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7.7首都決戦「選挙漫遊」で見えた都知事選候補者たちの戦略 鈴木エイト カルトな金曜日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/357196
2024/07/05 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
笑顔のグータッチタイムなか、私たちに気がつくや否や速攻に去っていった(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
さまざまな話題が飛び交う東京都知事選(7日投開票)。各候補者の街頭演説を見て回った。いわゆる「選挙漫遊」である。
まず6月22日夜、池袋での内海聡候補の演説をチェック。内海氏の肩書は「医師」だが、日野市議の池田利恵氏とともに反ワクチン政治団体「チーム日本」の中心メンバーでもある。演説終盤に「都民ワーストの会ゆりこいけ」「無所属共産党ソ連邦」ののぼりを持つ主要候補のコスプレ男性が登場するなど悪ノリが目立つ。
27日午後、光が丘駅前で石丸伸二候補が演説。平日午後にもかかわらず駅前ロータリー片側を聴衆が占め、ユーチューブ配信者も多い。演説後は聴衆の一部とのハイタッチを短く終え、次の街宣場所へ。移動しながら街宣数をこなしていく印象。
同日夕方、石神井公園駅前では蓮舫候補の演説。聴衆の密集度が高い。これほど多くの人が同駅前に集結したのは、2021年秋の衆院選で安倍晋三元首相が自民党候補の応援演説をした時以来だ。
29日午後、再び蓮舫候補を阿佐ケ谷駅前で取材。南口ロータリーを埋め尽くす聴衆。「#会いに行ける蓮舫」を実践し、聴衆との距離が近い。一日に数カ所の拠点で最新の話題を取り入れ、じっくり演説するスタイル。
現地で会ったダースレイダー氏、プチ鹿島氏とともに小池百合子知事の街頭演説取材のため北千住へ向かう。
北千住駅西口デッキ上は厳重な警備体制が敷かれ、SPが金属探知機で全員をボディーチェック。小池氏が上がる演台と聴衆との間に柵があり、距離が遠い。
演説後、柵の内側を小池氏が回るグータッチタイムで珍事発生。柵の一辺が取材エリアと接していたため私たちが最前列となり、すぐ隣の一般エリアでは熱心な支持者たちが全員手を「グー」にして待ち構える。小池氏が聴衆とグータッチをしながら近づいてきた。すると突然、私たちの目の前に緑ビブスのスタッフ数人が立ちはだかり、“緑の壁”が出現。その時だった。取材エリアを避けるように小池氏が突如ショートカット、速足に去ってしまったのだ。取材エリア隣の支持者が伸ばした「グー」は、去り行く知事を呼び止めようと「パー」に変化。会いには行けるものの、グータッチをスルーされた支持者たちからは落胆の声が漏れた。
それぞれの選挙戦。都民の選択はいかなるものに。
鈴木エイト ジャーナリスト
1968年生まれ。日大卒。日本ペンクラブ会員。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」主筆。日本脱カルト協会理事。「自民党の統一教会汚染 追跡3000日」「『山上徹也』とは何者だったのか」などの著書のほか、共著・編著多数。
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