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開幕まで2カ月も大阪万博ご難続き…入場券販売不振で“政敵”に泣きつき、海外パビリオン完成もわずか数カ国
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/367166
2025/02/03 日刊ゲンダイ
どう決着つけるのか(C)共同通信社
4月13日開幕の大阪・関西万博の入場券を巡り、吉村府知事らが石破首相と面会し、購入手続きの簡略化などを直談判すると報じられた。面会は5日を軸に調整中だ。
万博の入場券は、事前予約が原則。公式サイトで購入する場合、ID取得や来場日時の指定、パビリオン予約などが必要で「煩雑すぎる」との指摘が国内外から上がっている。目標1400万枚の前売り券販売は低迷し、1月29日時点で約767万枚。昨年10月10日に経済界の負担分700万枚を超えて以降、積み増したのは10%に満たない。
目標に達しなければ収支は赤字一直線。吉村知事らには石破首相の理解を得ることで、運営元の日本国際博覧会協会に改善を促す狙いがあるというが、かつての「政敵」に今さら直談判とは、虫がいい。
2018年9月の自民党総裁選は石破氏と安倍元首相の一騎打ち。“前哨戦”として石破氏が政権批判を繰り返していた同年5月、当時、大阪市長の吉村氏は自身の旧ツイッターに〈どんなに正論を述べ、理路整然と優秀な人であっても、自分の組織がしんどい時に、後ろから鉄砲を打つ人に日本の総理になってもらいたくない〉と投稿していた。
名指しは避けたが、石破氏をクサしたのは明らか。けちょんけちょんに批判した「日本の総理」に泣きつき、万博協会に販売不振の責任をなすりつける態度は「ダサい」のひと言。
「循環型社会の理念に逆行」と識者バッサリ
いまだ建設中の海外パビリオン=2024年12月撮影(C)共同通信社
そもそも入場券が売れないのは、手続きの煩雑さだけが理由ではないだろう。
参加国が出展する海外パビリオンは「万博の華」だ。ところが、参加47カ国が自前で建てる「タイプA」の工事は遅れに遅れ、いまだ数カ国しか完成していない。
「工程表では、今年1月中旬に全ての海外パビリオンの工事が内装・展示を含めて完了していたはずが、今も絶賛工事中です。間もなく開幕まで2カ月。2〜3月は戸建てやマンションの仕上げ工事が殺到する時期と重なり、職人不足も予想されます。10カ国を超す海外パビリオンが、外装の完成で済ませる『見切り発車』となりかねません。しかも会場の夢洲は軟弱地盤で難工事。総工費2350億円を投じて完成させても、わずか半年の会期後には全てのパビリオンをブッ壊すのです。『循環型社会を体現する』運営の理念にイベントそのものが逆行しています」(建築エコノミスト・森山高至氏)
万博なんて「やっている場合か!」という国民の意識との乖離こそが、販売不振の元凶である。
◇ ◇ ◇
大阪府は1月1日付で人事発令を行い、総務部や財務部、福祉部などから計8人の職員が、万博推進局と万博で賓客の接遇に関わる大阪儀典室に異動した。府庁職員からは「万博引き抜き」人事への不満の声が噴出! ●関連記事『【もっと読む】大阪万博“引き抜き人事”に労組が抗議書提出の異常事態…府職員からは「通常業務さえままらない」の悲鳴』で詳報している。
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