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自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想<表あり>=衆院選公示(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/708.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 15 日 16:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想【表あり】=衆院選公示
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361924
2024/10/15 日刊ゲンダイ


野上忠興氏の衆院選議席予想】/(C)日刊ゲンダイ


八王子市民の審判やいかに 萩生田光一元政調会長(C)日刊ゲンダイ


頼みは公明票の下村博文元文科相(C)日刊ゲンダイ


衆院鞍替えも苦戦必至の丸川珠代元五輪相(C)日刊ゲンダイ

 超短期決戦の“裏金隠し衆院選”は15日公示。27日の投開票に向け、選挙戦に入った。自民党派閥の裏金事件をきっかけに「政治とカネ」への不信感が渦巻く中での選挙だ。言行不一致の二枚舌政権は信任されるのか、非公認・比例重複なしの44人の裏金選挙区の当落は──。本紙連載中の「総選挙全289区当落予想」(5ページ)を担当するなど、選挙予測に定評がある政治評論家・野上忠興氏に現時点での各党の議席数を予想してもらった。自民は58議席減、自公の与党は過半数(233議席)割れの惨敗と出た。

石破政権で“お灸票”が増える

 石破首相(自民党総裁)は13日、就任後初の街頭演説で、真っ先に公明党の石井代表の選挙区(埼玉14区)に入った。裏金事件の大逆風を受け、解散時まであった自民単独過半数を維持するのは困難な情勢。“公明頼み”で目標に掲げる「自公で過半数」をクリアしたいということだろうが、それも危うい。

 選挙は、小選挙区289、比例代表176、計465議席を争うが、野上氏の議席予想は【別表】の通りだ。自民は解散時から58減の198議席。公明は4減の28議席。自公で計226議席となり、過半数を7議席割り込んだ。裏金非公認で当選の4議席を追加公認したとしても、計230議席で過半数に達しない。石破首相の責任論や選挙後の政権の枠組みを巡って大騒ぎになりそうだ。

「公認をめぐるゴタゴタで、自民党が裏金事件を反省していないことがあらためて露呈し、自民離れに拍車がかかった。『自民には入れたくない』という“お灸票”が増え、選挙区内で一番勝てそうな野党候補に集まるでしょう」(野上忠興氏)

自民の情勢調査は「最悪のケースで議席減が120超」


真っ先に公明党・石井啓一代表(左)の応援に入った石破首相(C)共同通信社

 裏金選挙区ついては、非公認候補の当選予想は10人中4人。萩生田光一元政調会長(東京24区)や下村博文元文科相(東京11区)は厳しい。比例重複なし34人は20勝14敗の予想。参院から鞍替え出馬の丸川珠代元五輪相(東京7区)は苦しい戦いだ。

 地域別では、自民は新潟と大阪で全滅、北海道は12区以外全滅の予想。東京も負け越しだ。

「自民党関係者によれば、党の情勢調査で『最悪のケースでは議席減が120超』と出て、選挙担当者が大慌てしているそうです。重要閣僚の現職大臣も落選危機という驚きの結果でした」(野上忠興氏)

 14日森山幹事長は、裏金前議員が当選したら役職に登用する考えを示唆。これで自民は、さらに議席を減らすんじゃないか。

  ◇  ◇  ◇

 自民党の裏金議員の大半は公認へ。裏金事件の反省の姿勢は全く見られない。●関連記事【もっと読む】『石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ』は必読だ。
 

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コメント
1. 赤かぶ[227608] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:40:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1192] 報告

2. 赤かぶ[227609] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:42:31 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1193] 報告

3. 赤かぶ[227610] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:44:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1194] 報告

4. 赤かぶ[227611] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:46:08 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1195] 報告
https://x.com/jyunesu_/status/1846090086519394590

ジュネス (jyunesu)
@jyunesu_

自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想【表あり】=衆院選公示
https://news.yahoo.co.jp/articles/1022717f88dc85abbd4b38b4d076ef2b6a222180?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241015&ctg=lif&bt=tw_up

「自民党関係者によれば、党の情勢調査で『最悪のケースでは議席減が120超』と出て、選挙担当者が大慌てしているそうです。重要閣僚の現職大臣も落選危機という驚きの結果でした

5. 赤かぶ[227612] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:50:10 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1196] 報告
https://x.com/uso800_sisigami/status/1846090617602122215

獅子神@10/20関西コミティア E-36
@uso800_sisigami

もし、これが現実になったら維新と国民民主が色めき立つな。連立に加わる絶好のチャンスとばかり猛烈なアタックをかけるのは火を見るよりも明らか。

自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想【表あり】=衆院選公示

6. 赤かぶ[227613] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:51:30 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1197] 報告
https://x.com/eco_king/status/1846093604122775948

山紫水明
@eco_king

裏金議員全員が落選するわけではないし、旧統一教会との政策協定がなくなってしまうわけでもなかろう。腐敗とカルト汚染の排除をできないまま禊が済んだと宣言して憲法改正に突き進めば、日本はオシマイだ。野党共闘しておけばよかったが、野党にも戦争屋が多いからダメダメだ。

7. 赤かぶ[227614] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:53:13 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1198] 報告
https://x.com/KoBo38/status/1846070581399376014

Ko Bo
@KoBo38

・明るい兆候

https://x.com/gendai_hanbai/status/1846023193674600523

261-58=203
32-〇= 29(〇=3)
 計  232<233【過半数割れ】

8. 赤かぶ[227615] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:55:23 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1199] 報告
https://x.com/RebirthT38149/status/1846046283276210648

T
@RebirthT38149

58議席割れ(落選候補)の中に、岸田・稲田・森・村上などといったキシバ派が含まれてることを切に願う次第

#自民党に投票してはいけない
#石破政権が日本を滅ぼす

9. 赤かぶ[227616] kNSCqYLU 2024年10月15日 16:56:54 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1200] 報告
https://x.com/aokima33/status/1846027339735732716

青木正美 🍉
@aokima33

58減、いいねいいね。#壺と裏金は通さない

10. 赤かぶ[227617] kNSCqYLU 2024年10月15日 17:02:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1201] 報告
<■66行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

【勝敗ラインは自公過半数】政権安定向け“石破総理が明言”党内混乱と高市氏の動静は【日曜スクープ】(2024年10月13日)

2024/10/13 ANNnewsCH

石破総理は9日の記者会見で、勝敗ラインについて言及し、「自民公明で過半数を目指す。自公で過半数を頂くべく全身全霊を尽くす」と語った。勝敗ラインを巡っては、2005年以降、「自公で過半数」は、多くの歴代総理が目標に掲げていた。2005年の衆院選の際、小泉総理が「郵政民営化に賛成の自民党と公明党が衆議院の議席で過半数を得ることができるよう全力を尽くす」と述べ、「自公で過半数」を初めて掲げた。結果は、自民が圧勝し、自公で定数の3分の2を超える327議席の獲得となった。2014年の衆院選では、安倍総理が、「自民公明を維持できなければ、アベノミクスを進めていくことはできない」と言明し、自公で3分の2を超える326議席を獲得した。また、安倍総理は2017年の衆院選では、「目標は常に過半数、自公で過半数」と語り、自公で3分の2を維持する313議席。直近では2021年の衆院選は、岸田前総理が「与党で過半数の確保が勝敗ライン」として戦い、自公で絶対安定多数を上回る293議席を獲得した。

衆院選は465議席(小選挙区289、比例代表176)を争う。解散時の議席は与党の自民256、公明32の計288。野党は立憲98、日本維新の会44、共産10、国民7などとなる。立憲の野田佳彦代表は9日、目標議席数について、「自公の過半数割れと立憲が比較第1党となることを目指している」と語った。維新の馬場伸幸代表は9日、自公過半数割れが現実となった場合、維新の方向性について言及し、与党と組む、野党との大連立、また、中立維持でキャスティングボートを握る、3つの選択肢があることを明らかにした。

衆院選後の党内における石破総理の求心力に関する発言や報道が相次いだ。衆院解散の9日、安倍派に所属していた前議員は、「安倍派潰しだ。手続きも何もない、ガバナンスのない独裁政党だよ。自民党を壊す気じゃないか、どっちにしても続かない、石破政権も短命だな」と語った。石破政権の始動後に、求心力の高まりにより注目が集まっているのが、高市早苗前経済安保大臣。党内から高市氏に、衆院選の応援演説依頼が殺到している。総裁選の直後に高市氏は、党総裁選の決選投票で支援を受けたとされる麻生太郎最高顧問と面会した。産経新聞は9日、「麻生氏が、『石破も(総理在任は)長くないだろう。勉強はしなくていいから仲間を作れ』と、高市氏に助言した」と報じた。

石破総理は12日、初の外交で訪問したラオスから帰国した。東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議では、フィリピンなどと中国が領有権を争う南シナ海問題についても、議論が交わされた。また、石破総理は訪問中、中国の李強首相と会談。石破総理は、今年8月に起きた中国海軍による領海侵犯に懸念を示すとともに、今年9月に中国南部の広東省深セン市で発生した日本人男児刺殺事件の事実解明を要求した。
こうした中、選挙戦に臨む9党の安全保障政策を比較すると、それぞれの特色が見えた。

★ゲスト:鈴木哲夫(ジャーナリスト)、久江雅彦(共同通信特別編集委員)
★アンカー:杉田弘毅(ジャーナリスト/元共同通信論説委員長)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

11. 赤かぶ[227619] kNSCqYLU 2024年10月15日 17:16:06 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1203] 報告
<▽47行くらい>

各党首が第一声 衆院選公示 選挙戦スタート

2024/10/15 テレ東BIZ

衆議院議員選挙が15日公示され、27日の投開票に向けて12日間の選挙戦がスタートしました。

自民党 石破総裁「深い反省のもとに、もう一度新しい日本をつくっていく。この国の独立と平和を必ず守り抜く。新しい経済対策を打ち出していく」

立憲民主党 野田代表「国民は一円たりとも税逃れはできない。(自民党議員は)脱税もどきの行いをやっていて処分なしなのか。自民党政治に決別しようじゃないか」
日本維新の会 馬場代表「自分を律して身を切る改革をやって、政治への信頼を取り戻すためには、政治とお金の問題を、もっとクリーンに、もっと見える化をしていかなければならない」

公明党 石井代表「政策を進められるのは、どの政党、どの連立なのか。豊富な実績と経験のある自公の連立政権しかない」

日本共産党 田村委員長「自民党政治を変える政策を持ち、確固たる立場を持ち、現に政治を動かしているのが私たち日本共産党だということも明らかに示されているのではないか」

国民民主党 玉木代表「裏金問題に決着をつけることを訴えるとともに、減税、社会保険料の軽減、電気代の引き下げで、あなたの手取りを増やす」

れいわ新選組 櫛渕共同代表「れいわ新選組は国民を救う政治に大転換していく。消費税の減税、季節ごとの現金給付、社会保険料の引き下げの3つを求め、国民生活を救っていく」

衆院選には、このほか社民党、参政党、みんなでつくる党も候補者を擁立しています。今回の衆院選は2021年10月以来、3年ぶりで、小選挙区定数の「10増10減」に伴う新たな区割りで初めて実施されます。投開票日は27日で、小選挙区と比例代表の合わせて465の定数に対し、自民・公明両党で過半数の議席を確保し、政権を維持できるかどうかが焦点です。

12. ノーサイド[2651] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月15日 17:21:00 : Mp5ViGGMQs : b2xlek5QR2xZVjI=[16] 報告

>自公で過半数割れの衝撃!

大丈夫、万年野党が議席減に歯止めをかけてくれます。
(大笑) 
 
   

13. 裏金脱税は犯罪だよ![4] l6CL4JJFkMWCzZTGjd@CvoLmgUk 2024年10月15日 18:09:53 : Bo9kokx9gE : U2d0TjlNZ1oyMVk=[1] 報告
「自民党関係者によれば、党の情勢調査で『最悪のケースでは議席減が120超』と出て、選挙担当者が大慌てしているそうです。重要閣僚の現職大臣も落選危機という驚きの結果でした」

まさか?
有権者の目はそこまで覚めてはいまい。
しかし待てよ〜
256−120=136
これが本来妥当な線なんだが、そうも行くまい。
 

14. 嘘つき公明[1] iVKCwoKrjPaWvg 2024年10月15日 21:30:31 : WrMJqjurSU : S2prTFpVS0kxckk=[119] 報告

おやおや

「公明が自民党の裏金議員35人を推薦」

ですか、、、

「嘘つきはドロボーの始まり」ですよ!

「創価もドロボー一家」だったわけですね!


なるほどよくわかりました

15. ノーサイド[2654] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月15日 22:16:47 : Mp5ViGGMQs : b2xlek5QR2xZVjI=[19] 報告

>石破政権でお灸票が増える。

さすがに万年野党勢にはお灸票は回ってこないようだな。
当然だな。(大笑)
 
 

16. evilspys[620] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2024年10月15日 23:25:11 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[17599] 報告
石破内閣支持率44%、衆院解散「妥当ではなかった」49% - 2024.10.15
時事ぽぽんぷぐにゃん
2024/10/15
https://www.youtube.com/watch?v=kn8eRsFl898
17. 位置[871] iMqSdQ 2024年10月16日 00:00:41 : 58R8Uvjw3Q : cEdLVUZkV3VkLjI=[29] 報告
ゲンダイ記事だから楽観は出来ん。
18. わはははは[51] gu2CzYLNgs2CzQ 2024年10月16日 03:51:33 : YE5La6IftU : UWhQRVJrUGFpdjY=[1] 報告
たとえ自公で過半数割れしても維新が連立に加わるだけ。野田が維新と選挙協力とかいっても馬場は連立派なのでなんの意味もない。日本保守党とか参政党とか右派政党もいるので立憲に出番が回ってくることはない。
19. ノーサイド[2657] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月16日 06:56:40 : JAtfHDHEfU : UFFyM2tsM0NDQXc=[2] 報告

>自公で過半数割れしても維新が連立に加わるだけ。

万年野党は我が意を得たりだな。
(大笑)
 

20. あきアカネ[3] gqCCq4NBg0qDbA 2024年10月16日 07:10:30 : FTgDmGtEAU : dXIwT3FwRy9JM28=[3] 報告
>>16
>石破内閣支持率44%、衆院解散「妥当ではなかった」49%
2024.10.15

もうそこまで落ちているのか?
これは年内ダメか分からん!
 

21. 秘密のアッコちゃん[746] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年10月16日 07:29:39 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[311] 報告
<■490行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
<主張>台湾包囲の演習 中国は「火遊び」をやめよ
社説
2024/10/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20241016-JKOH2QKKYZMCPN6CTZUYFSF7GM/
中国が台湾を包囲する形の大規模な軍事演習を行った。
日本周辺の平和と安定を乱す暴挙で許されない。
中国軍は14日、台湾周辺海空域へ空母「遼寧」など軍艦17隻、戦闘機など軍用機153機を展開して演習を実施した。
陸軍や核ミサイルを管轄するロケット軍も参加した。
海警局船17隻は台湾の周囲を巡回した。
軍用機は1日に確認された数としては過去最多だ。
中国で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の報道官は演習について、頼清徳台湾総統を呼び捨てにした上で、頼総統が台湾独立の
「謬論(びゅうろん)」
をでっち上げていることへの
「懲戒」
で、
「正義の行動」
だと主張した。
頼総統は10日、台湾が正式名称とする中華民国の双十節(建国記念日)の式典で
「中華人民共和国には台湾を代表する権利はない」
と演説し、中国政府は反発していた。
中台関係を巡り、台湾と考え方が違うからといって中国が軍事演習で威嚇していいわけがない。
そもそも大規模な軍事演習は数日で準備できない。
頼総統の演説は口実にしただけで、この時期に台湾の人々を威嚇する計画は以前から練っていたのだろう。
頼総統がフェイスブックで
「地域の平和と安定を破壊するものだ」
と中国軍の演習を非難したのは当然だ。
中国は軍事挑発を重ね、併吞に向けて台湾の人々を屈服させたいのだろう。
だが、台湾を本当に封鎖したり、侵攻したりする暴挙に出れば大陸沿岸が逆に封鎖されても仕方あるまい。
米軍などが大陸の主要港湾への航路に機雷を撒くなどすれば、海を介した中国の輸出入の大半は途絶する。
中国が必要とする食料、エネルギーは供給されなくなる。
中国共産党独裁体制を覆す騒乱も予想される。
中国は台湾への危険な火遊びをやめた方がよい。
青木一彦官房副長官は会見で中国の演習について
「中国側に我が国の懸念を伝達した」
と語った。
一方、石破茂首相は
「台湾海峡や周辺の平和と安全は地域にとって極めて重要な問題だ」
「我が国はこの状況を注視する」
と述べるだけだった。
「台湾有事は日本有事」
である。
日本は対中抑止力を高めると共に、首相自身がはっきり中国を批判し、窘めるべきだ。

中国の軍事演習は「無責任」 米国防総省が非難声明
2024/10/15 9:32
https://www.sankei.com/article/20241015-GJBIJP3CRJJPHCTTAVWHOOXUVE/
米国防総省は14日、中国人民解放軍が台湾を取り囲むような形で軍事演習を実施したことを受け、
「無責任で、(地域を)不安定化させる」
と非難する声明を発表した。
国防総省のライダー報道官は声明で、中国の軍事演習について
「注意深く監視した」
と説明。
台湾の建国記念日に当たる
「双十節」
の10日、記念式典で頼清徳総統が演説したことを、中国が
「挑発的な軍事行動の機会」
にしていると批判した。
台湾の総統が10月10日に演説するのは
「長年の伝統」
であり、
「いつもの地域向けの演説だ」
とも述べ、中国側の挑発的な対応であることを強調した。
声明は
「インド太平洋における抑止力は依然として強力だ」
と指摘。
米軍の態勢に
「自信を持っている」
とも強調し、中国を牽制した。
また、「台湾海峡の平和と安定」を重視する国が増えているとし、「『自由で開かれたインド太平洋』を推進するため同盟国やパートナーと協力し続ける」と述べた。
米国務省のミラー報道官も米東部時間13日の声明で、軍事演習を「緊張をエスカレートさせる行為」と批判。米国の「一つの中国」政策は変わらないと説明した。

米、中国に「深刻な懸念」 台湾包囲の軍事演習注視
2024/10/15 7:36
https://www.sankei.com/article/20241015-GGSNMZMXOVJW3BW7JEDGXM56A4/
米国務省のミラー報道官は13日の声明で、中国軍による台湾包囲の軍事演習に対して
「深刻な懸念」
を表明した。
同盟・友好国と共に中国軍の動きを注視すると強調。
台湾海峡の平和と安定を損なう可能性のある行為を自制するよう中国に求めた。
ミラー氏は、台湾総統による双十節(建国記念日)祝賀式典での演説を受けた軍事圧力は
「不当で、緊張をエスカレートさせる行為だ」
と憂慮。
中台を不可分の領土だとする中国の原則に留意してきた米国の
「1つの中国」
政策は変わらないとの立場も示した。
国防総省のライダー報道官は14日の声明で、中国軍の軍事演習は
「無責任で、地域を不安定化させるものだ」
と批判。
演習を注意深く監視したとし
「米軍の抑止力は依然として強く、地域における現在の戦力態勢と作戦に引き続き自信を持っている」
と強調した。(共同)

中露国防相が北京で会談 台湾周辺の軍事演習と同日、中国「戦略的協力を深化」
2024/10/14 21:46
https://www.sankei.com/article/20241014-GHAH66G4IRLTHNMYROTP3JX4JI/
中国の董軍(とう・ぐん)国防相は14日、ロシアのベロウソフ国防相と北京で会談した。
中国国防省によると、董氏は中露両軍が
「戦略的な協力を深めるべきだ」
と露側に呼び掛けた。
両軍で
「両国の共通利益」

「世界の戦略的安定」
を守ることも訴えており、中露両国に圧力を強めている米国に共同で対応していくことを改めて確認したとみられる。
中国側によると、ベロウソフ氏は
「ロシアと中国の軍事協力は、世界と地域の平和、安定を守る重要な要因だ」
と述べた。
中国側との協力を強化することに意欲を示した。
両者の会談は、中国人民解放軍が台湾を包囲する海空域で軍事演習を実施したのと同じ日に行われた。
中国国防省の発表は台湾や軍事演習については触れていない。
ベロウソフ氏は、前国防相のショイグ氏が国家安全保障会議書記に転じたことを受け、今年5月に国防相に就任した。
プーチン露大統領が5月に北京を訪問して中国の習近平国家主席と会談した際、ベロウソフ氏も代表団の一員として訪中した。

台湾周辺で中国軍機125機を確認、過去最多 14日の中国演習、空母から艦載機も接近
2024/10/14 21:42
https://www.sankei.com/article/20241014-A3HV3LYWKJOL5HRL2RGRN4XYUU/
中国軍が14日実施した大規模軍事演習を巡り、台湾の国防部(国防省に相当)は14日夕に記者会見を開き、同日午後4時半(日本時間同5時半)までに中国の軍用機延べ125機が台湾周辺で活動したのを確認したと発表した。
1日の数としては過去最多という。
このうち延べ90機が台湾海峡の暗黙の
「休戦ライン」
である中間線やその延長線を越えるなどした。
この他、中国の軍艦17隻と中国海警局の船17隻も台湾周辺で確認された。
中国の空母「遼寧」の艦隊は台湾本島の南東沖で確認され、艦載戦闘機の「殲15」が台湾本島南東の空域に進入したとしている。
一方で国防部は、台湾が設定する
「領海」

「接続水域」、
その上空への中国軍艦と軍用機による進入はなかったと説明した。
また
「台湾海峡周辺での海運と空運の状況は正常だ」
とし、軍事演習による民間機や船舶の航行への影響はなかったとの見方を示した。
また、中国軍でミサイルを運用するロケット軍の動向を
「注視している」
としつつ、ミサイル発射の前に行われることがある航行禁止区域の設定などは確認されていないと説明した。

中国軍が軍事演習の完了を宣言 台湾に対し「戦争準備の強化継続」も表明
2024/10/14 20:22
https://www.sankei.com/article/20241014-VGUANWPAPZK4VLQSXS7KIA5CHE/
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は14日夕、台湾の周辺で同日実施した軍事演習の完了を宣言した。
東部戦区の報道官は談話で、統合作戦能力の全面的な検証を行ったと説明。
その上で
「訓練と戦争準備を強化し続け、『台湾独立』分裂行動を断固として打ち砕く」
と強調した。
東部戦区は今回の軍事演習を
「連合利剣−2024B」
と名付けて14日朝から実施した。
「『台湾独立』分裂勢力が『独立』を画策する行動を取っているので強力に震え上がらせる」
としており、台湾の頼清徳総統が10日の演説で
「国家の主権を堅持し、侵略と併呑を許さない」
と述べたことへの対抗措置と位置付けた。
陸海空軍と戦略ミサイルを運用するロケット軍などの兵力を動員し、台湾本島の北方や南方、東方の他、台湾海峡を演習地域とした。
要衝となる港や地域の封鎖能力などを検証した。
演習には空母「遼寧」も参加した。
中国で海上警備を担う中国海警局(海警)も軍と歩調を合わせ、台湾の周辺で船隊がパトロールを行った。
中国軍は今年5月にも台湾周辺で軍事演習
「連合利剣−2024A」
を行っている。
5月の軍事演習は2日間に渡り行っていたため、今回は14日のみで終了するのか注目されていた。

中国、米国の懸念に反発「いかなる外からの干渉も許さない」 台湾周辺の軍事演習
2024/10/14 17:51
https://www.sankei.com/article/20241014-HZSKNF6YNBKYLGGNOF5EUQXLHU/
中国人民解放軍による台湾周辺での軍事演習に米国務省が懸念を表明したことについて、中国外務省の毛寧(もう・ねい)報道官は14日、
「台湾は中国の一部だ」
「台湾問題は中国の内政であり、如何なる外からの干渉も許さない」
と記者会見で述べて反発した。
毛氏は、米側に台湾への武器売却を停止するよう要求した他、
「『台湾独立』分裂勢力に誤ったシグナルを発する」
ことをやめるよう求めた。
毛氏は、軍事演習に関して
「台湾独立と台湾海峡の平和は、水と火のように相容れないものだ」
と述べた。
中国当局は
「台湾独立」
派とみなす台湾の頼清徳政権を非難しており、毛氏は
「台湾海峡の平和と安定を重視するならば、まず初めにやるべきことは台湾独立に反対することだ」
と海外からの懸念を一切受け入れない姿勢を示した。

石破茂首相、中国の台湾包囲軍事演習に「推移を注意深く見守る」
2024/10/14 15:47
https://www.sankei.com/article/20241014-2JGUDFDJF5KW3FWL7V27SSJ3B4/
石破茂首相は14日、中国軍による台湾包囲の軍事演習について
「台湾周辺の平和と安全は、我が国のみならず地域にとって極めて重要な問題だ」
「推移を注意深く見守りながら、どういう事態にも対応できるような態勢を整えておく」
と述べた。
東京・永田町の自民党本部で記者団の取材に応えた。
また、首相は同日、党本部で中谷元・防衛相と岩屋毅外相と面会し、外交・安全保障上の問題について意見交換した。
首相は、自身が提唱するアジア版NATO(北大西洋条約機構)構想を巡り、外務省や防衛省と調整しながら議論を進める意向を伝えた。

台湾周辺での中国軍事演習、空母「遼寧」も参加 中国軍発表、台湾の東側に展開
2024/10/14 15:44
https://www.sankei.com/article/20241014-YZVK5TAJ2VPQFBOWUPPTCWFGEQ/
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は14日、台湾の周辺で同日実施した軍事演習に空母「遼寧」も参加したと発表した。
東部戦区の報道官によると、遼寧を中心とした艦隊は台湾本島の東側に展開した。
陸海空軍やロケット軍が共同で海上や陸上への攻撃などについて訓練し、統合作戦能力の検証を行ったと説明している。
台湾メディアによると、台湾の国防部(国防省に相当)は13日、遼寧などの艦隊が台湾とフィリピンの間のバシー海峡の海域に同日入ったと発表していた。
西太平洋で活動を行う可能性があるとの見方が出ていた。
中国軍が2023年4月に台湾周辺で行った軍事演習では、中国初の国産空母「山東」も参加した。
2024年5月に台湾周辺で行った演習では空母の参加は伝えられていなかった。
遼寧は、旧ソ連製を改修して2012年に就役した中国初の空母。
艦首部分に傾斜をつけた甲板から艦載機を発進させるスキージャンプ式を採用している。
2024年9月には沖縄県の西表島と与那国島の間の接続水域を航行。
中国海軍の空母が日本の接続水域を航行するのは初めてだった。

中国の軍事演習、台湾海峡の「内海化」誇示か 空母遼寧も西太平洋へ 海警局も参加
2024/10/14 15:02
https://www.sankei.com/article/20241014-Z3KPXQF5LRJW5BFRC5ESK24HBI/
台湾の海巡署(海上保安庁に相当)は14日、中国軍東部戦区が実施を公表した軍事演習に中国海警局の4つの編隊が参加し、台湾の周辺海域でパトロールを行ったと発表した。
この他、海警局の2つの編隊が台湾の離島、馬祖列島の周辺に台湾側が設定している
「制限水域」
に進入し、海巡署の巡視艇が追い払ったとした。
台湾の国防部(国防省)は13日、中国の空母「遼寧」が台湾南方のバシー海峡を通過して西太平洋に入ったと発表。
近日中に中国軍が大規模演習を実施するとみて警戒していた。
遼寧などの空母艦隊は実際の台湾有事の際、太平洋に展開して米軍などの介入を阻止する役割も担っているとみられる。
中国軍は今年5月の台湾周辺での演習で、初めて海警局の部隊を台湾海峡周辺や台湾の離島付近に動員してパトロールを実施。中国側が台湾周辺海域での「管轄権と法執行権」を誇示し、「台湾海峡の内海化」という虚像をつくりだそうとしていると台湾側は分析していた。
中国側は海警局などによる法執行を名目として、台湾に向かう船舶や航空機を制限して台湾を孤立させる「隔離」の訓練を行う可能性もある。

中谷防衛相「重大な関心を持って注視」 中国が台湾周辺で軍事演習
2024/10/14 13:57
https://www.sankei.com/article/20241014-E2I6EUW2P5IV5AL6CVWK2WZFIA/
中谷元防衛相は14日、中国軍が同日に開始した台湾周辺での軍事演習について
「重大な関心を持って注視している」
「情報収集や警戒監視に引き続き万全を期したい」
と述べた。
現時点で日本の排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの落下などは確認されていないとも説明した。
自民党本部で記者団に語った。
岩屋毅外相も同党本部で記者団に
「台湾海峡の平和と安定が、アジア全体の平和と安定にとって極めて重要だ」
と強調した。
中国軍が2022年8月に台湾周辺で行った大規模な軍事演習では、弾道ミサイル5発が日本のEEZ内に落下した。

中国海警局も台湾周辺でパトロール、人民解放軍と歩調合わせ「台湾をコントロール」
2024/10/14 13:43
https://www.sankei.com/article/20241014-FBX3PE7ZV5IORGUU4AYEIWLHVQ/
中国で海上警備を担う中国海警局(海警)は14日、台湾の周辺を船隊がパトロールしたと発表した。
中国人民解放軍が台湾の周辺を取り囲む形で同日実施した軍事演習に合わせた。
海警の劉徳軍(りゅう・とくぐん)報道官は談話で、パトロールについて
「1つの中国」
原則に基づいて台湾を
「法に照らしてコントロールする実際の行動」
だと強調している。
パトロールは4つの編隊が台湾本島を一周する形で実施したという。
また、台湾が実効支配する中国大陸に近い離島の馬祖島や東引島の周辺海域でも臨検などの訓練を行ったと発表した。
海警は、中国軍が5月に台湾周辺で行った軍事演習
「連合利剣―2024A」
の際にも歩調を合わせて訓練を行っている。
海警は中央軍事委員会の指揮下にあり、装備、組織の両面で
「第2海軍」
化が進んでいる。
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は14日に実施した今回の軍事演習を
「連合利剣―2024B」
と名付けており、5月の軍事演習に続く位置付けだ。
5月の軍事演習は2日間に渡り行ったが、今回は終了時期について明言していない。
14日のみで終了するのか、15日以降も続くのか注視される。
2022年8月にペロシ米下院議長(当時)が訪台した際に中国軍が台湾周辺で行った軍事演習は7日間にわたり続き、弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)にも着弾して地域の緊張が高まった。
今回は、現時点で弾道ミサイルの発射など実弾を使った演習は確認されていない。

米、中国に「深刻な懸念」 台湾包囲の軍事演習注視
2024/10/14 13:07
https://www.sankei.com/article/20241014-53IT77XV5ZJHPGT4SP7AEN53H4/
米国務省のミラー報道官は13日の声明で、中国軍による台湾包囲の軍事演習に対して
「深刻な懸念」
を表明した。
同盟・友好国と共に中国軍の動きを注視すると強調。
台湾海峡の平和と安定を損なう可能性のある行為を自制するよう中国に求めた。
ミラー氏は、台湾総統による双十節(建国記念日)祝賀式典での演説を受けた軍事圧力は
「不当で、緊張をエスカレートさせる行為だ」
と憂慮。
中台を不可分の領土だとする中国の原則に留意してきた米国の
「1つの中国」
政策は変わらないとの立場も示した。(共同)

中国軍 “台湾周辺海域で軍事演習”と発表 台湾は強く非難
2024年10月14日 16時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241014/k10014609221000.html
中国軍は14日朝、台湾周辺の海域で大規模な軍事演習を開始すると発表し
「台湾の『独立勢力』が『独立』を企てる行為に対する強い警告だ」
としてします。
中国海警局の船も軍と連携する形でパトロールを行うとしていて、台湾国防部は
「理性のない挑発行為だ」
と強く非難しています。
目次
中国国営テレビ 軍事演習の動画を公開 空母も参加
■台湾国防部「理性のない挑発行為 強く非難」
中国軍で台湾を含む東シナ海などを管轄する東部戦区は日本時間の14日午前6時、台湾海峡や台湾の北部、南部、それに東部の海域で軍事演習を開始すると発表しました。
対象とする海域は台湾をほぼ取り囲む形となっています。
発表によりますと、軍事演習には陸海空軍とロケット軍などが参加し、合同作戦の実行能力を検証するということで、主要な港などの封鎖や海上や地上の標的を攻撃するための訓練を行うとしています。
また、軍の動きと連携する形で中国海警局も4つの編隊を組み、台湾を取り囲むようにパトロールを行うと発表しました。
台湾の頼清徳総統は今月10日の演説で
「中華人民共和国は台湾を代表する権利はない」
「国家の主権を堅持し、侵犯や併合を許さない」
などと述べ、これに対し、台湾統一を目指す中国は強く反発していました。
中国は頼総統を
「台湾独立派」
と見なして非難していて、中国軍は今回の演習について、
「台湾の『独立勢力』が『独立』を企てる行為に対する強い警告であり、国家主権と国家の統一を守るための正当な行為だ」
としています。
■中国国営テレビ 軍事演習の動画を公開 空母も参加
中国の国営テレビは中国軍が台湾周辺の海域で行うと発表した大規模な軍事演習のものだとする動画を公開し、演習は既に始まっているとみられます。
公開された動画には、明け方に多くの兵士が参集し、軍用車両に乗り込んでいく様子や戦闘機や艦艇などが次々と出動していく様子が写っています。
また、ミサイルの発射準備が進められているような場面や、空母から艦載機が飛び立つ場面も確認できます。
中国中央テレビは、陸海空軍とロケット軍などの部隊が予定どおり軍事演習の対象となる海域や空域に展開し、訓練が進められていると伝えています。
一方、演習を実施している東部戦区の報道官は、中国海軍の空母「遼寧」が台湾本島の東部沖で演習に参加していることを明らかにしました。
■台湾国防部「理性のない挑発行為 強く非難」
台湾国防部は
「このような理性のない挑発行為に対し、強い非難を表明する」
とした上で、台湾軍は強い意志を保ち、防衛力を構築して安全を確保するとしています。
中国軍は、2024年5月に頼総統が就任した直後にも台湾をほぼ取り囲む形で大規模な軍事演習を行っています。
■台湾国防部14日の発表「中国軍機のべ25機 台湾周辺空域で活動」
台湾国防部は毎日午前中に台湾周辺における中国軍の活動の状況を発表しています。
14日の発表によりますと、日本時間の13日午前7時から14日午前9時までの間に、中国軍機のべ25機が台湾周辺の空域で活動し、このうち延べ16機が台湾海峡の
「中間線」
を越え台湾の南西部や東部の空域に進入したということです。
また、中国の軍の艦艇7隻と公船4隻の活動も確認したということで、台湾軍の航空機や艦艇などが監視を行っているとしています。
■中国軍SNS上に演習実施範囲の地図を掲載
台湾周辺での大規模な軍事演習について中国軍は、SNS上に実施範囲を示した地図を掲載し
「挑発が増せば増すほど締め付けはきつくなる」
と強調しています。
地図では2022年8月と2024年5月、そして今回の演習範囲をそれぞれ示していて、3回の演習を重ね合わせると台湾本島の周辺をほぼ隙間無く囲い込んでいることが分かります。
中国としては台湾への軍事的な圧力を視覚的にも示す狙いがあるとみられます。
■中国海警局も台湾周辺でパトロール
中国海警局は日本時間の14日午前9時に海警局が4つの編隊を組み台湾本島の周辺海域でパトロールを行うと発表しました。
海警局のホームページには4つの編隊が台湾本島の周りを囲うように航行するルートが地図に示され
「『1つの中国』の原則に従って台湾を法に基づいてコントロ−ルする実際の行動だ」
としています。
一方、台湾の沿岸警備を担当する海巡署は中国海警局の船が13日から台湾海峡の
「中間線」
を越え、編隊を組んで台湾の北部や南西部、それに東部の海域に留まっているなどの異常な動きを確認していると14日朝、発表しました。
台湾海巡署は国防部と連携して監視するとともに、付近の海域を航行する船舶や漁船に警戒を呼び掛けています。
■台湾 沿岸警備 中国海警局の船とする動画を公開
台湾の沿岸警備を担当する海巡署は14日午前、中国海警局の船が4つの編隊を組んで台湾周辺の海域を航行していると発表し、職員が中国海警局の船を監視しているとする画像を公開しました。
また、台湾の離島、馬祖島の沿岸では14日朝、中国海警局の船4隻が台湾当局の設定した接続水域に当たる
「制限水域」
を航行したということです。
台湾海巡署が公開した動画では、海巡署の船が中国海警局の船に対して、制限水域に無許可で入らないよう呼び掛けていて、台湾側は、中国の船を監視し、追い払ったとしています。
■台湾 安全保障部門トップ「理念の近い国々と意思疎通」
台湾の安全保障政策の諮問機関のトップを務める、呉※ショウ燮国家安全会議秘書長は報道陣の取材に応じ
「中国の演習については、頼総統が既に安全保障のハイレベル会議を開き、中国の軍事的な脅威に対して明確な指示を出した」
と述べ、対応は万全だとして台湾の人々に安心するよう呼び掛けました。
また
「我々は理念の近い国々と密接な意思疎通を続けている」
「台湾に対する支持は疑いのないものだと信じている」
と強調しました。
※ショウは「かねへん」に「りっとう」
■台北市民からは冷静な声 「心配しても何も変わらない」
中国軍が演習を開始すると発表した後も、台湾の台北では、鉄道やバスなどの公共交通機関は平常通り運行していて、市民からは冷静に受け止める声が聞かれました。
通勤途中の50代の男性は
「演習について全く知りませんでした」
「もうかなり慣れてしまい、心配しても何も変わりません」
と話していました。
また、60代の女性は
「中国が演習をやりたいなら、やればいいと思います」
「もし、中国が本当に台湾に上陸したら私たちは抵抗するか、何らかの方法で撃退します」
と話していました。
■中国国営メディア「3つの特徴」専門家の見解伝える
今回の軍事演習について中国の国営メディアは軍のシンクタンクの専門家の見方を伝えています。
このうち、海軍研究院の鄭宏氏はこれまでの演習と比較して3つの特徴があると指摘しています。
1つめはより立体的に兵力を配置し、台湾本島の北部や南西部、それに東部など様々な方角から同時に台湾本島に接近しているとしています。
2つめは海域や空域での警戒や主要な港や地域の封鎖、それに制海権や制空権の奪取など演習の項目がより多くなっているとしています。
3つめは今回の演習は夜間に行動を開始して迅速に展開しており、いつでも訓練から戦闘に移行できる実戦能力を十分に示しているとしています。
この点について軍事科学院の付征南氏は中国中央テレビで
「今回の演習は早朝、夜間に行動を始めていて、部隊の展開から近距離の射撃までいつでも訓練から実戦に移行できる」
「『台湾独立分子』が挑発すれば軍は更に踏み出した行動を取るだろう」
と述べています。
また、国営メディアは中国海警局が実施している台湾本島や離島周辺でのパトロールについては、海警局の最大級の船で
「モンスター船」
とも呼ばれる
「海警2901」
が初めて台湾周辺での任務に当たっていると伝えています。
更に台湾の離島、馬祖島では台湾当局が設定している接続水域に当たる
「制限水域」
に海警局の船が進入したとしています。
海警局の船が馬祖島周辺の
「制限水域」
に入るのは初めてだとしていて、将来的に活動を常態化させる可能性があると伝えています。
■中国軍 近年大規模な軍事演習繰り返し 台湾に圧力
中国軍は近年、台湾周辺での大規模な軍事演習を繰り返し、台湾への圧力を強めてきました。
【2022年8月4〜10日】
2022年8月には、当時のアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことへの対抗措置だとして、中国軍が台湾を取り囲むようにあわせて6か所の海域とその上空で、7日間に渡って軍事演習を行いました。
この演習では、中国軍が発射した弾道ミサイルのうち5発が日本のEEZ=排他的経済水域の内側に落下し、日本政府が中国に抗議しました。
また、ペロシ氏が台湾を訪問して以降、中国は軍用機を台湾海峡の
「中間線」
を越えて台湾側に飛行させる活動を常態化させるようになりました。
【2023年4月8〜10日】
2023年4月には、台湾の蔡英文総統がアメリカでマッカーシー下院議長と会談したことを受けて、中国軍が台湾周辺で3日間、軍事演習を行いました。
この演習には、中国初の国産空母「山東」も参加して空母から艦載機が飛び立つ様子だとする映像なども公開されました。
【2024年5月23〜24日】
ことし5月には、台湾の頼清徳総統が就任演説をした3日後に、台湾を取り囲むように設定した海域と複数の台湾の離島周辺で2日間、軍事演習を行いました。
この演習では、太平洋に面した台湾の東側にも複数の爆撃機が展開したほか、中国海警局の艦艇も台湾東部沖の海域で訓練を実施しました。
中国メディアはこの演習について、台北を中心とする台湾北部では民進党当局に打撃を与え、東部ではエネルギー資源の補給や外部からの支援のルートを断つことを狙いとしたものだという専門家の見方を伝えていました。
5月の頼清徳総統の就任直後の軍事演習について中国軍は
「連合利剣ー2024A」
という名前を付けていましたが、14日に発表した今回の演習は
「連合利剣ー2024B」
だとしていて、中国が
「台湾独立派」
と見做す頼総統への圧力を強めるための一連の対応であることを窺わせています。
■アメリカ国務省「深刻な懸念を抱いている」
アメリカ国務省のミラー報道官は13日、声明を発表し
「アメリカは台湾周辺の海域での中国軍による軍事演習に深刻な懸念を抱いている」
「年に1度の定例演説に対して中国が軍事的な挑発を行うことに正当な理由はなく、事態が悪化する恐れがある」
として、軍事演習が頼総統の演説への反発だという見方を示し、懸念を表明しました。
その上で
「我々は中国に対し、自制と共に、台湾海峡や地域の平和と安定を損なうようなこれ以上の行動を避けるよう求める」
「それは地域の平和と繁栄にとって不可欠であり、国際的な懸念でもある」
としています。
■岩屋外務相「今後の動向を注視」
岩屋外務大臣は、自民党本部で記者団に対し
「台湾海峡の平和と安定が、アジア全体の平和と安定にとって極めて重要なので、今後の動向をしっかり注視したい」
と述べました。
■中谷防衛相「警戒・監視を続けていく」
中谷防衛大臣は、自民党本部で記者団に対し
「重大な関心を持って注視していく」
「我が国のEEZ=排他的経済水域の中にミサイルが飛んできた事例もあるので、そういう点も含めて、警戒・監視を続けていく」
と述べました。

台湾・頼総統「侵略と併呑許さぬ」 中台「互いに隷属せず」再び強調 双十節で演説
2024/10/10 13:10
https://www.sankei.com/article/20241010-BNNJQNN3TRODPP3NF2DZFY3TWQ/
台湾の頼清徳総統は10日、台北の総統府前で行われた建国記念日に当たる
「双十節」
の式典で演説し、
「私の使命は国の生存と発展を確保し、2300万人の台湾人民を団結させることだ」
と述べ、統一圧力を強める中国を念頭に
「国家の主権を堅持し、侵略と併呑を許さない」
と決意を示した。
頼氏は
「台湾海峡の平和と安定という現状を維持する我々の努力は変わらない」
とも言及し、対中政策は現状維持路線を継続する姿勢を改めて示した。
頼氏は
「中華民国(台湾)は既に台澎金馬(台湾本島と澎湖諸島、金門島、馬祖列島)に根を下ろしており、中華人民共和国(中国)とは互いに隷属していない」
と述べた。
5月の就任演説で強調した
「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属していない」
との立場を改めて示した形だ。
中国はこの頼氏の主張について
「新たな(中国と台湾は国と国との関係だという)二国論」
だとして反発している。
頼氏は10日の演説で
「民主主義と自由がこの地(台湾)でしっかり育った」
「中華人民共和国に台湾を代表する権利はない」
と述べた。
一方、中国との間で
「互いに受け入れあい、手を携えて前進することを一貫して願っている」
とも強調した。
頼氏は
「国の呼び方として中華民国、台湾、中華民国台湾のいずれを好むとしても、我々には共通の信念が必要だ」
と述べ、政治的立場により分断されがちな台湾人に団結を求めた。

台湾の頼総統、あえて「中華民国」前面に 中国の統一圧力に対抗、注目集める「祖国論」
2024/10/9 13:54
https://www.sankei.com/article/20241009-5V4ILEUTAVLX3JUZFNLE4SVIC4/
台湾の頼清徳総統が
「中華人民共和国(中国)は、中華民国(台湾)の人々の祖国には絶対になり得ない」
と発言し注目を集めている。
与党、民主進歩党の支持層が距離を置く
「中華民国」
という概念をあえて前面に出し、中国による台湾統一の主張に反論しているのが特徴だ。
「台湾独立」
論に否定的な中間層を取り込み、世論を団結させて習近平政権の統一圧力に対抗する狙いがあるとみられる。
頼氏は5日の
「双十節」(建国記念日に相当)
の祝賀イベントで演説。
1911年に始まった辛亥革命で誕生した中華民国は、1949年に成立した中国共産党の中華人民共和国よりも歴史が長いと指摘し、同国発足以前に生まれた75歳以上の中国人は
「中華民国が祖国になり得る」
とも述べた。
頼氏の主張は
「台湾は祖国の懐にかえるべきだ」
と訴える中国側の論理破綻を突いたものだ。
一方、中国側が
「頑固な台湾独立派」
と敵視する頼氏が自ら、旧来の
「台湾独立」
論を否定した側面もある。
中国共産党と台湾の最大野党、中国国民党に共通する
「国共内戦が完全には終結していない」
という歴史観は、1つの中国という理念の根拠になっている。
これに対して
「台湾独立」
派は従来、1949年に台湾に逃れてきた外来政権の中華民国を消滅させて台湾共和国を建国し、
「1つの中国」
という枠組みから明確に離脱する理想を掲げていた。
しかし現実的には、
「台湾独立」
に向けた憲法改正に必要な有権者の過半数の支持を得るのは困難だ。
台湾の清華大栄誉講座教授、小笠原欣幸氏は
「頼氏の現状認識は中国との統一か独立かではなく、台湾の現状を守り切れるか、圧力を強める中国に統一されてしまうかだ」
と指摘。
「台湾の世論が割れたままでは中国に隙を突かれるので、国民党の看板である中華民国を利用して統一反対という多数派の世論をまとめ、中国からの圧力をかわすというのが頼政権の狙いではないか」
と分析する。
国民党からは批判の声も出ている。
同党の馬英九元政権下で対外政策の立案に関わった政治大教授の黄奎博氏は、
「中華人民共和国が中華民国の人々の祖国にはなり得ない」
という頼氏の主張は
「歴史的事実」
と認める一方、頼氏が
「中華民国と中国大陸との民族、法理、歴史的関係」
を切り捨てていると批判した。
国民党は頼氏の発言を全面否定するわけにもいかず、対応に苦慮しているもようだ。
小笠原氏は
「頼氏の『変化球』が狙い通りに中間層の有権者の支持を広げることに繋がるのか注目したい」
と指摘する。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

22. ノーサイド[2666] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月16日 09:01:46 : JAtfHDHEfU : UFFyM2tsM0NDQXc=[11] 報告

>これは年内ダメか分からん!

意味不明ですね。
今度の総選挙で自公で過半数を確保したら石破政権は向こう3年間安泰です。


  

23. 2024年10月16日 09:24:41 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5524] 報告
自民党議員全員落選運動、その位のお灸をすえなければ萩生田、下村、丸川珠代の高飛車な自己保身政治屋の首は取れない。こんな自己中の議員がそれでもまた当選するならこの国の有権者は大馬鹿としか言いようがない。国民生活が大変になっても自業自得、無知を恥じれと言いたい。
24. 通りすがりA[50] ksqC6IK3gqqC6IJg 2024年10月16日 11:42:17 : 7juchvwvHE : MXkwRjhlUTVLcHM=[3] 報告
俺を不遇に扱ってみろ。
キシバの裏もみんなゲロってやる!

アタイを冷遇してみなさいよ。
イシダの裏もみんな皆ゲロってやる。
この愚か者めが!

25. 弱っプっ腐ランド豚[-59] juOCwYN2gsGVhYOJg5ODaJPY 2024年10月16日 15:57:06 : qWdf6BLtIs : S3Z2VE4vQ1ExNFU=[-57] 報告
ジタミ党の切られる木っ端にとっては問題だが
それ以外には関係ない

弱っプっ腐ランド選挙は全て宗主国の意向の内にある
どうしても連立ごっこしたければ汚沢が急に復権してジタミと連立なんて事も想定内だろう

[18初期非表示理由]:担当:アラシ認定のため全部処理

26. 錨屋長助[12] lWSJrpK3j5U 2024年10月16日 17:43:37 : uNc3D3jcps : L09rMEVpTTVVaUk=[3] 報告
 
>議席減が120超

つまり、悪夢が再びやって来ると『党の情勢調査』は予想しているのかな。

立民に野田以外の実力者がいたら、
それあるかもだけど···

27. 輪楽[159] l9aKeQ 2024年10月16日 22:08:59 : iEKrZ9TRz6 : MS5JMDVFWThJREU=[1] 報告
石破首相が世界支配層から警戒されている(嫌われている?)ので、今回は政局になるのかもしれない…

野駄はあちら側っぽいから、野駄首相の再来になるのかもね…苦笑

28. 輪楽[160] l9aKeQ 2024年10月16日 22:15:11 : iEKrZ9TRz6 : MS5JMDVFWThJREU=[2] 報告
世界支配層の言われるがままでもある米国・民主党(リベラル政党)

同じことを日本でもやるのかもしれん…

もしも政局になっても、その結末は日本国民にとっては歓迎できないものになるのは間違いない

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