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豪華すぎる自民党静岡議員団
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2024年5月18日 植草一秀の『知られざる真実』
川勝平太知事の辞職に伴う静岡県知事選が5月26日に投票日を迎える。
この選挙で自民党は静岡県副知事を務めたことがある大村慎一氏を推進している。
この大村氏を応援するために5月18日、自民党の上川陽子外相が現地に入って演説した。
そのなかで上川氏は
「この方を私たち女性が産まずして何が女性でしょうか」
と述べた。
新たな知事を誕生させるとの趣旨の発言だが、
「産まずして何が女性か」
の表現は
「子どもを産まない女性は女性と言えるのか」
との意味に受け取られる。
かつて、自民党の柳沢伯御夫厚労相が
「女性は子を産む機械」
と発言して問題になった。
この上川陽子氏を引き立てているのが麻生太郎氏。
麻生氏は本年2月、福岡県芦屋町での講演で上川陽子外相について
「俺たちから見てても、このおばさんやるねえ」
「そんなに美しい方とは言わんけど」
と発言した。
これが、現在の自民党の現実。
静岡県の自民党国会議員に
宮澤博行元衆議院議員、吉川赳衆議院議員、山崎真之輔元参議院議員などがいる。
上川議員も静岡県選出の自民党国会議員。
宮澤氏は妻子を持ちながら別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたことなどが週刊誌で報じられて議員辞職した。
吉川議員は2022年6月に、18歳の女子大学生と飲酒したなどが週刊誌で報じられ、自民党を離党したが辞職していない。
山崎氏は2021年に、一般女性との不適切な関係があったことなどが週刊誌で報じられ、自民党を離党したが辞職しなかった。
その後、2022年の参院選で落選した。
これが静岡県自民党の現実。
その自民党が推薦しているのが大村慎一氏であるが、自民党の応援が行われれば行われるほど、票が減少すると見られている。
川勝平太氏が辞職したが、川勝平太氏はリニア中央新幹線の工事を遅らせることに大きく貢献した。
リニア中央新幹線建設に合理性はない。
JR東海の葛西敬之氏が個人の願望で強引に押し通してきた愚策と言える。
安倍元首相と近しい関係があったために政府が財投資金を3兆円も投下したが、政治の私物化を象徴する事案と言うほかない。
リニア新幹線建設を中止するのが「英断」。
国民論議を深めて、できるだけ早期にリニア中央新幹線建設中止を決断するべきだ。
多くの合理的な理由がある。
第一は水の問題。
第二は大深度の問題。
第三は使用電力の問題。
第四は地震の問題。
第五は電磁波の問題だ。
水の問題も深刻。
川勝平太氏は「水は県民の命」だとしてリニア新幹線建設に抗ってきた。
静岡県には東海道線の丹那トンネル、新幹線の新丹那トンネルで極めて深刻な水問題に直面した歴史事実がある。
自民党の推薦を受けている大村慎一候補は街頭演説でリニア問題について、
「一年以内に結果を出す」
「JR東海にしっかりと静岡県にとってのメリットも出していただきたい」
「リニアが通れば、のぞみが少なくなりますからひかりの停車本数が増えると言われています。1.5倍に増えると言われていますが、これをもっとしっかりと、国の試算ではなくてJR東海に示していただきたいと思っています。」
と発言した。
しかし、1.5倍というのは大阪開業が実現した段階での話で、名古屋までの部分開業の場合は1.1倍にとどまり、現状と大差がない。
大阪開業など実現するかどうかもまったく不透明だ
有権者に対して事実を正確に伝えない姿勢に強い疑問が持たれている。
リニア反対を明確に示している森大介氏が選出されることが望ましいが、当選できず、リニア建設にもっとも前のめりと見られる大村氏が選出されるのが最悪である。
したがって、森大介氏の当選可能性が低い状況になるなら、大村氏の当選を阻止することに基軸を置き、当選可能な候補者に投票を集中させることが求められることになる。
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