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どうする? 野党候補一本化「競合88選挙区」…立憲・野田新代表「最初にして最大の試練」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360952
2024/09/24 日刊ゲンダイ
もっと教えを請うべき(握手する立憲民主の野田佳彦新代表と小沢一郎氏=左)/(C)日刊ゲンダイ
2009年政権交代の立役者、小沢一郎氏(C)日刊ゲンダイ
「自公を過半数割れに追い込む。そのために野党の議席を最大化する」──。その意気やよし。問題は野党第1党の新たな党首として、どう実現に導くかだ。立憲民主党の野田佳彦新代表の最初にして最大の試練は、持論である野党候補の一本化だ。
早期の衆院解散・総選挙が見込まれる今、政権交代に向けた野党連携は急務。しかし、前代表の泉体制下で共闘は一向に進まず、特に共産党の態度は硬化しつつある。立憲代表選では4候補とも共産との選挙協力に慎重姿勢。共産は「(共闘の)意思が伝わってこない」(小池晃書記局長)と対抗措置のごとく、立憲の現職・新人のいる選挙区に公認候補をバンバン擁立しているのだ。
すでに全289小選挙区中150以上で公認を内定し、少なくとも88選挙区で立憲と競合。日本維新の会や国民民主党なども加えると、候補者調整はより複雑な連立方程式となる。
「集団的自衛権の行使を認めた安保法制の廃止が、共産には共闘の『一丁目一番地』。即時廃止を否定する野田さんが代表では、関係修復は困難」(野党関係者)との見方もあるが、「対話の余地はまだ十分にある」とは別の野党関係者だ。
「共産と立憲の競合区をつぶさに見ると、枝野さんの埼玉、野田さんの千葉、泉さんの京都と代表候補の地元に集中しています。誰が新代表になっても取引材料にする共産の思惑が透ける。共産の主戦場は衆院比例ブロック。比例票の掘り起こしのため、地方の『1区』をある程度は譲り、共産だけが一方的に候補をおろす事態を避ければ、すみ分けには応じるというメッセージを感じます」
■「協力」は無理でも「調整」は可能
野田佳彦新代表(C)日刊ゲンダイ
たとえ政党間の正式合意に基づく「選挙協力」はムリでも「調整」は可能との見立てだ。
「やはり理想は2009年の政権交代選挙の再現。共産は当時、全選挙区擁立の方針を転換させ、半数近くが共産の『空白区』に。正式な選挙協力を結んだわけではないが、共産は事実上、民主党政権の誕生をアシストしたようなものでした。“あうん”の心得を知るのは当時、民主党幹事長として選挙の陣頭指揮にあたった小沢一郎氏だけです」(前出の野党関係者)
他の野党との連携について野田氏は「誠意ある対話を続ける」と語ったが、誠意を持って対話すべき相手は党内にもいる。
◇ ◇ ◇
早期の衆院解散・総選挙が想定される中、何かと話題の石丸伸二氏はどう動くのか。●関連記事【もっと読む】『石丸伸二氏インタビュー 迫る解散・総選挙「進次郎さんと野田さん、どちらを刺す方が意味があるか」』で気になる「この先」を聞いた。
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