http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/718.html
Tweet |
二階元幹事長が次期衆院選への不出馬表明…自民裏金処分めぐり岸田首相との“刺し合い”に先手
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337916
2024/03/25 日刊ゲンダイ
次期衆院選に不出馬を表明する自民党の二階俊博元幹事長=25日、自民党本部(C)日刊ゲンダイ
自民党派閥の裏金事件の処分で、安倍派幹部の塩谷座長、下村元文科相、西村前経産相、世耕前参院幹事長の4人について「選挙での非公認」か「党員資格停止」が検討されていると報じられた。26日にも総裁の岸田首相自ら、4人の聴取を始めるという。
まずは組織ぐるみで裏金づくりを継続し、いったん、中止後、復活させた安倍派幹部の「政治責任」を問うということのようだが、ならば安倍派同様、会計責任者が立件された二階派と岸田派の処分はどうなるのか。
中でも焦点は二階元幹事長だ。2億円弱の裏金で二階派の会計責任者が在宅起訴されただけでなく、二階氏自身の秘書も略式起訴された。二階氏の資金管理団体の不記載額は5年間で3526万円。離党や議員辞職した3人を除き、現職の自民党議員では最多額だ。おとがめナシはあり得ない。
「二階さんは、岸田さんが何か言ってきたら『わかったよ、議員辞職してやるよ』というセリフをいつでも出せる準備をしている。しかし、その際は、『おまえも同じだ。一緒に議員辞職するんだな』と切り返す」(二階派関係者)
二階派がそんな脅しをかけるのに対し、岸田首相と自民党執行部は安倍派の処分案や首相による聴取といった情報を流し、二階氏を追い込んで行った。
その結果というか、25日午前、二階氏が自民党本部で記者会見し、次期衆院選への不出馬の意向を表明。二階派の会計責任者と自身の秘書が刑事処分を受けたことについて「政治責任はすべて監督責任者である私自身ににある」と述べ、「自民党総裁に対し、次期衆院選挙に出馬しないことを伝えた」と明らかにした。
「岸田総裁は、二階さんが安倍派幹部らへの処分を見て、自発的に『次の選挙には出ない』などと言い出すように持っていきたいと思っていた。処分などして二階さんを怒らせたら、何を言い出すかわからない。党の幹事長として受け取った50億円の政策活動費の使途だって暴露しかねません。二階さんの懸念は、自身の和歌山の選挙地盤。敵対する世耕さんが参院から衆院への鞍替えで、二階さんの選挙区の後釜になるのを狙っている。それを阻止できれば、二階さんは安心して引退を決断できる。世耕さんを安倍派幹部として真っ先に処分対象にしているのは、鞍替えを断念させる狙いもある。世耕さんの元秘書が主催したハレンチ懇親会の一件でもミソをつけましたしね」(岸田派関係者)
二階氏が先手を打って、不出馬表明し、今度は岸田首相の処分を迫った形になった。まさに刺し合い。さて、岸田首相はどうするのか。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK293掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK293掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。