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石破首相はもはや「女性の敵」…選択的夫婦別姓もジェンダーギャップもブレブレ持論ねじ曲げ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361402
2024/10/03 日刊ゲンダイ
石破茂新首相(C)日刊ゲンダイ
期待を持たせただけに、なおタチが悪い。就任早々「ぶれない」印象がブレブレの石破茂新首相(67)。言行不一致の数を挙げれば、すでにキリがないほど。とりわけ、あっさり転向したのが総裁選でも争点となった選択的夫婦別姓制度の導入である。
石破首相は8月24日、地元・鳥取での総裁選出馬会見で、選択的夫婦別姓について「あるべきだと思っている」と明言。「姓が選べず、つらい思い、不利益を受けることは解消しないといけない」とまで言い切った。
ところが、どっこい。9月30日、自公幹部で交わした連立政権の合意文書に「別姓」の記載はない。公明党も制度導入に前向きで文書への明記を求めたのに、自民側が「党内合意が取れていない」と主張。導入推進の記載は見送られたという。党内基盤の弱い石破首相が政権運営の安定を求め、伝統的家族観を重視する保守派に配慮した結果だ。
法務省の法制審議会が選択的夫婦別姓を盛り込んだ民法改正案の要綱を答申したのは1996年のこと。以来、自民は約30年もほったらかし。今年6月に最大スポンサーの経団連でさえ業を煮やし、早期導入の提言をまとめても馬耳東風だ。
推進派の石破氏が新総裁に選ばれ、「ようやく政治が動く」と期待したら、ぬか喜び。石破首相のわが身かわいさのせいで「一歩進んで二歩下がる」。制度導入を望む人々は裏切られた気分だろう。
「内助の功」にも疑い持たず
佳子さん(右)は典型的な代議士の妻(C)日刊ゲンダイ
新内閣には初入閣組が13人もいるのに、女性閣僚は2人のみ。前政権の過去最多タイ5人からガタ減りだ。総裁選の政策集で石破氏は〈先進国中最下位に甘んじている我が国の女性活躍の指標(=ジェンダー・ギャップ指数)の迅速かつ大幅な改善を図ります〉と掲げ、意思決定の場への女性参画の重要性をうたっていた。ここでも変節漢の顔がのぞく。
そもそも、石破首相は地元の政治活動を妻に任せきり。ファーストレディーの佳子さんは慶大卒の才媛で石破首相の同級生。「内助の功」と言えば聞こえはいいが、旧態依然の「代議士の妻」だ。
「石破氏が男尊女卑だとは言わないまでも、家父長制に由来した男性優位の考えをうかがわせます。内助の功に頼る関係が令和の世にふさわしいのか。国会議員の夫を妻が支えるのは当然、と疑うこともないのでしょう。時代遅れの昭和のにおいがプンプン漂います」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)
持論をねじ曲げ、早期解散で党利党略を優先させても、女性票を逃せば石破政権はもたない。
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