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https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/10/12/kiji/20241012s00042000429000c.html
「尊厳死の法制化」。
「尊厳死」という名の「消極的安楽死」、つまりは「人ころし」の法制化。
知らなかったが、国民民主党の重点政策に、そんな怖ろしい政策が含まれている。
玉木代表の言い逃れが見苦しい。
以下に記事の全文を転載する。
国民民主党代表の玉木雄一郎氏(55)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。この日行われた日本記者クラブ主催の討論会での尊厳死の法制化に関する発言について、改めて説明した。
衆院選公示を15日に控え、与野党7党首が出席した党首討論会。玉木氏は冒頭の1分アピールで「若者をつぶすな(手取りを増やす)」と書いたボードを掲げ、「今の過度に現役世代に偏った負担のあり方だと若い人、現役世代がつぶれてしまう。税金と保険料が高いので若い人の手取りが増えていかない」と問題点を指摘。そして103万円の壁の引き上げ、ガソリン減税とともに「高齢者医療制度を見直して現役世代の社会保険料負担を引き下げる」と衆院選へ向けた公約を紹介した。
その後の質疑応答では、経済についての質問に答える中で「社会保障の保険料を下げるためには、我々は高齢者医療、特に終末期医療の見直しにも踏み込みました。尊厳死の法制化も含めて。こういったことも含めて医療給付を抑えて若い人の社会保険料給付を抑えることが、消費を活性化して次の好循環と賃金上昇を生み出すと思っています」と発言。同党が発表した政策パンフレットでは「現役世代・次世代の負担の適正化に向けた社会保障制度の確立」の項目の中で「法整備も含めた終末期医療の見直し」が記されており、これに言及した形だ。
党首討論会はNHKで生中継され、ネットでも生配信された。玉木氏の発言を受けて、SNSでは「尊厳死法制化と若者の経済活性化?どういうこと?」「医療給付を抑えるために尊厳死の合法化と言っていてこの国の底が抜けた感凄いな」「社会保障費を下げるため尊厳死?玉木代表は命の選別をするということか」と疑問の声が続々。立憲民主党の米山隆一氏は自身のXで「『社会保障費を下げる為に尊厳死に踏み込んだ』とおっしゃる玉木国民民主党代表。私は文字通り人の尊厳を守る為の究極の選択肢としての尊厳死の議論は否定しませんが、社会保障費を下げる為に尊厳死を導入すると言うのは極めて恐ろしい意見だと思います」と投稿した。識者からも玉木氏が“社会保険料の負担軽減”の文脈で尊厳死に言及したことに批判が集まっている。
この批判を受けて、玉木氏は同日夜、自身のXに投稿。「日本記者クラブで、尊厳死の法制化を含めた終末期医療の見直しについて言及したところ、医療費削減のために高齢者の治療を放棄するのかなどのご指摘・ご批判をいただきましたが、尊厳死の法制化は医療費削減のためにやるものではありません。本人の自己決定権の問題なので、重点政策の中でも、社会保険料削減の項目ではなく、あえて、人づくりの項目に位置付けています」と説明。「今日は1分間の中ですべて説明しなくてはならなかったので雑な説明になったことはお詫びします。短い時間で説明することの難しさを痛感しました。繰り返し申し上げますが、尊厳死は自己決定権の問題として捉えています」と続け、同党の政策資料を添付し理解を求めた。
記事の転載はここまで。
記事によれば、物議をかもしている玉木氏の発言とは、
「社会保障の保険料を下げるためには、我々は高齢者医療、特に終末期医療の見直しにも踏み込みました。尊厳死の法制化も含めて・・・」
はっきりと、目的として「社会保障の保険料を下げるため・・・」と発言している。
こ奴、人間に非ず。人非人。
どう言い繕おうとも、口減らし、医療費削減を目的とした、令和の「姨捨山」物語。
行き着く先は、間違いなく「火葬場」、間違い、「人命軽視」、「モラルの崩壊」。
そもそも国民が求めているのは「尊厳死」などではなく、医療、介護の現場で「患者の尊厳」を尊重した扱いを受けることではないか。
そのような扱いを受けている患者であれば、なんとかして生きたいと思うはずだ。
現実には、「早く、くたばれ」と、人知れず罵声を浴びせられて、生きることに絶望している患者がどれほどの数になるか・・・。
せめて死ぬ時くらい「患者の尊厳を尊重してくれ」と哀願するのは、余りにも悲しすぎる。
なんとかして、早く逝きたいと・・・。そこに人間としての尊厳は無い。
「尊厳死は自己決定権の問題として捉えています」というのは、玉木氏一流の詭弁に過ぎない。
「社会保障の保険料を下げるためには、我々は高齢者医療、特に終末期医療の見直しにも踏み込みました。尊厳死の法制化も含めて・・・」
何度読み返しても、恐ろしい。
国民の望みは、医療、介護の現場で「患者の尊厳」を尊重した扱いを受けることだ。
以下は、ネットから拾ってきた解説。
そもそも、
尊厳とは、人間が持つ生命や人格を尊重し、その価値を認める態度を指す言葉である。
これは、人間が生まれながらにして持つ権利であり、他人による侵害や侮辱から保護されるべき存在である。
尊厳は、個々の人間が自己を尊重し、他者を尊重することで実現される。
尊厳は、法律や倫理、道徳の領域で重要な概念とされている。例えば、人権宣言では「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」と述べられている。
また、医療現場では、患者の尊厳を尊重することが求められる。
尊厳は、人間関係や社会生活においても重要な役割を果たす。人々が互いの尊厳を尊重し合うことで、平和で公正な社会が形成される。
尊厳を尊重することは、他者を理解し、共感することにつながり、人間関係の調和を保つ上で不可欠である。
相手が「どう感じているか」を受けとることなしに、相手の尊厳を守ることはできない。
尊厳死とは、
自分の意思で、終末期の延命措置を行わず、人としての尊厳を保った状態で自然な死を迎えることをいいます。
(すなわち、それまで「人としての尊厳」が尊重されてきたことが前提とされなければならない。そのことがなければ、単なる放置死・・・スレ主、加筆)
安楽死とは、
治癒の見込みのない病人を本人の希望に従って、苦痛の少ない方法で人為的に死に至らせることをいいます。
消極的安楽死は、延命治措置をせずに自然に任せるという点では、尊厳死と共通しています。
自殺ほう助とは、
自殺しようとしている人を手助けすることをいいます。積極的安楽死と似ていますが、自殺ほう助と安楽死の違いは本人の意思能力の有無にあるとされます。
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