。同書が光を当てているのは、あくまで国際保健政策の側面。しかし、世界規模の権力闘争の現状と、われわれ日本人がなすべき方向性が見えてくるはずだ。

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メディア廃棄宣言
高橋清隆
ヒカルランド
2024-10-04


 

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コメント
1. 第n次嫌々期(仮)[2390] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2025年2月06日 18:44:03 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13812] 報告
ちょいと紹介させてもらいますね。

有明デモのサクラ問題 林千勝代表の責任は極めて重大 今後の反ワク運動から潔く手を引くべきである
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/168.html

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