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愚にもつかない自民党の選挙公約 争点は政治とカネと統一教会(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/694.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 14 日 04:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


※2024年10月12日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


「裏金は決めつけ」(C)日刊ゲンダイ

 各党が公約を並べて、大メディアもそれを報じているが、自民党の中身のなさ、いい加減さと、こんなものを目くらましに使う姑息に呆れる。国を衰退させ、経済を破壊し、挙げ句にモラルを崩壊させた裏金構造腐敗政党への断罪が争点。

  ◇  ◇  ◇

 15日の衆院選公示まで、あと3日。石破首相は公示日の「第一声」を福島県いわき市で実施する方針だ。2011年の東日本大震災以降、歴代の自民党総裁は熊本地震発生の16年参院選を除き、国政選挙の第一声の場に福島を選んできた。

 石破の前例踏襲にはうんざりだが、同じ福島でも、いわき市は初めて。衆院福島1区に該当する福島市での第一声が、これまでの定番だった。

「自民の1区公認は旧安倍派の亀岡偉民氏。裏金348万円で石破首相が決めた『比例重複なし』の対象者です。福島来県で震災と原発事故からの復興に引き続き取り組む姿勢をアピールしようにも裏金議員を応援するわけにはいかないのでしょう」(地元政界関係者)

 石破は原発事故からの復興を持論の地方創生に結びつけ、自民が選挙公約に掲げた「地方創生交付金の倍増」や、自身が解散後の会見で語った「日本創生」を訴えるのだろう。だが、同じ公約で原発に関して何と書かれているか。前回の衆院選まであった「原発依存度を可能な限り低減させる」との表現を丸々カットし、原発を「最大限活用する」と差し替えた。

 岸田前政権がカジを切った原発回帰を踏襲したのだが、石破は8月24日の総裁選出馬会見で原発について「ゼロに近づけていく努力を最大限にする」と明言していた。一国のトップに就いた途端、次々と前言を翻す石破の有言不実行と二枚舌には、改めてギョッとする。

 石破が第一声の場に選んだ、いわき市は福島第1原発の立地地域・双葉郡と隣接する。市内には未曽有の事故で避難を余儀なくされた人々が今なお数多く暮らしている。

 原発事故で故郷を失った人々を前にして「原発の最大限活用」を堂々と訴える覚悟が石破にあるなら、まだしもだ。恐らく原発回帰はおくびにも出さず、ひたすら復興支援を訴えるに違いない。つまり、石破にとって被災地はあくまで持論をアピールするための舞台装置。有権者を欺く印象操作に恥じ入ることもない。

 もはや、石破こそが自民のモラル崩壊を象徴する存在としか言いようがないのである。

生まれ変わるなら裏金を裏金と認めてから


福島での第一声まで踏襲(C)日刊ゲンダイ

 主要政党の衆院選公約が出そろい、大メディアもそれを報じているが、とりわけ自民の公約は愚にもつかない。真っ先に掲げるのは「ルールを守る」。学級崩壊した小学校のクラスじゃあるまいし、いい年こいた連中がマヌケすぎる。

 冒頭には〈厳しい反省のもと〉〈社会の一員としての基本に立ち返り〉〈信頼回復に全力で取り組みます〉と新社会人の反省文のような陳腐な言葉が並ぶが、裏金事件の「裏」の一文字も出てこない。〈今回の政治資金の問題〉とあるのみで、公約からして「裏金隠し」。石破が党首討論で「裏金は決めつけ。不記載だ」と逆ギレしたように、誰もが「裏金」を認めたがらない雰囲気がヒシヒシと伝わってくる。

 よくもまあ〈「ルールを徹底して守る政党」に生まれ変わる〉なんて、公約に明記できたものだ。反省を口にするなら、まず裏金を裏金と認めるべきだ。「神は細部に宿る」というが、ささいな記述からも自民の無反省ぶりが透けて見える。

 世論が求める経済対策も物価高対策も、自民の公約は中身なし。岸田前政権が進めた電気・ガス料金やガソリン代の補助を引き継ぎ、〈総合的な対策に取り組む〉と曖昧な言葉で濁すのみ。低所得者世帯への給付金や学校給食の負担軽減などの言葉は並ぶが、具体的な額も規模も不明。何も言っていないに等しい。

 このいい加減さと、こんな公約を裏金隠しの目くらましに使う姑息さには呆れはてる。

 帝国データバンクによると、今月の値上げ食品は今年最多の2911品目。11〜12月分の値上げ予定を含めれば、今年の値上げ食品は累計1万2401品目に達する見込みだ。物価高は収まる気配を見せず、家計の消費支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」は急上昇。今年1〜8月の平均で28.1%と42年ぶりの高水準となった。

企業寄りの政策だから物価高は収まらない

 エンゲル係数は、数値が高いほど生活水準の低さを物語る。コメの値上がりなど食品価格の上昇=インフレが家計を圧迫しているのに、石破自民の公約は〈デフレ脱却最優先の経済・財政運営〉をうたう。前政権まで続いたアベノミクス路線を石破も引き継ぐと宣言したも同然で、現状認識はアベコベだ。

 あれだけアベ政治を批判した男はどこへ消えたのか。経済評論家の斎藤満氏が言う。

「自民の公約には物価上昇を上回る賃上げを目指す旨も書かれていますが、賃金を決めるのは企業であり、国の仕事ではない。物価抑制こそ国の政策で実現可能です。食品価格の上昇要因は肥料や飼料、燃料の高騰であり、輸入物価を押し上げる円安にたどりつく。庶民生活にとってアベノミクスの円安政策は百害あって一利なし。電気・ガス料金やガソリン代の補助は相次ぐ延長で、既に11兆円もの税金を投じていますが、喜ぶのは石油の元請けや電力・ガス会社のみ。アベノミクスからの転換は一銭も税コストは生じません。浮いた税金を能登の被災地に配り、いま最も困窮する人々を救済すべきです」

 いまだに石破自民がアベノミクス路線から決別できない理由は単純だ。自民の金主である企業が10年以上に及ぶ円安政策にあぐらをかき、円高を嫌っているためである。

「今の自民は国民生活よりも大企業の意向が最優先。『円高は困る』という財界の声だけを聞き入れ庶民の暮らしには見向きもしない。特に輸出大企業は円安政策で黙っていても儲かりますからね。こうして甘やかし続けたせいで企業は合理化や効率化、技術開発を怠り、日本経済はすっかり国際競争力を失ってしまった。かつて世界の最先端を走っていた半導体などエレクトロニクス分野は完全に輸入超過に陥っています。むしろ少し円高に振れた方が企業も刺激を受けて切磋琢磨するはず。それなのに献金欲しさに自民は財界の言いなりです」(斎藤満氏=前出)

教団との癒着と裏金事件の根っこは同じ

 その結果、企業のモラルは地に落ち、トヨタグループなど日本経済の牽引役である大企業でも不正が相次いでいる。

 この国を衰退させ、経済を破壊し、挙げ句にモラルを崩壊させたのが、アベノミクスの大罪だ。立件された分だけで、計10億円近い裏金の原資は政治資金パーティー券。事実上の献金として買い支えてきたのも、アベノミクスで潤う企業の群れである。

「裏金政党と財界との癒着関係。この構造腐敗を断ち切らない限り、庶民の暮らしは一向に良くなりません」と、立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言った。

「アベノミクス路線が代表するように、企業献金は国の政策を明らかに企業寄りに歪めています。この構図は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着にも当てはまり、教団が自民の選挙に惜しみなくボランティアなどを提供したのは、国のお目こぼし欲しさでしょう。今回の衆院選は自民の裏金と教団との癒着が明るみに出てから初の国政選挙です。自民が勝てば“みそぎ”が済んだとモラルなき集団のやりたい放題は加速する。『政治とカネ』と『統一教会』の問題は、この国に蔓延するモラルハザードの一丁目一番地。『天網恢々』といっても、天に代わって構造腐敗を断ち切れるのは主権者たる国民のみ。今こそ、この民主主義の『ルールを守る』べきです」

 ちなみに現職首相として、いわき市で第一声に臨んだのは12年衆院選で自民の政権復帰を許した野田元首相が最後だ。今度は石破が政権交代の“戦犯”となるのか。それを決めるのも、また有権者である。
 

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コメント
1. 赤かぶ[227453] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:00:40 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1037] 報告

2. 赤かぶ[227454] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:03:01 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1038] 報告

3. 赤かぶ[227455] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:06:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1039] 報告

4. 赤かぶ[227456] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:08:07 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1040] 報告
https://x.com/ouendan10/status/1845252754157232414

青木正雄
@ouendan10

国民はこれを忘れてはいけません。政策云々前に統一教会問題と裏金問題は決着をつけなければ、全てが又有耶無耶にされてしまいます。

5. 赤かぶ[227457] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:09:12 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1041] 報告
https://x.com/jTt219BKBF94052/status/1845229408292135186

澤田眞央
@jTt219BKBF94052

「争点」は、もう1つ追加になりました。『核廃絶』です‼️
自民党の現国会議員(参議院議員)や
前国会議員(前衆議院議員)は、
ほとんどが、
『核抑止力論者』
『核保有・核共有論者』
『核武装論者』
である‼️😡⚡
総選挙10.27.は、
「ノーモア自民」
「ノーモア維新」
で投票に行きましょう‼️🙇🙏

6. 赤かぶ[227458] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:10:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1042] 報告
https://x.com/sgsdogrun/status/1845044264998150244

鵜呑みにするな大事なニュース
@sgsdogrun

最も重要な争点は、日本の経済活性化と、ワクチン厚生労働行政。さらに、日本の防衛も重要な課題だ。

7. 赤かぶ[227459] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:12:41 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1043] 報告

8. 赤かぶ[227460] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:17:09 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1044] 報告

9. 赤かぶ[227461] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:18:33 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1045] 報告

10. 赤かぶ[227462] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:19:22 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1046] 報告

11. 赤かぶ[227463] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:20:41 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1047] 報告

12. 赤かぶ[227464] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:23:36 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1048] 報告

13. 赤かぶ[227465] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:25:49 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1049] 報告

14. 赤かぶ[227466] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:27:26 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1050] 報告

15. 赤かぶ[227467] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:29:07 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1051] 報告

16. 赤かぶ[227468] kNSCqYLU 2024年10月14日 04:30:11 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[1052] 報告

17. ノーサイド[2611] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月14日 05:02:40 : iWS2YeRn0c : dTZVMEVPNUVFS2M=[1] 報告

石破首相は、野党の現状を見て、政治とカネと統一教会の争点では勝てると踏んだんだろう。
国民も舐められたもんだ。
(大笑)

   

18. 阿部史郎[1084] iKKVlI5qmFk 2024年10月14日 05:48:23 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[146] 報告
#河野太郎 は論外だとして、#内海聡 もまたイルミナティの1人です。
rapt-plusalpha.com/97302/
彼は #RAPT理論 をパクって語っており、真理を語っているように見せかけているに過ぎない偽物なので、過信するのは危険です。
彼のポストは、所々でイヤシロチ詐欺のような気配がします。
19. 夜盗虫[92] lumTkJKO 2024年10月14日 07:04:40 : Fu8pFCxwQs : aFFIMk9vYjZpWEk=[1] 報告
塀の中の懲りない面々

次はどうやって裏金つくるか考え中w

20. はっつぁん[10] gs2CwYLCgp@C8Q 2024年10月14日 07:53:20 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2438] 報告
>投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 14 日 04:00:05:

>経済評論家の斎藤満氏が言う。自民の公約には物価上昇を上回る賃上げを目指す旨も書かれていますが、賃金を決めるのは企業であり、国の仕事ではない。

国の仕事にするのが「社会主義」ではなかったのか?

https://www.youtube.com/watch?v=_WvGjdEputI
>北朝鮮 「社会主義前進歌 (사회주의 전진가)」 KCTV 2020/09/12 日本語字幕付き

21. ノーサイド[2617] g22BW4NUg0ODaA 2024年10月14日 07:59:56 : iWS2YeRn0c : dTZVMEVPNUVFS2M=[7] 報告

はっつぁんとやら国家に出来ないことなどないのだよ、戦争だって出来ちゃうんだよ。
(大笑)
 
22. わ寺ソーカ基督教門徒[-592] gu2Om4NcgVuDSoruk8KLs5blk2s 2024年10月14日 08:19:54 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2439] 報告
<△26行くらい>
>投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 14 日 04:00:05:
>日刊ゲンダイDIGITAL > 政治・社会 > 政治ニュース > 記事 巻頭特集 愚にもつかない自民党の選挙公約 衆院選の争点は「政治とカネ」と「統一教会」 公開日:2024/10/12 17:00 更新日:2024/10/12 17:00

きょう(令和6年2024/10/14日(月):祭日:スポーツの日)の「総合 アクセス数ランキング(瞬間)令和6年2024/10/14 08:16更新」のトップ記事は、コレですか。

>>20

>斎藤満サン

その発言を全文引用してあげないとね。

>「自民の公約には物価上昇を上回る賃上げを目指す旨も書かれていますが、賃金を決めるのは企業であり、国の仕事ではない。物価抑制こそ国の政策で実現可能です。食品価格の上昇要因は肥料や飼料、燃料の高騰であり、輸入物価を押し上げる円安にたどりつく。庶民生活にとってアベノミクスの円安政策は百害あって一利なし。電気・ガス料金やガソリン代の補助は相次ぐ延長で、既に11兆円もの税金を投じていますが、喜ぶのは石油の元請けや電力・ガス会社のみ。アベノミクスからの転換は一銭も税コストは生じません。浮いた税金を能登の被災地に配り、いま最も困窮する人々を救済すべきです」

まあ、物価抑制こそ国の政策で実現可能、は、そのとおりですけど・・・?

それが平成の30年不況の原因だったのでは?

コストカット経済からの脱却こそ、国の政策で実現可能な政策でしょう・・・??

キシダ政権は連合と協力して経団連配下の企業などに賃上げさせたではないですか・・・???

https://www.youtube.com/watch?v=xbjRZepWxyQ
>【初音ミク】讃美歌338番 新聖歌385番 「主よおわりまで」フルコーラス

23. わ寺そーか臨済宗門徒[260] gu2Om4K7gVuCqZfVjc@PQJblk2s 2024年10月14日 08:32:59 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2440] 報告
>>22

>アベノミクスからの転換は一銭も税コストは生じません

は、間違いですね。

アベノミクスの黒田バズーカは有効だった!

金利高は消費を減退させ、その結果、物価が上がらない、というわけだが・・・

https://www.youtube.com/watch?v=LZc38hDuXQk
>橋洋一「今更聞けない バブル崩壊から失われた30年の原因」

24. 天元[593] k1aMsw 2024年10月14日 08:42:18 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1016] 報告
組織的裏金問題は、岸田政権から引き継いだ問題。引き継いだ石破政権の対応を含めた国民の民意を問うのは当然、。争点の大きな一つにしなければならない問題。
25. SS(えすツェット)[12] U1OBaYKmgreDY4NGg2KDZ4Fq 2024年10月14日 09:12:40 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2441] 報告
>>23

>金利高は消費を減退させ、その結果、物価が上がらない、というわけだが・・・

俺は、経団連に属する企業に勤めていて、短期プライムレートが

2.25%

のときに、

30年の長期金利

1.75%

で住宅ローンンを借りて、

もうすぐ完済なのだが・・・

正常金利は2.5%くらいだって?

そんな金利になったら、誰も、住宅ローンは組まないよ!

???

https://www.youtube.com/watch?v=mt4w1bdZU5U
>高橋洋一「金融引き締めについて解説」


26. 年貢の納時[1] lE6NdoLMlFuOng 2024年10月14日 11:01:21 : WrMJqjurSU : S2prTFpVS0kxckk=[115] 報告

トランプ
「難民は犬も食べれば猫も食べる」

自民党
「政策活動費もいただけば政治献金もいただくし
 寄付で税金逃れするし無領収でネコババもする」

財閥大企業
「日銀に株を買い支えてもらうし輸出企業税制優遇で
 税金払わないし内部保留を増やし人件費払い渋る」

カルト宗教
「檀家を利用するだけ利用し金も票も集め
 税金も無課税で払わず政治献金でやりたい放題」


国民は馬鹿じゃないのでもうバレバレ
ついに年貢の納め時が来ましたよ
天罰食らって自爆して地獄に行きたいですか?
それとも税金払ってスッキリしたいですか?
会計局も税務署も特捜も特殊工作員もやる気満々ですよ

27. 減らず口減らん坊[216] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年10月14日 11:45:32 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[215] 報告
ま、日本一の軍国主義者である日本大元帥を総理にする様な馬鹿国民など、当てには出来ませんが
馬鹿が馬鹿を選んだ結果、無自覚に現在の状況を選んでしまった、自称「普通の日本人」とやらは、どうするつもりなんだろうね?
俺以外の奴が無能や馬鹿だったせいで、日本が滅びるし戦争が起こる
「普通の日本人」とやらは人殺しの集団だな
28. 秘密のアッコちゃん[732] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年10月14日 14:27:36 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[297] 報告
<■592行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
くすぶる「真の狙撃手」 安倍氏銃撃陰謀論の我田引水
多面鏡 事件・司法から今を読む 編集長・牧野克也
2024/10/14 9:00
https://www.sankei.com/article/20241014-KO7NNO6SLJM6JICMW3EQYX2V5M/
安倍晋三元首相銃撃事件の公判開始が来年以降になる公算が大きい。
事件から既に2年3カ月が経過したが、殺人などの罪に問われた山上徹也被告(44)の裁判員裁判に向けて奈良地裁で続く非公開の公判前整理手続きが長引いている。
罪状のうち銃刀法の発射罪を巡り凶器の手製銃が対象になるか否かといった検討に時間を要してきたらしい。
こんな風に事件が長くブラックボックス化するのはあまり好ましいことではない。
有害な陰謀論を助長するからだ。
陰謀論とは、ある事件や出来事が公式の説や見解と違い、秘密主義の集団による策謀で引き起こされた―とする考え方を指す。
大半は
「東日本大震災は人工地震」
「米中枢同時テロは米国の自作自演」
のように荒唐無稽に思えるものだが、陰謀論は無数に存在し、全てが誤りとは限らない。
「誰もが少なくとも1つは陰謀論を信じている」
と語る研究者もいる。
筆者自身、米国のジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件(1963年)について
「狙撃犯の元海兵隊員オズワルド」
の単独犯行ではない―と国家的陰謀を説く書籍や映画に触れ、今でもどこか否定しきれない。
米国では未だに暗殺を巡る謎が蒸し返され、
「何らかの陰謀があった」
と信じる人が少なくない。
安倍氏銃撃事件も当初から虚実様々な言説が交流サイト(SNS)を中心に飛び交った。
山上被告の単独犯行でなく、
「真犯人は別にいる」
という見立てはその最たるものだ。
そして遂に2024年6月、銃撃事件を題材に
「真の狙撃手」
の存在を描き出した作家、柴田哲孝氏の小説『暗殺』(幻冬舎)が刊行され、耳目を集めたのだ。
作中では、ビル5階に潜んだ
「真の狙撃手」
が体内で溶けて消える特殊弾を標的の頸部(けいぶ)に撃ち込み、心臓に致命傷を与える。
犯行計画の背後には黒幕の民族派右翼や政治家、警察、自衛隊、宗教団体が蠢くという展開を辿る。
山上被告を
「ケネディ暗殺でダミーを演じたオズワルド(説)」
になぞらえており、小説としては面白い。
確かに銃撃事件は手薄な街頭演説の後方警護など疑問点が多い。
背後で1発目の銃声が響いた後、左回りに振り返った安倍氏に命中した銃弾2発は貫通の形跡がないのに致命傷を与えた1発が見つかっていない。
更に遺体所見の食い違いが疑念に拍車をかけた。
安倍氏の治療にあたった救命医は事件当日の記者会見で
「頸部2カ所(正面と少し右)に銃創があった」
「右側の頸部から入った弾丸によって心臓の壁に大きな穴が開いた」
と心臓の損傷が死因だと説明した。
これに対し、奈良県警が翌日発表した司法解剖結果は
「銃創は左上腕と頸部の少なくとも2カ所」
「左上腕部から入った銃弾で左右鎖骨下動脈を損傷したことによる失血死」。
銃創部位や致命傷の所見に齟齬が生じ、
「警察は本当の死因を隠している」
「別方向からの狙撃があった」
といった言説を誘発した。
人は結局、自らの世界観や信念、願望のバイアスに捉われる。
客観的な確証がないことも事実だと信じ込む時がある。
冷静に考えれば、救命医が混乱の渦中で肉眼的に認めた所見よりも、死因究明に特化した司法解剖を重視すべきだ。
「心臓の穴」
は心臓マッサージで骨折した肋骨による傷だった可能性も十分考えられる。
が、陰謀論の多くは警察発表を噓と決めつけ、救命医所見を前提に山上被告の狙撃位置では心臓への弾道にならない―と第三者の関与を唱える。
「消えた弾丸」
にしても、大量の血液が体外に溢れ出す中で直径1センチ弱の弾が散逸した疑いに目もくれない。
警察の隠蔽、特殊弾の使用という余りに我田引水に思える解釈に拘泥するのだ。
山上被告の犯行は複数の映像や目撃、医科学的な検証をもって確認され、
「真の狙撃手」
の存在は否定されている。
ただ、捜査当局はそれらの証拠に基づく説明を公判前には行わない。
証拠や争点を整理する公判前整理手続きも明確な規定はないものの原則非公開で運用される。
いずれも公判への影響を考慮した措置だ。
何らかの真実を含む陰謀論まで全否定はしないが、無理筋の捜査不信を煽るものは害悪が大き過ぎる。
公判までのブラックボックス化がその種の疑念を拡大させるのならば、司法は放置すべきでない。
場合によっては重大テロ・事件の公判前整理手続きを可能な限り積極公開してはどうか。
危うい陰謀論を抑制するには、証拠の透明性を高めるしかあるまい。

『週刊文春』「疑惑の銃弾」が報じなかった安倍暗殺もう1つの「疑惑」
Hanada2023年5月号 フリージャーナリスト 山口敬之
■残された銃創を巡る疑惑
安倍晋三元総理暗殺事件について奈良県警察本部の捜査に重大な疑惑があるとして、
『週刊文春』
が2023年2月6日号から4週に渡って特集を展開した。
連載タイトルは
「疑惑の銃弾」。
1981年にアメリカ・ロサンゼルスで起きた日本人女性銃撃事件について、故三浦和義による保険金殺人だったのではないかとする
「ロス疑惑」

『週刊文春』
が報じた時の連載タイトルだった。
文春の名前を日本中に轟かせた歴史的スクープと同じタイトルを掲げたことから、編集部の本気度が垣間見えた。
文春が指摘した数々の疑問点のうち、
「疑惑の銃弾」
というタイトルの起源となったのが、安倍氏の体に残された銃創を巡る疑惑だ。
山上徹也の発砲位置からは、安倍氏の右前頸部を撃ち抜くことは物理的に不可能であるという、極めてシンプルかつ説得力のある問題提起だった。
ドクターヘリの中で安倍氏の体をくまなく精査した植山徹医師と、搬送先の奈良県立医科大学附属病院で安倍氏の開胸手術を行い、蘇生を試みた福島英賢教授は、はっきり
「右前頸部には2つの銃創があった」
と異口同音に述べている。
しかし、奈良県警の右首元の銃創に関する説明は事件後、二転三転した。
事件直後は奈良県警も、関係者に対して
「首元の銃創は2つ」
「銃創間の距離は5cmで、射入口と射出口と見られる」
と関係者に説明していた。
ところが時間が経つにつれて、
「右首の傷はよく調べたら1つで、もう1つの銃創と見られていたものは擦過傷だった」
と説明を大きく変えた。
救急救命の専門医2人が異口同音に明言した首元の銃創という重要情報を、根本的に覆したのだ。
■未公表のレントゲン写真
2022年9月30日、奈良県議会の総務警察委員会で、自民党県議の質問に対して、奈良県警の安枝亮本部長はこう述べた。
「右前頸部、首の付け根の右前辺りになるんですけれども、そこから入って右上腕部に至っているという状況でございます」
即ち、右前頸部から入った銃弾は近くの銃創から飛び出していったのではなく、右上腕部に止まっていたという見解を初めて明らかにした。
突然、これまで全く発表されていなかった
「もう1つの銃弾」
の存在を明らかにしたのだ。
司法解剖が行われたのは2022年7月8日〜9日。
奈良県警が本当に右上腕部に弾丸を発見していたとするなら、この司法解剖をおいて他にない。
奈良県警は安倍氏の体内に入った銃弾について、司法解剖後、関係者に
「安部氏の死亡原因となった弾丸は1発」
「その致命弾は行方不明」
などと、断片的な説明をしていた。
ところが、
「首から入って右上腕で止まっていた」
という銃弾については80日も隠蔽していたことになる。
事件当日、奈良県立医科大附属病院の救急救命チームは、2022年7月8日午後5時3分に死亡を確認した後、安倍氏の全身のレントゲンを撮影している。
もし奈良県警が言う通り、安倍氏の右上腕部に金属球が残存していたのであれば、2022年7月8日の病院のレントゲン写真にもはっきり映っているはずだ。
ところが肝心のレントゲン写真は、2022年7月8日の奈良県立医科大学附属病院のものも、2022年7月8日〜9日の司法解剖時のものも未だに公表されていないし、関係者にも見せた形跡はない。
何故、客観的な証拠であるレントゲン写真を公表できないのか。
本当に司法解剖で右上腕部に金属球があったのか。
あったなら、何故2022年7月9日の段階で発表しなかったのか。
奈良県警の発表内容が二転三転するのは、銃創の数だけではない。
山上徹也の狙撃位置についても、当初は
「安部氏の真後ろ」
としていたのに、自民党の高鳥修一衆議院議員の度重なる聞き取りに対して、
「真後ろではなく、左後ろ」
と前言を翻した。
こうした奈良県警の捜査の根幹部分に関するダッチロールや、情報の
「小出し」
「後出し」
体質が、関係者の不信感を深めている。
■奈良県立医科大vs奈良県警
もう1つ決定的とも思われる矛盾が、頸部の銃創と心臓の損傷に関する奈良県警と、安倍氏の救急救命に当たった複数の医師の発言の見解の相違だ。
当日、開胸手術を行った福島教授は、事件当日夕方に行った記者会見で
「頸部から入った弾丸が心臓を激しく損傷した」
と断言した。
ところが、司法解剖を行った直後の奈良県警は、安倍氏の死因について
「右鎖骨下動脈の損傷による失血死」
と結論付け、心臓の損傷については一切触れなかった。
福島教授は57歳。
1996年に大阪市立大学医学部を卒業し、2007年に奈良県立医科大学救急医学教室助教となると、その後は救急救命医療の道一筋。
奈良県立医科大学高度救命救急センターでは救命センター長を務めて、日本救命医学会の救急科専門医で指導医・評議員、更に日本臨床救急医学会でも評議員を務めている。
要するに、福島教授は日本でも有数の救急救命専門医だ。
これに対して、奈良県警の委託を受けて司法解剖を行ったのは40代半ばの若手k教授で、福島教授とは10年以上のキャリアの開きがある。
この司法解剖執刀医の選択について『週刊文春』も疑問を呈した。
実は、奈良県立医科大には法医学一筋40年の羽竹勝彦名誉教授がいる。
1995年に奈良県立医科大附属病院の法医学教室教授に就任した羽竹教授は、数々の遺体に向き合い、日本法医学会の権威として全国に名を知られている人物だ。
奈良県警は、銃撃された元総理の司法解剖という法医学の歴史に残る大仕事を、大ベテランを差し置いて何故キャリアの浅い若手1人にやらせたのか。
世界を震撼させた安倍元総理暗殺という大事件の司法解剖だからこそ、経験と実績に基づいた最高の執刀医たちによるチームで実施するというのが自然な判断だ。
2019年に新任されたk教授1人に司法解剖させるより、自他ともに認める法医学の泰斗、羽竹教授に統括してもらうか、少なくとも立ち会ってもらうほうが、より正確な原因究明に資する。
『週刊文春』は、アメリカ検視局に留学経験がある法医学の専門家、日本大学医学部の奥田貴久教授のコメントを掲載している。
「銃創の鑑定は、傷口や臓器の損傷から弾道や弾の方向を判断しなければならない」
「弾が複数なら尚更難しくなります」
「解剖医が判断を誤ったとは思いませんが、広く理解を得るためには、憶測で語るのではなく、不明な点は不明だときちんと明らかにすることが必要」
何故羽竹教授は招集されなかったのか。
その背景には、13年前の2010年の司法解剖を巡って露呈した奈良県警の隠蔽体質が色濃く反映されている。
■留置所暴行致死事件
2010年3月、奈良県警の留置所で拘留中だった被疑者が死亡する事件があった。
この遺体の司法解剖を行ったのが羽竹教授で、死因を急性心筋梗塞と鑑定した。
ところが、遺体写真に多くのアザがあったことなどから、留置所で暴行を受けていたのではないかと疑った遺族が、奈良県警と奈良地検に、検視調書と司法解剖鑑定書とその添付写真や添付図、更に前日に受診した病院のカルテなどの開示を求めた。
奈良県警は資料の開示を頑なに拒絶したが、真相究明への遺族の思いに応えたのが羽竹教授だった。
自身が執筆した司法解剖鑑定書の一部を遺族に開示したのだ。
この鑑定書情報が決め手となって、遺族は奈良県警と奈良地検に対して民事訴訟を起こした。
羽竹教授は誠実に遺体と遺族に向き合うことをモットーとしており、
『命に寄り添う法医学』
という著書もある。
複数の銃弾による死者の司法解剖だからこそ、羽竹教授のような経験豊富な法医学の権威による慎重な解剖が求められた。
それなのに、羽竹教授よりも遥かに若い、キャリアも少ないk教授1人による司法解剖だったからこそ、その信憑性に疑問符が付いてしまった。
留置所変死事件は奈良県警を被告とした裁判に発展したから、当時は訴訟当事者として不利になる情報を出したくないという心理が働いたことは容易に想像できる。
しかし、安倍銃撃に関しては、奈良県警は被告ではなく捜査機関だ。
公明正大に捜査と司法解剖を行っているのであれば、何も隠すことはないはずだ。
奈良県警が司法解剖から羽竹教授を外した、その判断の真意は何だったのだろうか。
■「挫滅」という後出し
安部氏の心臓の傷について、奈良県立医科大附属病院の福島教授は会見で
「頸部から入った弾丸が心臓を激しく損傷した」
と明言した。
ところが、奈良県警は当初から
「心臓の損傷は弾丸によるものではない」
「致命傷は左上腕部から入った弾丸が右鎖骨下動脈を損傷したことによる失血死」
という立場を取り続けた。
そして、病院側との矛盾点について複数の国会議員から追及された結果、奈良県警は事件から数週間後に
「心臓マッサージによる挫滅(外部からの強い衝撃によって,筋肉などの組織が潰れること)」
という説明を編み出した。
ここでも、奈良県警の発表は二転三転している。
何故、奈良県警は当初、心臓の損傷について一切言及しなかったのか。
虚心坦懐に捜査していれば、まず司法解剖で判明した心臓の損傷状態を素直に発表した上で、捜査員と専門家の分析の結果
「挫滅」
という推定をしたと発表するのが、真っ当な手順だ。
こうした
「真っ当でない」
奈良県警の捜査は枚挙に遑がない。
文春が指摘した疑惑も、主だったものだけで12項目に上る。
@山上には撃てない右前頸部の銃創
A見つからない致命弾
B心臓の傷を巡る矛盾
C背広に開いた6つの穴
D「第3の銃弾」も行方不明
E揺れた右袖の謎
F公表されないレントゲン写真
G警備体制の不備
H大幅に遅れた救急搬送
I司法解剖医選択の怪
J5日も放置された現場
K「常識破り」の捜査
大きく分類すれば、
@〜Eが安倍元総理の死因に関するもの、即ち
「事件自体に関する疑惑」
であり、
F〜Kは警備・救急など行政対応の瑕疵、即ち
「事件後の対応に対する疑惑」
ということになる。
死因という真相究明の根幹部分と、
「捜査は適切に行われたか」
「救える命を見殺しにしたのではないか」
という行政執行の適切性の話は、本来は質の違う問題であるはずだ。
ところが、今回の疑惑はそう簡単には分類できない。
「安部氏は誰のどの銃弾によって」
「いつ命を落としたのか」
という捜査の最も重要な部分で、奈良県警の説明に矛盾や不審点が数多く指摘されている上、疑問点に応えるための記者会見などは2023年1月の捜査終結まで1度も開かれていない。
説明責任は一切果たされていないのだ。
元総理である現職衆議院議員の選挙応援演説中の殺害という歴史的事件への対応としては、極めて異例と言わざるを得ない。
「奈良県警は何かを隠しているのではないか」
奈良県警が沈黙すればするほど、こうした疑念は深まっていく。
安部氏の銃殺という事件と、極端に甘い警備体制や救急搬送の遅れなど銃殺前後の異常な対応が一体化して、底知れぬ闇を形成している。
そして、
「事件そのものの疑惑」

「事件後の対応の疑惑」
を鮮やかに結び付けるのが、
「救急救命を巡る謎」
である。
■疑惑の結節点「救急搬送」
2022年7月8日
11:31 安倍元首相 被弾
11:32 救急要請
11:37 救急車第1陣到着
11:41 救急車第2陣到着
11:43 救急車に収容
11:54 救急車出発
12:09 ドクターヘリ収容
12:13 ドクターヘリ離陸
12:20 奈良県立医科大病院に収容
安部氏は11時31分に撃たれ、12時20分に奈良県立医科大付属病院に搬送された。
11時35分には、奈良県消防本部は、救急隊に無線交信で
「心肺停止状態」
と伝えている。
心肺停止になると脳への血流が止まり、10〜15秒で意識を失う。
そして、脳の血流障害によるダメージは時間の経過とともに急速に進むことから、心肺停止の患者の救急救命は1分1秒を争う。
日本救急救命学会が発表している
「救命曲線」
によれば、心肺停止から1分以内に救命措置が行われれば95%が救命されるが、5分経過すると救命率は25%になり、8分経過すると救命の可能性は極めて低くなる。
ところが、安倍氏は銃撃後23分も現場に留まり、救急車とドクターヘリを乗り継いで奈良県立医科大附属病院に運び込まれたのは、49分後だ。
これでは、助かるはずの命も助からない。
銃撃現場の近鉄大和西大寺北口は、そんなに救急救命センターから遠かったのか。
とんでもない。
搬送された奈良県立医科大附属病院よりも遥かに近い5分の1ほどの距離の所に、奈良県総合医療センターという救急救命センターを備えた大病院がある。
私は2023年2月下旬、大和西大寺北口から奈良県総合医療センターまで車を走らせてみた。
信号待ちの時間を除くと、所要時間は9分2秒だった。
道中は病院到着まで渋滞箇所もなく、片側2車線以上の余裕のある道のりが続いた。
制限速度を守りごく普通に運転した結果だから、救急車が赤色灯を回して急行すれば、7分以内に到着できるだろう。
救急車の第1陣の現場到着が11時37分だから、もし奈良県総合医療センターに直行していれば、11時44分に到着していた。
実際の救急車の出発は11時54分。
前述の救命曲線に従えば、救命の可能性はほとんどゼロということになる。
銃撃後、最善最短の病院に搬送できたはずの安倍氏は、ただ現場に留め置かれ、確実に死ぬまで救急車は出発しなかった。
安部氏は見捨てられたのだ。
■最短ルート除外の謎
何故、安倍氏は最短の救急救命センターに運ばれなかったのか。
可能性は3つだ。
@消防本部と現場の混乱による遅延
A大和西大寺の現場で蘇生不能と判断された
B蘇生の可能性を消すため、敢えて放置・殺害された
しかし、@の可能性は極めて低い。
関係者の証言を総合すると、11時54分まで救急車が現場に留まったのは
消防本部からドクターヘリで搬送するという理由で待機を指示されていたからで、混乱によって遅れたのではない。
Bの仮説は、安部氏生還の可能性を消す、言い換えれば、確実に殺害するために救急救命が捻じ曲げられたということに等しい。
となると、残る可能性はAということになる。
何者かが
「既に死んでいる」
とか
「もはや助けることはできない」
と判断したからこそ、最短の救急救命センターに搬送するという選択肢が除外されたというケースだ。
奈良県立医科大附属病院と奈良県総合医療センターの救急救命体制はほぼ同等で、奈良県総合医療センターでも開胸して止血するというような措置は十分にできた。
だから、安倍氏のような一刻を争う銃撃の被害者の救急救命なら、近い方を選ぶに決まっている。
2つの医療機関の最大の違いは、奈良県立医科大附属病院だけが司法解剖ができる病院だったということだ。
「安部氏は既に死んでいる」
「救命不可能」
と判断した場合のみ、奈良県立医科大附属病院をという選択に合理性が出てくるのだ。
ここで最大の焦点となるのが、誰が安倍氏の容態を判断したのかということだ。
銃撃直後、大和西大寺駅北口のガードレールに囲まれたゼブラゾーンに横たえられた安倍氏の状態を誰が判断し、誰が消防本部に伝え、誰が搬送先と搬送方法を決定したのか。
分かっているのは、2022年7月8日11時35分に消防本部が県下の救急車に対して発信した消防無線で
「CPA」(心肺停止状態)
と伝えているということだ。
被弾直後、現場から複数の人物が119番通報したことが分かっている。
救急オペレーターは通報者が医療関係者でない場合でも、患者の顔色や出血量などをできるだけ正確に聞き出すよう訓練されているから、この段階で安倍氏が相当厳しい状態にあったことは把握していたはずだ。
しかし、心肺停止と判断して無線で伝えるには、医師や看護師など医療関係者の追加情報が不可欠となる。
■現場に駆け付けた医師
安部氏の銃撃直後の容態については、非常に重要な証言がある。
現場の目の前のサンワシティ西大寺ビルの3階で中岡内科クリニックを営み、最初に安倍氏の蘇生措置を行った中岡伸悟院長だ。
中岡医師は医療関係者向けインターネットサイトのインタビューに対して、安倍氏の容態について詳細に答えている。
長くなるが、重要部分を抜粋する。
「外来をやっていると、廊下で叫ぶ声が聞こえました」
「『安倍総理が撃たれた、安倍総理が撃たれた』と大声で叫んでいる方がいて、その方はよく知っている患者さんの家族でした」
「『先生、すぐに行ってあげて』と言うのです」
「ビルの1階に降りて、出ると、大勢の人が交錯している間から、横になっている安倍さんの姿が見えました」
「あまり覚えていないのですが、無意識に駆け付け、気が付いたら傍にいました」
「その時は看護師と思われる1人の女性が必死に心マッサージをしていました」
「そのやり方を見ただけでかなり訓練されていると分かったので、心マッサージを代わることはなく、身体の状態を診ることができました」
「顔面は蒼白だったし、脈ももちろん取れないし、痛覚反射も診ましたがピクリともしません」
「眼球結膜を診たらもう貧血が著明でした」
「周りでは『背後から撃たれた』『散弾銃ちゃうか』という声が聞こえたので、かなり出血しているだろうと思ったのですが、私の周りには血だまりがなくて、左の鎖骨に掛けたタオルからの出血だけが見えました」
「反対側にいた看護師の所には血だまりができていたそうです」
■救急車到着までの時間
この証言から、中岡医師は安倍氏の左側にいたことが分かる。
「外から出血していないということは、胸腔内や腹腔内に血が溜まっているということなので、胸腔内であれば肺を圧迫しますし、いずれにしても危険な状態です」
「顔面蒼白の程度が強過ぎたし、眼球結膜も真っ白でした」
「ある程度太い血管や内臓の損傷があって、それで出血しているということは一目瞭然でした」
「痛覚反射も乏しいし、心マッサージの後、AEDもしましたが、胸郭は全然動いていなかった」
「瞳孔も少し開きかけていたので、これはかなり厳しい状況だと判断できました」
「まず(安倍元総理が応援演説していた候補者の)陣営のAEDを持ってきたのですが、バッテリーの問題なのか、汗のためか、粘着がうまくいかず、作動しなっかったんです」
「それで、うちのAEDを持ってきてもらって、貼り付けて、きちんと作動したのですが、今からという時に自動音声で『これは適応になりません』と流れました」
「完全な心肺停止ということだったのだと思います」
「医学的には厳しいと分かっていましたが、何とか奇跡でも導けないかと心マッサージを続けました」
「祈るような思いでした」
「初めは看護師4人が交代でやっていましたが、かなり疲れるので、最後に私も代わりました」
「安部さんのことはもちろんよく存じ上げていますし、就任中の功績が立派なことも重々分かっています」
「日本にとって、かけがえのない人だと」
「こんなことはあってほしくないと」
「安部さん戻って来てくださいという気持ちでした」
「何分かは分かりませんが、しばらくしたら救急車が到着しました」
「新聞などには到着まで6分と書いてあったのですが、長く感じました」
「クリニックからも救急車を頼むことはあり、とても早く来てくれます」
「クリニックへ戻り、挿管などの救急蘇生の道具を取ってこようかとも考えましたが、すぐに救急車が来るだろうと思い、現場にいることにしました」
「ただ、とても長く感じました」
■誰が搬送先を決めたのか
中岡医師の証言には、非常に重要な事実が数多く潜んでいる。
まず、救急車到着までの6分が
「極めて長く感じた」
と証言していることから、中岡医師は銃撃から1分程度で現場に到着していることが分かる。
そして、
・現場で心マッサージをしていたのがかなり訓練された看護師だったこと
・脈、痛覚反射、眼球結膜、瞳孔などを診たこと
・AEDを試した結果、完全な心肺停止状態だったこと
・救急車が到着するまでの間、中岡医師以外で安倍氏を診たり、救命措置に直接関与したりした医師はいなかったこと
・中岡医師は救急本部とは直接話をしていないこと
などが分かる。
中岡医師の現場到着は被弾1分後の2022年7月8日の11時32分。
救急本部が
「CPA」(心肺停止状態)
と無線で発信したのは11時35分。
この経緯を見ると、消防が心肺停止と判断したのは、中岡医師の所見を現場の誰かが消防本部に伝えたためと見るのが自然だろう。
そして最も重要なのは、中岡医師は安倍氏の蘇生を決して諦めていなかったということだ。
中岡医師はこう述べている。
「大きな医療機関に行って、出血源を早く見定めて、止めて、輸血をしないといけないと分かっていたので、とにかく救急車が早く来てくれという気持ちでした」
現場は、安倍氏の生還を決して諦めてはいなかった。
少なくとも、
「もう明らかに死んでいるから、急いで救急救命センターに搬送してもしょうがない」
というような状況ではなかったことは明らかだ。
それならば何故、到着した救急隊は、最寄りの奈良県総合医療センターに向かわなかったのか。
安部氏の容態を
「蘇生不可能」
と判断し、司法解剖ができる奈良県立医科大附属病院を搬送先に最終決定したのは現場の医療関係者ではないのだー。

高田純博士が検証した結論「山上容疑者以外の誰かが撃った弾丸が安倍元総理の命を奪った」2つの証拠とは?実際に映像を使って解説。山岡鉄秀×高田純【リアルマトリックス】2022/8/24(水)13:00~14:00
https://www.youtube.com/watch?v=jptL_L6ybBU
疑惑の凶弾 2発は空砲だった
月刊「WiLL」2022年12月号 理学博士・札幌医科大学名誉教授 高田純
様々な角度から物理検証をした結果、浮かび上がる1つの真相ー。
■多くの謎
2022年7月8日午前11時30分、奈良市大和西大寺駅前で発生した安倍晋三元総理の銃撃テロ事件。
警備と警護、そして現場捜査の不備が、当初より指摘され、奈良県警の鬼塚友章本部長が翌2022年8月に辞職を表明した。
本事件には多くの謎があり、核心部分は闇に包まれている。
だから、多くの国民は事件と、その捜査方法に不信感を抱いた。
しかし、その瞬間を撮影した多数の音声付きの映像が真実に迫る記録を残し、ネットに公開された。
世界的な核爆発や放射線被害の物理調査に長年取り組んできた私は、今回、日本を代表する大政治家を暗殺した衝撃の事件の謎解明にツイッターのフォロワー4万人と共に取り組んだ。
狙撃の瞬間を捉えた映像の物理解析から
「山上はパイプ銃で2回空砲を鳴らし、2回目の0.2秒前に亜音速弾(音速を超えない銃弾のため、衝撃波が起きない)が安倍さんの頸部右前に命中」
の証拠を得た(図1)。
方法は、映像と音響データの時系列解析である。
特に音響を可視化する周波数スペクトル時系列解析は高解像で、物理現象の詳細を明瞭に区別できる。
警察は押収したパイプ銃で実弾と空砲の試験をすべきである。
山上容疑者の供述を科学で検証せよ。
私は事件が巧妙に仕組まれた組織テロであると確信した。
3カ月間、様々な物理検証をしたが、紙幅が限られているので、絞り込んだレポートになる。
全体像は、公開している狙撃音や空砲音を含む動画レポート、日々のツイッターをご覧頂きたい。
■「0.2秒前」に弾丸命中
事件後、間もなく、安倍さんが撃たれる2022年7月8日午前11時30分前後の瞬間を、色々な角度から撮影した音声付き映像がユーチューブに複数アップされた。
それを見た多くの国民が
「合点と不合理」
という印象を受けることになった。
20人以上の医療スタッフで救命に当たった奈良県立医大の福島英賢教授が
「17時3分、心肺停止のまま死亡が確認」
とのニュースの後、記者発表を行った。
致命傷は
「頸部からの銃創が深く心臓に達し、大血管と心室を破壊し出血」
「頸部右前方に2カ所と左上腕に傷があった」。
テレビカメラの前で、多数の記者からその詳細につき質問され、1つずつ回答された。
私たちが見たネット上の映像では、演台上の安倍さんは背後で生じた1回目の爆音に気付き、上半身を左向きに捩り、3秒後の2回目の爆音の後、前方へ戻りながら台から降り、崩れていった。
背後の下方から撃ったとされた計2回の
「散弾」
が、上方反対側にある右頸部前方に命中し、銃創が心室を破壊するのは、どう考えても不合理である。
一方、2022年7月8日の深夜から翌日朝まで行われた奈良県警の司法解剖報告は、奈良医大教授の報告とは大きな矛盾点があった。
新聞発表された奈良県警司法解剖報告は
「弾丸が首と左上腕部に命中、鎖骨下の左右動脈損傷が致命傷」
とし、
「首2カ所目は銃創かどうか不明」
とした。
奈良県警と奈良県立医大、両者の致命傷報告に矛盾があるものの、首にある銃創の一致点は注目すべき事実である。
左上腕の銃創はあっても、背後にいる山上が発射した銃弾が安倍さんの右前方の頸部に命中することはない。
2022年7月11日、政治的話題を発信しているユーチューバーのマキシム氏が公開した10分の1倍速の音声付きの映像(現在、動画削除)をコマ送りにし、私は銃声の音速、弾丸飛翔速度、そして安倍さんの頸部に弾丸が命中する物理現象を時系列で解析した(図2)。
山上の1回目の爆音が鳴る時刻2分21秒の後、安倍さんが台上で上半身を左向きに回転させて後方を見る姿勢になる(2分44秒)。
そして2分46秒の時に安倍さんの右襟が一瞬右側(写真では左側)へ振れ、その後、2分48秒の時に右襟が左側へ一瞬振れた。
その同時刻に、2回目の爆音が鳴った。
その直後の2分49秒に安倍さんのマイクロフォンを持った右手が下がり、左を向いていた顔が正面に戻り、以後、2分50秒から2分58秒、安倍さんの姿勢が前傾し、崩れ出した。
映像にある選挙関係者の襟は動かず、安倍さんの右襟のみが一瞬振れた。
映像をよく見ると、シャツ右襟が振れた直後の複数のコマに、安倍さんの頸部中央付近に銃弾が命中し、出血が始まったと考えられる
「黒い点」=銃創
が現れたのだ。
その時刻は山上2回目の爆音前である。
山上と安倍さんとの距離は5メートル、山上と映像撮影したカメラとの距離は10メートルと、現場映像から読み取れる。
気温30℃の空気中の音速は毎秒349メートル。
従って山上が散弾銃を撃った時の銃声の音波がカメラマイクロフォンに届くまでの時間は0.0287秒になる。
他方、仮に、山上の撃った散弾銃の弾丸の速さが音速よりも毎秒100メートル早いと仮定した場合、5メートル離れた安倍さんの頸部に達するまでの時間は0.0111秒になる。
それがもし、頸部に命中したなら、その瞬間を捉えた映像は光の速度でカメラのレンズに届き、映像が記録される。
光速は音速の100万倍も速いので、映像をカメラが記録するまでの光の伝搬時間は0.00秒。
従って、山上の撃った弾が安倍さんの頸部に達し、それをカメラが映像として捉えるまでの時間も0.0111秒である。
音速と弾丸の速さから計算される時間差、右襟が振れた時刻と2発目の爆音が鳴った時刻の差の時間、0.0111ー0.0287はマイナス0.0176秒になる。
実際に、右襟の振れた時刻は、2発目の時刻よりもマイナス0.2秒、つまり、0.2秒前であった。
物理で計算した予想時刻からは、このマイナス0.2秒は全く説明不能になる。
だから、物理的に、山上が2度目に撃った弾丸は安倍さんの頸部に命中していなかったことになる。
勿論、1発目の発砲も当たっていない。
即ち、この時系列解析の物理は、頸部に命中した弾丸は、山上ではない別の人物が2分46秒以前に発射したという証拠そのものである。
安倍さんの生命を奪った真の狙撃者は他にいたことになる。
山上は本当に実弾を発射したのだろうか。
■3回の銃声があった
狙撃映像の時系列物理解析の結果を、2022年8月25日、ネットテレビ文化人放送局で動画配信すると、私の
「ツイッター」
は賑やかになった。
動画の視聴数は20万を突破した。
勿論、動画の存在は意見メールととして、2022年9月8日、官邸へ報告した。
2022年9月7日、ツイッターのフォロワーである、広島大学の工学修士、中田健二氏から有益なデータが寄せられた。
音響を
「スペクトル解析」
した図である。
光を記録した映像は目に見える。
1枚の画像は緻密に細かく色の付いた点の集合であり、顔や人体、服、風景が記録されている。
それを毎秒30枚や60枚を時系列で眺めると、動きのある映像として目に映る。
一方の音声は耳に聴こえるが、目には見えない。
しかし、音の周波数と強さを可視化する解析技術がある。
それが
「スペクトル解析」
である。
耳では分からなかった音に含まれている細かな情報を時系列で理解できる。
しかも映像に比べ、音声データの時間分解能は1000倍も緻密である。
音波は空気を振動させて伝搬する波動。
その速さは摂氏30℃で毎秒349メートル。
100メートルを移動するのに、音は0.29秒要する。
1秒間に振動する回数を周波数と呼ぶ。
この周波数が低いと低温、高いと高音である。
単位はヘルツ(Hz)。
人の耳は20ヘルツから2万ヘルツの周波数を聞くことができる。
音を周波数で表現し、音の強さを色分けし、周波数ごとに時系列でグラフ化して描くと、音の変化を時系列で可視化できる。
これを音のスペクトル解析という。
私たち物理学者は、様々な自然現象の時系列変動を、スペクトル解析して謎を解明している。
私も、その経験がある。
地下核実験の振動や地震波、火山爆発で生じる大気衝撃波の伝搬も解析される。
警察は事件現場から逃走する犯人の足取りのビデオ映像のスペクトル解析で、行方を追う。
改めて、狙撃の瞬間を記録した編集なしの生の映像の音を聴いてみる。
安倍さんの位置から北西方向7メートルにあるカメラの音声である。
爆音「ドゥオーン」、それから聴衆のざわめき、小さな音「シュッピ」、間髪入れずに、2回目の爆音「ドゥオーン」。
2回目の爆音の方が、1回目に比べてやや大きい。
それは、山上が1回目を鳴らしてから、2〜3メートル、記録カメラに接近したからである。
小さな
「シュッピ」
は爆音よりも高音で、少し詰まった短い音に聴こえる。
実は2022年10月5日、私たちは安倍さんが右手に持ったマイクロフォンが、狙撃の瞬間の音を拾って演説用のスピーカー(20メートル先の街宣車)で増幅していたことに気付いた。
だから、本来は小さいはずだった狙撃音の音
「シュッピ」
も聴こえたのだ。
だから、当初のニュースで、銃声は
「3回」
とあったと報じられたわけだ。
■やはり空砲だった
私たちは銃撃の時系列解析した映像に付随する音響のスペクトル解析を行った(図3)。
図の横軸は左手が過去、右手方向が未来の時刻(秒単位)。
縦軸は音の周波数。
一番下が0ヘルツ、一番上が2万ヘルツ。
上の方に左右に伸びた振動を伴う線が、音波の強さの振幅である。
中央や右手にある大きな振動部分が山上の2回目の爆音。
その直前の
「シュッピ」
と聴こえた音の振動は、その同じ線上の左手にある。
「シュッピ」
は時刻16.6秒から16.7秒あたりにある。
山上の2回目の爆音は16.9秒過ぎに始まる。
「シュッピ」

「ピ」
の音の終了から山上爆音2の開始時刻の間が0.20秒と読み取れる。
この音は山上パイプ銃の爆音に比べて高い周波数が顕著で、1700ヘルツ以下の低周波数成分はほとんどない。
この音には狙撃弾の発射時の火薬の爆音(銃声)と空気中での飛翔音、そして安倍さんへの命中音が含まれる。
弾丸速度の計算値から音速よりも遅い亜音速弾で衝撃波音の発生を避け、高音化したスペクトルの特徴から消音器銃が使用されたことが判明した。
この0.20秒が映像解析で、計測された安倍さんの右襟の振れた時刻と山上爆音2の間の時間0.2秒とが一致した。
即ち、狙撃瞬間の音響解析が映像的に判断した弾丸命中の時刻
「マイナス0.2秒」
と一致した事実。
これら安倍さんから7メートル位置にあったカメラが記録した映像と音響のそれぞれ独立した解析結果が、山上2回目の発砲0.20秒前に、安倍さんの頸部は別の銃が発射した弾に撃たれていた可能性が高いことを裏付ける強力な証拠となった。
別な銃弾が安倍さんの頸部に命中した物理の証拠を得たことで、山上の爆音は空砲だったのではないかとの疑問が湧く。
■日本の未来のために
私は山上パイプ銃が噴出した2回の白煙ベクトルが、地面から1.1メートルの高さで水平方向だったとの解析結果を導いた。
台上にいた身長1.75メートルの安倍さんの腰部に向かう白煙が、山上のパイプの先から飛び出す映像から明瞭なベクトル図ができた(図4)。
この水平ベクトル図は異なる2地点で撮影されたビデオで一致した。
しかも、1回目だけでなく、2回目の白煙とも水平方向に飛び出していた。
しかし、安倍さんの腰部や背中に銃傷は見つかっていない。
しかも、1回目の爆音直後に動き出し、3秒後の2回目爆音の0.2秒前に防弾鞄と共に安倍さん背後に飛び込んだ警察SPも無傷だった。
散弾が本当に発射されていたなら、SPは殉職したに違いない。
パイプ散弾銃の構成から、1回6発、計2回で12の弾丸が飛んだと想像されたが、その証拠はどこにもない。
水平発射なら90メートル先の立体駐車場の高さ8メートルのエレベータ外壁にも当たらないことになる。
警察は山上の
「実弾」
の物的証拠を得ていないのだ。
米国人で銃専門のユーチューバー、ブランドン・ヘルラ氏が、この暗殺事件後、2連レンパイプ銃を自作し、実弾実験をした。
その動画がネットにアップされて、日本で話題になった。
その実弾射撃の音を聴くと
「ドゥアーン」、
2022年7月8日の山上のパイプ銃の2回の爆音と比べて高い音に聴こえる。
参考に調べた映画『ショット・ガン』の銃音(空砲)よりも高い音に聴こえる。
音響スペクトル解析で比較した。
実弾を発射したアメリカ人パイプ銃の音波ピークの周波数は3070ヘルツ、波長を計算すると11センチ。
一方、山上パイプ銃の最高音のピークの周波数は1発目、2発目で、1390ヘルツ、1696ヘルツで低周波、それらの波長は、24センチ、20センチと、実弾パイプ銃のおよそ2倍。
銃身のパイプに共鳴する音波の波長は、そのパイプの長さが長いほど長くなる。
銃身が発する爆音共鳴音の波長は、実弾が込められた銃身では短くなり、空砲ならば長くなる。
こうして、同じ銃でも、空砲では爆音は低音になるのだ。
更に2つの爆音の継続時間を比較すると、実弾発射のアメリカパイプ銃が0.10秒に対し、山上は0.04秒と短い。
これも空砲の証拠である。
押し出す弾がないから、火薬の燃焼ガスが銃口からすぐに漏れ出したのだ。
しかも空砲だから、映像で見たように、白煙がパイプの軸に沿って真っ直ぐに遠くへ飛び出した。
このように空砲と見られる証拠は多数あるが、山上が実弾を発射したとする事実は今のところ見当たらないのだ。
山上の2回のパイプ爆音には、弾丸は込められていなかった。
爆音と白煙に騙されて全ての人たちの目が奪われている隙に、真のスナイパーが前方の少し離れた目立たない高位の場所から実弾を発射した。
それが安倍さんの頸部に命中した。
そこは80メートル先の立体駐車場だったのかもしれない。
駐車場を含む駅前のビデオ映像の解析を警察はすべきだ。
山上の空砲マジックと実弾を発射した真のスナイパーが核となった7・8組織テロの存在が、これまでの物理調査の結論である。
真相解明なしに、日本の未来はない。

疑問だらけの暗殺 真相究明せよ
月刊「正論」2022年10月号 元海上保安官 一色正春
付言すれば、世界中で一番国葬が行われて困るのは、国葬を機に包囲網が強化される
「中国共産党」
です。
事件発生後も異常な事態が続きます。
最初の異変は、余りにも早い段階での犯人の職業の判明、しかも約20年前の生業です。
速報する内容ではありません。
通常、現行犯逮捕であれば手続きが行われますが、普通であれば20年前の職業を聞くことはありません。
考えられるとすれば、どこかの段階で
「銃を撃った経験」
を聞いて犯人が海上自衛官だったことを話したのでしょうが、裏取りする時間があったのかどうかさえ疑わしき早さに誰もが疑問を持ったと思います。
更に、普通に考えれば国政選挙の応援演説中に元首相が銃撃を受けたのであれば、真っ先に政治的意図や他国からの攻撃を疑うのは当然です。
これもかなり早い段階で、
「安倍元総理を狙って撃った」
「政治信条への恨みではない」
と、犯行声明とも取れる犯人の主張が報じられます。
政治家が判で押したように
「民主主義への挑戦」
というような声明を発表していたにもかかわらずです。
特に我が国は超限戦で常に外国から攻撃されているにもかかわらず、誰も外国勢力の関与を口にしないのは箝口令でも敷かれているのかと勘繰ってしまいます。
今回、背後関係で何の噂も立たないことが逆に怪しさを増しています。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

29. 銀の荼毘[720] i@KCzOS2lPk 2024年10月14日 15:23:09 : HDvMZT1j2w : d3BOWloyWENCRUk=[5] 報告

>国の仕事にするのが「社会主義」ではなかったのか?

社会主義とは→social階級上位者 ism主権 そういう意味だから🟰単純に(民主主義・大衆主権の反対)てことだよ。


socialの(上位)←に当たる者が,国家ベースなら役人主権・徒弟制度なら師匠主権・年齢なら年上主権←その定義による。


多くの場合🟰許認可権を有する者(social)という意味で使われて←社会主義とは国家主義と近い概念で定着していると言える。


日本マスコミ・日本の左巻きどもは🟰社会主義と民主主義が同じ←こういうことを吹聴して,世界中で日本人だけが🟰社会主義を左翼と錯覚している。


社会主義者とは右翼🟰保守のことです。


30. 2024年10月15日 10:03:21 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5520] 報告
へぇー、あの極悪安倍ポチの税金泥棒萩生田に安倍昭恵が応援に来るとはまさに安倍政権時代の黒幕の一人としてどれだけ国民の意に反して安倍を支えてきたと言うことか、ここまで悪と違法を堂々としてきた悪人はいない、安倍とカルト信者と自己保身の為にしてきた政治屋、絶対こんな極悪を議員にさせてはならない、国民の敵、もし当選するようなことになれば地元の八王子の恥、こういうカルト議員がまた同じことを繰り返す。

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