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2024年3月21日 21:26:33
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/681.html#c2
私は、立憲民主党を中心とする政権交代を支持しますが、その上で水を差すようで申し訳ないのですが、現実に政権交代が近づけば、その「ミッション」の中に、財界からの要求項目が含まれていきます。
過去の非自民政権への交代の事例をつぶさに検証すれば、それは分かります。
財界・官僚は、いよいよ自民党が下野しそうになったと判断した場合は、用意されていた、プランBの実行に切り替えます。
そして、財界・官僚は、自民党が政権を取っている状況では、自民党から提案した場合に、猛反発を受けそうな「ミッション」を、あえて非自民政権の方から提案させてみる、という戦略を取ってきます。
自民党政権から提案した場合に、政権交代前の野党や、その野党を支持する人たちから猛反発を受けて実現が難しそうな政策を、財界・官僚はあえて非自民政権に「ミッション」として課すわけです。
このあたりの戦略は、松下幸之助さんのアイデアだと思います。
実例では、1994年の細川政権の場合では、小選挙区制の導入、消費税の増税、政策の新自由主義への方針転換、がそれらの財界・官僚から与えられた「ミッション」でした。
細川政権では、国民福祉税と称した消費税の増税は不発に終わりましたが、自民党政権の固定化につながった小選挙区制の導入が実現され、国政の新自由主義路線への転換を宣言した「平岩レポート」がまとめられました。
2011年からの野田政権では、消費税の増税が「ミッション」として課せられ、民主党・自民党・公明党の3党合意で消費税増税の法制化を実現させました。
おそらく、この時は読売新聞グループの渡邉恒雄さんの後押しが強かったと思います。
次の立憲民主党を中心とする政権交代では、財界・官僚から課せられる「ミッション」としては,消費税のさらなる増税や、憲法改正が予想されます。
前原新党が提案している「教育無償化」は、九条改正や緊急事態条項追加などの憲法改正に向けての試し斬りとして、憲法改正に絡めて、財界・官僚から次の非自民政権への「ミッション」の一つとして課せられているものではないでしょうか。
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