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「政治倫理審査会」は機能するのか? 自民安倍派の裏金議員が衆参ともメンバーに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/335736
2024/02/06 日刊ゲンダイ
立件ラインぎりぎりのメンバー内閣府・三ツ林裕巳副大臣(C)日刊ゲンダイ
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、関係した議員の国会での説明が実現するのか。
自民党の浜田靖一国対委員長が4日、NHK「日曜討論」に出演して、野党が求めている政治倫理審査会(政倫審)への裏金議員の出席について、前向きに検討する考えを示した。
浜田氏は「国民のみなさんにいろんな疑念を与え、国会のみなさんにもいろんなご迷惑をかけているのは事実」と言い、「説明責任を果たす意味でも(政倫審に裏金議員が)出席し、説明いただければと思う」と話した。
政倫審は「政治倫理の確立のため、議員が『行為規範』その他の法令の規定に著しく違反し、政治的道義的に責任があると認めるかどうかについて審査し、適当な勧告を行う機関」とされる。
もちろん、裏金議員の政治倫理について国会でただすことは最低限必要だ。ただ、政倫審の委員名簿を見ると、議員を審査する資格があるのかと首をかしげざるを得ないメンバーもいる。
衆院の政倫審では、過去5年間で2954万円という安倍派の中でもトップクラスの裏金額を誇る三ツ林裕巳議員が委員を務めているのだ。三ツ林氏こそ国会で説明し審査される側だろう。安倍派議員は他にも5年で368万円の若林健太氏や5年で236万円の木村次郎氏も政倫審の委員になっている。
参院政倫審でも、直近3年間で596万円のキックバックを受け取っていた安倍派の岡田直樹氏が委員に名を連ねる。そもそも巨大与党の自民党議員が多数を占める委員会では、身内に甘い審査しかできない。少なくとも、安倍派の議員を委員から外す必要があるだろう。
憲法審査会も「真っ黒」
同じことは憲法審査会にも言える。
岸田首相は施政方針演説で「自分の総裁任期中に憲法改正を実現したい」と踏み込み、「国会の発議に向け、これまで以上に(憲法審査会で)積極的な議論が行われることを期待」と言っていたが、まずは憲法審査会のメンバーの見直しが先だ。
衆院の憲法審査会では、安倍派で裏金を受け取っていた衛藤征士郎氏、下村博文氏、稲田朋美氏らが委員を務める。参院では自民党メンバー22人のうち13人が安倍派で、そのうち山谷えり子氏、丸川珠代氏、松川るい氏、西田昌司氏ら実に11人が裏金議員だ。強硬に改憲を唱えてきた自称“保守派”ほど裏金と縁が深いのだから、改憲派の底が知れる。
「政治とカネ」のルールも守れない裏金議員に憲法論議なんて任せられるわけがない。
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