<■337行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 自民・高市早苗氏「ポスト石破」へ衆院選応援スタート 新潟の非公認候補に「大切な同志」 2024/10/16 15:31 https://www.sankei.com/article/20241016-EWPTORK3CJITRBPSD5FDLZMJRM/?outputType=theme_election2024 自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が16日、派閥パーティー収入不記載事件に関係して自民から非公認にされた旧安倍派の細田健一前衆院議員=新潟2区=の演説会に参加し、衆院選の応援行脚をスタートさせた。 高市氏は9月の総裁選で善戦し、自民議員から応援依頼が殺到している。 衆院選は 「ポスト石破」 を見据えた党内の基盤固めの好機となる。 ■応援依頼120カ所超 16日昼、新潟県燕市内のホテル。 細田氏の演説会会場に高市氏が到着すると、集まった約500人から大きな拍手が湧いた。 「(細田氏は)公認が得られなかったが、私にとっては大切な同志だ」 「新潟県を強く豊かにできる人だと確信するから、絶対に勝ってほしくて来た」 高市氏は自身の総裁選でのキャッチフレーズ 「強く豊かに」 を使いながら、こう強調した。 非公認となった細田氏が比例代表での復活当選もできないことを念頭に 「後がないから力が出る」 「色々あったかもしれないが、日本にとって、新潟県にとって必要な人間だ」 「国政に戻してほしい」 と呼び掛けた。 細田氏は、総裁選の1回目の投票は小林鷹之元経済安保担当相に票を投じたが、決選投票では高市氏に投票した。 細田氏は演説会終了後、記者団の取材に、非公認が決定する前から高市氏に応援を依頼していたと明かし、 「(自身が非公認になっても)高市氏は変わらず明るく『必ず行くから』と言ってくれた」 「知名度も高く、党を引っ張っている方が来てくれることは有り難い」 と感謝の言葉を述べた。 高市氏は総裁選で石破茂首相を上回る党員票を獲得し、保守色の強い岩盤支持層からの人気の高さを改めて示した。 衆院選の応援依頼が相次いでおり、公示前、周囲に 「既に120カ所を超えている」 と驚いた様子で漏らした。 総裁選で高市氏を支援した議員だけでなく、林芳正官房長官や河野太郎前デジタル相の陣営にいた議員からも依頼があり、高市氏周辺は 「次」 への足掛かりになるとみている。 ■「次の総裁選始まっている」 とはいえ、高市氏の足元も盤石ではない。 総裁選の推薦人20人のうち14人を占めた旧安倍派は、高市氏の重要な支持基盤と言える。 しかし首相は、政治資金収支報告書に不記載が確認された旧安倍派などの議員12人を非公認にし、公認した場合も比例代表との重複立候補を認めないなど厳しい対応を取った。 高市氏は自身を支えてくれた多くの仲間を衆院選で失う可能性がある。 細田氏の応援演説の後には、高鳥修一前衆院議員=新潟5区=の応援に駆けつけた。 同日中に長野県に移り、若林健太前衆院議員=長野1区=の応援を予定している。 両氏はいずれも不記載があり、比例代表との重複立候補が認められなかった。 衆院選では、上川陽子前外相や小林氏ら他の総裁選候補たちも、自身を支援した議員を中心に応援演説に駆け回る。 高市氏側近は 「次の総裁選はもう始まっている」 と語った。高市氏の今後「期待」は43%、「期待しない」上回る 世論調査 速報 毎日新聞 2024/10/3 17:22(最終更新 10/3 17:34) https://mainichi.jp/articles/20241003/k00/00m/010/160000c 毎日新聞と社会調査研究センターは3日、石破内閣発足を受けた緊急の全国世論調査を実施した。 自民党総裁選の決選投票で、石破茂首相に敗れた高市早苗前経済安全保障担当相の今後の政治活動に期待するか尋ねたところ、 「期待する」が43%で、 「期待しない」(38%) を上回った。 「わからない」も19% あった。 高市氏は自民党総裁選に出馬し、1回目の投票で181票(国会議員票72票、党員票109票)を獲得しトップ。154票(同46票、108票)を獲得した石破茂氏とともに決選投票に進出した。 しかし、決選投票では、高市氏の獲得票は194票(同173票、21票)で、215票(国会議員票189票、都道府県票26票)の石破氏を下回り、逆転で敗れた。 調査は、スマートフォンを対象とした調査方式「dサーベイ」で実施した。 NTTドコモのdポイントクラブ会員を対象としたアンケートサービスを使用し、全国の18歳以上約7000万人から調査対象者を無作為に抽出。 2061人から有効回答を得た。 A議員は更に新党結成まで口にする。 「もし高市氏が自民党から保守層中心の新党結成でも走れば、総裁選の結果を見ても分かるように、かなりの議員がついていくはずだ」 「そういう党が既にあるではないか」 ■渦中の人物に直撃 想定しているのが、人気作家の百田尚樹氏と名古屋市の河村たかし市長が共同代表の日本保守党との共闘とみられる。 河村氏は現代ビジネスの直撃に対しこう答える。 「解散総選挙になれば、百田氏にも『あんたも出なあかん』と言ったところだ」 「百田氏も総裁選は高市氏を応援しとったそうだ」 「古い話だが、ワシは新進党時代に高市氏と一緒にやっとりますからね」 「もし高市氏が何らかアクションを起こすなら、色々話し合えればと思いますね」 <主張>自民総裁に石破氏 保守の精神踏まえ前進を 外交安保政策の継承が重要だ 社説 2024/9/28 5:00 https://www.sankei.com/article/20240928-ZQWPFHRUFBPALP3NUGABOBDVAI/ 自民党総裁選で、石破茂元幹事長が高市早苗経済安全保障担当相を決選投票で破り、新総裁に選出された。 10月1日召集の臨時国会で首相に指名され、宮中での認証式などを経て、石破内閣が発足する見通しだ。 石破氏は当選後、 「安全安心な国にするため全身全霊を尽くしたい」 と語った。 ほとんどの派閥が解散を決めたこともあって史上最多の9人が立候補し、激しい総裁選となった。 石破氏は1回目の投票で高市氏に次ぐ2位だった。 決選投票の票差は21票で、党内基盤は強いとは言えない。 ■「挙党態勢」が問われる 政治とカネの問題で自民をみる有権者の目は依然として厳しい。 石破氏と自民は挙党態勢で国政運営に当たる必要がある。 党役員や閣僚の人事は適材適所の観点で、総裁選のライバル候補を含め起用すべきだ。 党所属国会議員は結束して新総裁を支えてもらいたい。 石破氏と自民に求めたいのは保守の精神を尊重、堅持することだ。 自民は党綱領で 「日本らしい日本の確立」 を謳い、自らを 「保守政党」 と位置付けている。 この基本線から外れるべきではない。 総裁選で論じられた選択的夫婦別姓の導入は見送るべきである。 石破氏は前向きな姿勢を示してきたが、保守政党が取り組む課題ではない。 家族や社会の根幹に関わる話だ。 片方の親と子の 「強制的親子別姓」 を意味し、戸籍制度も揺らぐ。 個人の自由の問題とは言えず、自民どころか社会の分断を招きかねない。 旧姓使用の充実で対応してもらいたい。 国家と国民を守り抜く外交安全保障は政治リーダーにとって最も重要な責務だ。 安倍晋三元首相は 「自由で開かれたインド太平洋」 構想を国際社会に示し、限定的ながら集団的自衛権の行使容認を実現した。 菅義偉前首相は米国と共に 「台湾海峡の平和と安定の重要性」 を打ち出した。 岸田文雄首相は5年間の防衛費43兆円、反撃能力の保有を決め、防衛力の抜本的強化を開始した。 石破氏は安倍氏以降の外交安全保障を確実に継承し、発展させなければならない。 中国やロシア、北朝鮮といった核武装した専制国家の脅威をどう捉えているかを語ってほしい。 ウクライナ支援の継続も重要だ。 心配なのは、石破氏がアジア版NATO(北大西洋条約機構)の具体化に意欲を示した点だ。 創設には憲法問題の解決や各国との比較的長期の交渉などに相当の年月と大きな政治エネルギーを要する。 数年先の発生も懸念される台湾有事の抑止を優先すべきではないか。 日米同盟の対処力と抑止力の強化も欠かせない。 ■男系の皇統を守り抜け 北朝鮮による日本人拉致問題の解決も急がれる。 石破氏は 「東京と平壌に連絡事務所を開設して交渉の足掛かりとする」 と唱えてきた。 家族会は時間稼ぎに利用されるだけだと懸念している。 まず、家族会などと真剣に語り合ってほしい。 千年、二千年の視野で日本を守るため、安定的な皇位継承策を確立すべきである。 自民は、男系(父系)による継承を堅持する内容の岸田内閣の報告書に賛同する立場だ。 石破氏は総裁選でこの党の方針に従うと表明した点を強調しておきたい。 自民は来年、結党70年を迎える。 憲法改正は党是であり、改憲原案の条文化を臨時国会中に完成させるべきだ。 憲法への自衛隊明記は最優先だ。 首都直下地震などの大規模災害や日本有事への懸念が高まっている。 緊急政令を含む緊急事態条項創設も急務である。 自民総裁として与党公明党の説得にも努める必要がある。 日本が抱える課題は他にもある。 物価高を上回る持続的な賃上げを確実なものとし、デフレからの完全脱却を目指してもらいたい。 少子高齢化を背景にした人口減少への対策や社会保障制度改革も欠かせない。 政治とカネの対応は引き続き重要だ。 パーティー収入不記載事件の再発防止と政治資金の透明性確保を確実にしたい。 信頼を取り戻さなければ、政策は遂行できまい。 早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰されている。 臨時国会では所信表明演説で国家観と政策の全体像を披露すると共に質疑にも応じ、国民に投票の判断材料を示すべきである。 <産経抄>石破総裁よ理想論より具体論を語れ 2024/9/28 5:00 https://www.sankei.com/article/20240928-P5GA726U6RK4NGQWW5XRYUK6TU/ 「私はあたかも運命とともに歩いているように感じた」 「そして全ての私の過去は、ただこの時、この試練のための準備に過ぎなかったように感じた」。 第二次世界大戦中の1940年5月、英首相に就いたチャーチルは回顧録で、こう就任時の胸中を記している。 ▼自民党の第28代総裁に石破茂元幹事長が当選した。 次期首相となる石破氏に何より求められるのは、年々厳しさを増す国際情勢への対応である。 もっとも、安全保障をライフワークとし、軍事オタクとも呼ばれた石破氏には釈迦に説法だろうが。 ▼もはや台湾有事は時間の問題だとされ、中国は日本の領海・領空を侵犯して悪びれない。 北朝鮮は核・ミサイルによる恫喝をやめない。 ロシアはその両国と連携を深め、ウクライナ侵略を続ける。 中東に目を転じれば、第三次世界大戦の萌芽が現れている。 ▼石破氏は総裁選中、必然的に片親と子供が別姓となる選択的夫婦別姓の推進を明言し、皇室の伝統に前例がない女系天皇容認に含みを残した。 だが、くれぐれも政策遂行の優先順位を間違えないでもらいたい。 これらを強行して社会に分断と対立を招く余裕は日本にはない。 ▼アジア版NATO(北大西洋条約機構)や、憲法9条からの2項(戦力の不保持)削除など近い将来には実現不可能な理念を掲げるより、現実の課題を1つ1つ片づけていくべきだろう。 リーダーが国民に訴えるべきは、理想論ではなく目の前の危機である。 ▼チャーチルは、前々任者のボールドウィンについてこう指摘している。 「選挙に敗れるのを恐れるあまり、国家の安全に関して自分の責任を果たさなかった」。 近いとされる次期衆院選では、国民を守るための具体論が聞きたい。 小泉進次郎氏が総裁選で失速した理由、政策打ち出しの初動ミス挽回できず、地方票に泣く 2024/9/27 21:48 https://www.sankei.com/article/20240927-NRCJKLX5LZPZTILIZ63TNOZ7ZA/ 「議員票1位、党員票3位、胸を張って堂々と(陣営の選対事務所に)戻ってこられた」 「皆さんが使ってくれた時間を、何倍にもお返しできるように頑張っていきたい」 小泉進次郎元環境相(43)は27日、自民党総裁選終了後に支援を受けた議員たちを前にこう述べた。 「ポスト岸田」 の大本命として国会議員票では首位となる75票を集めたが、党員票で石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障担当相に想定以上の大差をつけられた。 小泉純一郎元首相を父に持ち、巧みな弁舌を併せ持つ小泉氏は当初、抜群の知名度で党員票でも優位に立つとみられていた。 しかし、報道各社の調査によると、他の総裁選候補と臨んだ討論会を重ねるごとに失速の傾向が強まっていった。 選挙戦中盤に地方創生などに関する追加公約を発表したが、勢いは取り戻せなかった。 小泉氏を支援した若手議員は解雇規制の見直しなどを念頭に 「政策の打ち出し方を誤らなければ勝っていた」 と悔やむ。 特に、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度の早期導入は、保守層の警戒を招いたとの見方が根強い。 14日に名古屋市で行われた初の合同街頭演説会で夫婦別姓に触れた際も聴衆の反応は鈍かった。 総裁選の途中から急遽、 「愛国心」 に言及し始めたが、後の祭りだった。 島根県連幹部は 「党員は一般有権者よりも年齢層が比較的高い」 「小泉氏の主張が『わがこと』として響かなかったのではないか」 と解説する。 史上最年少首相の誕生は党員の厚い壁に阻まれた。 小泉氏は記者団に 「この糧を次の1つ1つに生かしていきたい」 と意気込んだ。 安倍氏国葬から2年 高市早苗氏総裁選善戦も「包囲網」で敗れる、保守層の期待変わらず 2024/9/27 21:45 https://www.sankei.com/article/20240927-K5QT3LCLHFI3NFX72PU6V3HZRE/ 27日に行われた自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)が決選投票の末、女性初の首相の座を逃した。 選挙管理委員会が文書郵送の禁止を通知して以降に政策リーフレットが全国の党員らに届いたことが他陣営から問題視され、これが尾を引いたとの見方もある。 ただ、1回目の投票で最多の181票を獲得したことで、保守層からの期待の大きさを改めて見せつけた形だ。 高市氏は総裁選後、目を赤くしながら党本部で記者団の取材に応じ、 「私自身の力不足だ」 「多くの方に助けて頂きながら申し訳ない」 と語った。 前回総裁選で支援を受けた安倍晋三元首相の死去に伴い、党内基盤の弱体化が懸念された中、1回目の投票では9候補の中でトップに立った。 しかし、上位2人による決選投票では一転、国会議員票が伸びを欠いた。 陣営関係者は、18日に高市氏の地元秘書が記者会見を開き、他陣営にも同様の事案があると持ち出したことも念頭に 「『高市包囲網』が出来てしまった」 と悔やんだ。 もっとも、高市氏の勢いはリーフレット問題が発覚した後も衰えなかったことは事実だ。 安倍氏と同様、男系による皇位継承の伝統を守り抜くという意志や、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度導入に慎重な姿勢などが党員から高く評価されたとみられる。 「今日で安倍元首相の国葬儀から2年になる」 「良い報告が出来なかったことを申し訳なく思っている」 「今後の予定については申し上げられる状況にはない」 高市氏は記者団にこう述べるにとどめた。 しかし、自民幹部は 「高市氏は都市圏などで想定以上に支持を集めた」 「保守層への影響力は大きく、石破茂新総裁がどう処遇するかが重要になる」 と語った。 総裁選決選投票で逆転の石破氏、旧岸田派の「高市敬遠」勝因「レガシーひっくり返される」 2024/9/27 21:30 https://www.sankei.com/article/20240927-SWLZXOVB2FLEBIK65OMNQAF5KQ/ 自民党総裁選は27日、石破茂新総裁が高市早苗経済安全保障担当相との決選投票を制した。 両氏は議員仲間が少なく、議員からは 「どちらがましかの究極の選択」 との声も漏れたが、石破氏が最終盤で岸田文雄首相の路線継承を打ち出して旧岸田派(宏池会)の支持を得た。 高市氏は麻生太郎副総裁らの支持を受けたが旧岸田派から敬遠され、明暗が分かれた。 「決選投票は高市氏以外の党員票が多い候補でいく」 27日午前9時過ぎ、旧岸田派議員らに首相の意向が側近を通じて伝えられた。 首相が石破氏支援に舵を切った瞬間だった。 首相は総裁選中、周囲に 「経済や外交は自分の路線を引き継いでほしい」 と頻繁に漏らした。 当初、期待を寄せた小泉進次郎元環境相は論戦で失速。 代わって高市氏が急浮上した。 首相には防衛力強化のための増税などに反対する高市氏の言動は岸田路線の否定と映った。 首相周辺は 「高市氏では首相のレガシー(遺産)はひっくり返される」 と危機感を募らせた。 石破氏が首相の経済政策を継承する考えを示し、首相は決選投票で石破氏を支援する腹を固めた。 別の動きをしたのが麻生氏だ。 26日に首相に 「高市をやります」 と伝達。 岸田政権を支えた麻生氏だが、石破、小泉両氏への評価は低い。 そんな麻生氏が率いる唯一の派閥・麻生派(志公会、54人)の支援があれば、高市氏が勝利に近付くと見られた。 1回目の投票の議員票は高市氏72票、石破氏46票と差が開いた。 決選投票は、高市氏と政策的に遠い小泉氏、旧岸田派の林芳正官房長官、上川陽子外相の支援議員らの得票を足せば石破氏の逆転が想定できる範囲に収まり、その通りとなった。 安倍晋三元首相の宿敵だった石破氏と、安倍氏の後継色を鮮明にした高市氏が接戦を演じたことは対立の芽を生みかねない。 高市氏陣営の中堅は 「前回総裁選は首相に入れたのに旧岸田派は高市潰しをした」 「石破氏が高市氏を重用しなければ衆院選は負ける」 と語る。 首相は両院議員総会で 「これからはノーサイドで、一致結束を」 と呼び掛けた。 石破氏にとって、まずは最多の9人で争った総裁選後の結束固めが急務となる。 「ワイドショー政治」は健在か 「高市潰し」「包囲網」はねのけられず、高市氏敗れる 2024/9/27 16:02 https://www.sankei.com/article/20240927-IWOPIQWFBZMK7IWZMZ42Y3HKFU/ 自民党総裁選で27日、石破茂元幹事長(67)に決選投票で敗れた高市早苗経済安全保障担当相(63)。 大手メディアはワイドショーや政治番組などで、人気のある小泉進次郎元環境相(43)らを中心に扱う一方、高市氏については 「政策リーフレット問題」 や 「タカ派」 などのイメージを繰り返し報じ、 「高市包囲網」 を敷いた。 選挙結果は、高市氏が党員・党友票では最多を獲得。 大手メディアの 「高市潰し」 とは裏腹に、国民の支持が裏付けられた選挙だった。 「高市さんは推薦人の半分以上が『裏金議員』ですよね」 25日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、元同社員の玉川徹氏はこう指摘し、 「内閣を作る時に推薦人を重用しないわけにはいかず、『裏金内閣』になる」 と懸念を述べた。 18日放送のTBS系「ひるおび」では、出演した朝日新聞ゼネラルエディター補佐、毎日新聞論説委員、TBS政治部長が異口同音に、 「政治とカネ」 を巡る高市氏の対応に疑問を呈した。 また、24日放送のBSフジ「プライムニュース」では、中国出身の李昊(り・こう)東大大学院准教授が出演、高市氏が首相に就任後も靖国神社参拝を続けるとしていることについて 「壊滅的なダメージですね」 「日本の国内の右翼の支持以外に何も得られない」 と切り捨てた。 高市氏は9候補の中で唯一、財政出動によって経済成長を図る積極財政を主張。 中国・深圳の日本人男児刺殺事件で中国側に対し毅然とした対応を求めるなど、財務省の財政均衡主義や外務省の対中外交と一線を画す政治姿勢も、一部メディアで強調された。 市場は石破ショック≠フ様相 円急騰、日経平均株価の先物は一時2000円超も急落 2024/9/27 18:33 https://www.sankei.com/article/20240927-PJ7N6D3JEFGCFAT4DKXAUUZNAQ/ 27日午後に投開票された自民党総裁選で、石破茂元幹事長(67)が選出されると、市場は敏感に反応した。 日銀の追加利上げに肯定的な石破氏の当選が伝わり、東京外国為替市場では円相場が数分で1ドル=146円台から143円台まで急騰した。 積極財政派の高市早苗経済安全保障担当相(63)が敗れ、財政出動による経済波及効果の期待が薄れたことで、日経平均株価の先物でも売りが急激に拡大。 一時2000円超急落するなど、市場は石破ショック≠フ様相を呈している。 同日の東京外国為替市場では円が対ドルで一時1ドル=142円台後半をつける場面もあった。 また、国内債券市場でも、日銀の利上げ期待が高まり、長期金利の指標となる新発10年物国債は一時0・855%と、総裁選の結果発表前の0・805%から上昇した。 石破氏は総裁選中、金融政策運営は 「日銀の独立性を尊重」 すべきとし、日銀の追加利上げに肯定的な姿勢を示していた。 また、同日の大阪取引所の夜間取引では日経平均先物で12月物が3万7700円前後に急落。 同日の先物清算値(株価終値に相当)の3万9850円から2000円超も安くなった。 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは 「財政再建を重視し、株式の売却益などに課す金融所得課税の強化に意欲を示す石破氏の政策スタンスを、市場が嫌気した」 と分析。 先物主導で日本株の売りが膨らむ可能性が高く、週明けの日経平均株価にも下押し圧力が働くと見ている。 石破氏当選受けて円が急騰、数分間で146円台から143円台へ円高進む 自民党総裁選 2024/9/27 16:14 https://www.sankei.com/article/20240927-ZCCI2YMMLVCNHB25KAX645BJXE/ 27日午後に投開票された自民党総裁選で、石破茂元幹事長(67)が選出されると、東京外国為替市場の円相場は対ドルで約3円急騰し、1ドル=143台まで円高が進んだ。 石破氏は日銀の追加利上げに肯定的な姿勢を示していたため、総裁選の結果を受け、今後の利上げ観測の高まりから円が買われたとみられる。 同日午後に入り、高市早苗経済安全保障担当相(63)が石破氏とともに決選投票に進むと円売りの動きが急速に広がり、1ドル=146円台半ばまで円安ドル高が進む場面もあった。 高市氏は総裁選期間中に 「金利を今、上げるのはあほ」 と発言するなど利上げに慎重な姿勢を示していた。 市場関係者は、高市氏当選の期待から円を売る動きが一時的に広がったとみている。 ところが、27日午後3時20分ごろに石破氏当選が伝えられると為替の動きは一気に反転。 数分のうちに円相場は3円程度急騰した。 石破氏は総裁選中、金融政策運営は 「日銀の独立性を尊重」 としつつ 「経済や国民生活に支障が生じない範囲、ペースで正常化されることを期待する」 などと発言していた。 石破氏は株式の売却益などに課す 「金融所得課税」 の強化に意欲を示しているため、週明けの株式市場に下押し圧力がかかるとの懸念も広がっている。
[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください
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