http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/402.html
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https://www.jiji.com/jc/article?k=2024082800853&g=pol
枝野氏が言っちゃった。
安保法制「現状問題なし」。
これは大問題だ。
立憲民主党の政策集2022を見れば、次のように書かれている。
「現行の安保法制については、立憲主義および憲法の平和主義に基づき、違憲部分を廃止する等、必要な措置を講じ、専守防衛に基づく平和的かつ現実的な外交・安全保障政策を築きます。」
と。
つまり、立憲民主党の正式見解は、「現行の安保法制」は違憲。
日本国憲法は、違憲の法令は「排除」せよ、だ。
枝野氏の認識は、「現状問題あり」。
以下に記事の全文を転載する。
立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)への出馬を表明した枝野幸男前代表(60)は28日、時事通信のインタビューに応じた。集団的自衛権行使を容認した2015年成立の安全保障関連法について、「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」との認識を示した。その上で、安保法制の根拠となった14年7月1日の閣議決定は「放置すると拡大解釈されるリスクがある」と述べ、対応が必要だとした。
枝野氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について「軟弱地盤問題もあり目的達成自体に疑念がある」と指摘。日米地位協定も「片務的すぎる」として、いずれも「独立国の気概をもって交渉すべきだ」と述べ、見直しが必要だとの認識を示した。
枝野氏は代表時代の取り組みで反省することとして、21年衆院選で共産党と結んだ「限定的な閣外からの協力」合意も含めて「いかに野党がまとまるかばかり注目された」と振り返った。その上で「全国統一的にどこかの党と(協力の)話をすべきでない」と述べ、次期衆院選では立民単独での過半数獲得を目指す考えを強調した。
国民民主党に関しては「共通の支持基盤に支えられている」として、「(国民の)意向や立場も踏まえ(歩み寄りを)模索する責任はある」と語った。
記事の転載はここまで。
記事によれば、枝野氏は、
集団的自衛権行使を容認した2015年成立の安全保障関連法について、
「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」
との認識を示した。
とある。
「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」
この言葉の中の「詭弁」に気が付いただろうか。
一つ目の詭弁は、
集団的自衛権行使を容認した「安保法制」について問われているのに、何故か「個別的自衛権で説明できる」と、論点ずらしと、問題のすり替えをしている事。
二つ目の詭弁は、
前段では「現状の運用」を評価し、その評価がそのまま、後段では「法律」の評価にすり替えられている事。
立憲民主党の正式見解があるにもかかわらず、それに反して何故、このように「詭弁を弄する」ようなことを言うのか。
理由は分からないが・・・。
詭弁と言えば、もう一つ。
「全国統一的にどこかの党と(協力の)話をすべきでない」と言いつつ、
「政権交代を目指す」と言えば、
必然的に、「単独過半数の獲得を目指す」ことになるわけだが、
定員の過半数にも満たない200人の候補者擁立にも四苦八苦している現状を無視した発言も、言ってみれば「詭弁」じゃないのかな。
総選挙は10月、11月とも囁かれている・・・。
ちなみに、立憲民主党の政策集は結構いいことが書いてあるよ。
非核三原則は堅持。
専守防衛。
辺野古新基地建設を中止。
原発ゼロ社会を一日も早く実現。
原子力発電所の新設・増設は行わず、全ての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定を目指す。
などなど。
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