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自民・世耕弘成氏またまた“裏金ブーメラン”直撃! 野党時代に「政策活動費」にもツッコんでいた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337709
2024/03/19 日刊ゲンダイ
野党時代は「政治とカネ」を徹底追及していたのに、今は「知らぬ存ぜぬ」(参院政倫審を終え、記者団に囲まれる世耕弘成前参院幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
「二の矢」「三の矢」ではないが、自民党の世耕前参院幹事長は一体、何本の「ブーメラン」を持っているのだろう。使途公開の義務がなく、事実上の裏金と指摘される「政策活動費」でもブーメラン直撃だ。
河井元法相の大規模買収事件や自民党派閥の裏金事件など「政治とカネ」の問題が明るみに出るたび、政策活動費の在り方が国会で取り沙汰されてきた。18日の参院予算委員会でも、野党議員が河井事件を引き合いに、「政策活動費は裏金にもなり得る」と指摘。岸田首相に「禁止するべきだと思う」「せめて使途の報告義務を設けるべきでは」と迫った。
岸田首相は「(政策活動費は)党勢拡大等に使われるものであり、その中身が明らかになれば、個人のプライバシーや企業の営業秘密、政党の活動内容や方向性が他党や外国勢力に明らかになる」などとノラリクラリ。使途公開への明言を避けた。
そんな岸田首相には、ぜひとも野党時代の世耕センセーを見習って欲しい。
自民党が下野していた2010年、民主党政権の「政治とカネ」を徹底追及していたのが世耕氏だ。政治資金規正法の抜け穴や政治団体間の資金還流の問題などを取り上げ、それこそ“火の玉”になって是正に取り組んでいたものである。
今でこそ世耕氏は裏金事件に「知らぬ存ぜぬ」を繰り返しているが、10年3月19日の参院総務委員会では組織活動費(政策活動費)について切れ味鋭い質問を重ねていた。
「細目報告をしっかり義務付けて」
自由党(後に民主党に合流)で幹事長を務めていた藤井裕久元財務相が党から組織活動費の名目で15億円を受け取っていた問題を取り上げ、「その後どうなったのかは全然分からない」「やはり世間の常識からかけ離れているんではないか」と指摘。
次のように提言した。
「組織活動費は常識の範囲があるわけです。渡し切り経費の形でやるにしても常識の範囲があるわけですから、その範囲で上限を認めるのか。あるいは組織活動費として渡したら、渡した先の細目の報告をやっぱりしっかりと義務付けて、最後の最後まで一体幾らどう使ったのかということをやる。穴をふさぐ手が必要だと思います」
自民党の二階元幹事長が幹事長在職時の5年間で受け取っていた政策活動費は50億円に上る。「常識の範囲内」であるはずがない。世耕センセーこそ、「世間の常識」を踏まえて使途不明の裏金や政策活動費の問題に一意専心で取り組んで欲しいものだ。
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