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下村博文氏「政倫審」は爆弾発言どころか中身ゼロ…選挙対策ミエミエの姑息保身で落選一直線
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337710
2024/03/19 日刊ゲンダイ
“真打ち登場”とばかりの演出で、何のためにシャシャリ出てきたのか(衆院政倫審を終え、国会を後にする下村博文元文科相)/(C)日刊ゲンダイ
与野党問わず質問に立った議員が揃って「残念です」とこぼしたことが全てを物語っている。
18日開かれた衆院の政治倫理審査会。自民党安倍派の下村博文元文科相は、いったい何のために自ら手を挙げ、党執行部の渋い顔を振り切ってまで弁明の場にシャシャリ出てきたのか。
清和会(安倍派)のドン・森元首相と確執があることから、裏金スキームへの森元首相の関与など“爆弾発言”の期待もあったが、結局「知らぬ存ぜぬ」のオンパレード。派閥パーティー裏金事件の実態は1ミリも解明されなかった。
“真打ち登場”とばかりに大メディアが盛り上げたが、これまで行われた9人の政倫審と比べても酷すぎる「ゼロ回答」。与党内からも「疑問が残る」「何のために出席したのか」と不満が噴出した。多くの国民もガッカリだったろう。
焦点となっていたキックバック復活をめぐる経緯も「わからない」。今年1月の記者会見で自ら語った「ある人」とは「覚えていない」。森元首相の「も」の字にすら、自ら触れることはなかった。
「下村さんは事務総長経験者の中で自分だけが政倫審に出席していないことに焦っていた。政倫審は、自らの潔白を訴え、禊を得られる場でもありますから。弁明しなければ、選挙区の有権者から疑惑の目が向けられ続ける。テレビ中継される政倫審出席にこだわったのは選挙対策の『売名行為』みたいなものじゃないか」(自民党関係者)
自民票はさらに離れて…
下村氏に限らず、安倍派幹部への世論の風当たりは厳しく、次の選挙は苦戦が予想される。岸田首相が茂木幹事長に結論を得るよう指示したという処分は「全員一律にはならない」(茂木)ため、幹部はより厳しい処分となる。「選挙での非公認も検討されている」(別の自民党関係者)というから、そうなれば無所属での出馬を余儀なくされ、比例復活での救済も望めない。特に下村氏は無党派が多い東京が選挙区(東京11区)。自民への批判票をもろに受けるのは間違いない。
「東京では萩生田前政調会長とともに下村氏も選挙が厳しくなるひとりといわれている。政倫審への出席は、選挙区向けのパフォーマンスですよ。一方で、政倫審で下手なことを発言すれば、党から除名などの厳しい処分をされかねない。保身のために、プラスマイナスそろばんをはじいた結果が、18日の中身ゼロの答弁だったのでしょう。しかし、選挙区の有権者向けには逆効果だった。熱心な支持者以外は、かなりの自民票がさらに離れたと思います。選挙はますます厳しくなる」(政治評論家・野上忠興氏)
下村氏の姑息な選挙対策は裏目に出た。安倍派内からも冷ややかな視線が投げかけられている。いよいよ落選への道まっしぐらだ。
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