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“パリピ”小泉進次郎氏の資金源はほぼパーティー…3年で1.8億円、利益率9割近い荒稼ぎ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/360296
2024/09/10 日刊ゲンダイ
銀座の街頭で聴衆に猛アピール(C)日刊ゲンダイ
「政治改革」「聖域なき規制改革」「人生の選択肢の拡大」──。史上最年少の自民党総裁を目指す小泉進次郎元環境相(43)は、3つの改革の「1年以内に実現」を明言。すっかり改革者気取りだが、言行不一致も甚だしい。党内屈指の集金力を誇る進次郎氏の収入源の柱は、政治資金パーティー。党内きってのパーティーピープルでもある。「パリピ進次郎」に政治改革はムリな話だ。
◇ ◇ ◇
進次郎氏は6日の出馬表明会見で真っ先に政治改革を掲げた。「政策活動費の廃止」「旧文書交通費の公開と残金の国庫返納」を訴えたが、裏金事件の温床となった政治資金パーティーの問題には、ひと言も触れなかった。
それもそのはず。直近で最も新しい2022年分の政治資金収支報告書によると、進次郎氏の資金管理団体「泉進会」の年間収入は9091万1466円。うちパーティー収入は8616万円で、実に約95%を占める。
政党交付金や企業・団体献金などの受け皿である政党支部の年間収入約3000万円を上乗せしても、パーティー収入の占有率は7割を超えるのだ。進次郎氏は貴重な資金源を手つかずのままにしたいのだろう。
驚くのは開催頻度の高さ。20年には14回企画し、コロナ禍で3回が中止に。翌21年もコロナ禍は続いたが、6〜9月にオンライン形式での4回など計7回開いた。コロナ禍が静まった22年は堰を切ったようなパーティーラッシュだ。収入3500万円強と大規模の「政経文化パーティー」を1回、収入1000万円前後と中規模の「小泉進次郎セミナー」を5回、収入120万円程度の「進進会」を7回と計12回開催。同年10〜12月は月に2度、11月を除くと2日間連チャンでパーティーを開いた。まさにパリピ進次郎氏の本領発揮である。
22年までの3年間にパーティーで得た収入は総額1億8097万円。経費を引いた儲けは約1億4260万円で利益率は約79%に上る。21年9月に約80万円の儲けを出した「進進会」の利益率は88.5%、20年12月に約1500万円を荒稼ぎした「小泉進次郎モーニングセミナー」は同89%と、利益率が9割近いケースもある。ボロ儲けだ。
大臣規範も完全に無視
裏金事件の温床「政治資金パーティー」の問題には一言も触れず(C)日刊ゲンダイ
しかも、19年9月から21年10月までの環境相在任中には、政治資金規正法で「特定パーティー」とされる収入1000万円以上の開催規模が2度ある。
01年に閣議決定された大臣規範はパーティーについて〈国民の疑惑を招きかねないような大規模なもの〉の自粛を求めているが、進次郎氏は完全に無視。ルールを守れない政治家に「改革」を語る資格はない。
「パーティーに触れないのは自身の金銭的基盤を守るためでしょう。政策活動費の廃止に踏み込んだとはいえ、支給対象は幹事長以下の幹部が自民党の慣例です。進次郎氏が仮に総理・総裁になれば、悪名高い官房機密費を差配できるので何ひとつ困らない。神は細部に宿ると言いますが、進次郎氏は些細な言動からも『自分さえ良ければ』という米国流の新自由主義的な考え方が垣間見えます。危ういアメリカナイズです」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)
エセ改革者にだまされてはいけない。
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自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した進次郎氏。首相就任1年以内に実現したい政策の柱に掲げたのは……。●関連記事『小泉進次郎は「サラリーマンの敵」…解雇、労働時間の規制緩和ブチ上げで「企業の味方」ハッキリ』で詳報している。
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