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「ド派手就任式」の裏側の悲鳴 ハッタリか、独裁か、トランプ熱狂と世界の暗澹(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/292.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 1 月 23 日 08:45:17: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


※2025年1月21日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2025年1月21日 日刊ゲンダイ2面


就任演説は30分ほどだった(C)ロイター

 就任早々、独裁者のごとく大統領令を乱発し、仰々しい演説をかましたトランプ新大統領。人事や宣言を見ていても、前回よりさらに過激、乱暴になることは間違いないが、これでいい思いをするのは側近だけだ。世界が身構える歴史の暗転。

  ◇  ◇  ◇

 この先の4年間を暗示するような空模様の中、米国のドナルド・トランプ大統領が20日正午(日本時間21日午前2時)、2期目の任期をスタートさせた。米国史上最高齢の78歳220日、かつ有罪評決を下された初の国家元首が爆誕。2カ月前の大統領選ではポピュリストの真骨頂を発揮し、選挙人獲得数だけでなく、総得票数でも圧勝だった。ところが、満を持して迎えたはずの2度目の就任式はイレギュラーの連続。先行き不透明感は増すばかりである。

 この時期のワシントンは氷点下まで冷え込む日が珍しくないが、就任式当日も寒波に襲われた。気温は最高マイナス3度、最低マイナス11度。風速数メートルのやや強い風が吹き、体感気温はグッと下がる。慣例通り、連邦議会議事堂前の屋外スペースで宣誓、就任演説に臨むのは老骨をムチでしばくようなもの。「私は人々が苦しんだり傷つくのを見たくない。何時間も屋外にいる支持者にとって危険な状況だ」というトランプの鶴の一声によって、会場は40年ぶりに議事堂内の広間に変更。議事堂からホワイトハウスまで行う恒例のパレードも取りやめた。代わりにパブリックビューイングを実施したワシントン中心部の競技場(約2万人収容)では、開始5時間以上前から数千人が列をなした。

 例年より縮小した就任式は、出席者の顔ぶれも様変わり。これまでは慣例で海外首脳は招かれなかったが、「アルゼンチンのトランプ」と呼ばれるミレイ大統領、エルサルバドルのブケレ大統領、エクアドルのノボア大統領ら右派指導者が参列。欧州勢ではイタリアのメローニ首相のほか、移民排斥を掲げる極右政党の党首らが集った。

 それ以上に目を引いたのが、世界の富を牛耳る「上位1%」の勢ぞろいだ。新設する政府効率化省トップに就く起業家のイーロン・マスク氏はもちろんのこと、グーグルのスンダー・ピチャイCEO、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、フェイスブックを運営するメタのマーク・ザッカーバーグCEO、アップルのティム・クックCEOが出席。GAFAが揃い踏みだ。オープンAIのサム・アルトマンCEOも顔を出した。米国内でのサービスを再開させた中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の周受資CEOも駆けつけた。

過去最高2億ドル超の寄付

 返り咲きにあたり、トランプが組織した就任式実行委員会が集めた寄付金は過去最大の2億ドル(約310億円)以上。8年前から倍増だ。そのうち、アップルとオープンAIのトップは個人で100万ドル(約1億5500万円)を拠出。グーグルやマイクロソフトのほか、ボーイングなども法人として同額を寄付したという。18日に始まった就任式をめぐる公式行事は21日まで。税金が投入されるのは宣誓式や昼食会のみで、残りは実行委員会持ち。寄付金額に制限はない。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「トランプ氏にとって就任式は2度目。いくら若作りをしていても、氷点下の屋外行事はしんどい。かったるいからパスしたのが本音ではないか。金持ち優遇も見え隠れします。いわゆるスポンサーには快適に過ごしてもらおうということ。熱烈なトランプ支持者は慣例通りの式典を行わなくても、所構わずお祭り騒ぎで大盛り上がりですから」

 日本からは岩屋毅外相、第1次トランプ政権で駐日大使を務めたハガティ上院議員に招待されたという片山さつき参院議員、メラニア夫人枠で安倍晋三元首相夫人の昭恵氏も出席した。

 米国第一主義に象徴されるトランピズムの再来に身構える世界の視線をひとり占めしたトランプは、「米国の黄金時代が今から始まる」と口火を切り、「米国の完全な復興と『常識の革命』を始める」などと演説。2度の暗殺未遂について「私の命が救われたのには理由がある。私は米国を再び偉大にするために神によって救われた」と振り返り、「きょうから性別は男性と女性の2つだけであることを米国政府の公式方針とする」と言い出し、民主党政権が推進してきたDEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組みを全否定した。

「非常事態」「緊急事態」連発、パリ協定離脱


パブリックビューイング会場周辺は支援者でギッシリ(C)共同通信社

 初日に100本以上の大統領令に署名すると喧伝されていたものの、目玉政策の関税強化は棚上げ。一方、不法移民の大規模強制送還には着手。南部国境に国家非常事態を宣言し、国境管理に関する10本の大統領令に署名した。インフレを抑え込むとして、国家エネルギー緊急事態も宣言。パリ協定から離脱した。

 予測不能なトランプらしい展開。これまでの言動はハッタリだったのか、周囲の反応を楽しみながら独裁者の本性をムキ出しにしていくのか。いずれにしても、人事や演説を見る限り、8年前より過激、乱暴になるのは間違いない。トランプ陣営が全米公開阻止に動いて話題になった映画「アプレンティス」によると、トランプは業界有名人の弁護士に伝授された「勝つための3つのルール」(攻撃、非を絶対認めない、勝利を主張し続ける)を妄信。ひたすら実践し、超大国のトップに再び上り詰めた。38歳年下のJ・D・バンス副大統領からも同じようなにおいがぷんぷんする。ラストベルトから這い上がって弁護士になり、トランプの軍門に下って上院議員に当選。格差が固定化した米国にあって、アメリカンドリームの最後の体現者のような人物だ。これまた手段を選ばない。

 上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)はこう指摘する。

「大統領が指名した政府高官などの人事を審議する上院で共和党が過半数を占めているため、閣僚候補はほぼ承認されるでしょう。いずれもトランプ氏の賛同者。トランプ氏のクローンと言ってもいい。中でも危ういのが、『クレージー3』と呼ばれる保健福祉長官候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏、国防長官候補のピート・ヘグセス氏、国家情報長官候補のトゥルシ・ギャバード氏。反ワクチンでも知られるケネディ氏は『今日は頭に虫がいるから調子が悪い』としょっちゅう言っていて、マトモとは思えない。FOXニュースのキャスターのヘグセス氏は女性に対する性的暴行疑惑を抱えているほか、国防総省が取り組むDEIや気候変動対策を潰そうとしています。ギャバード氏はシリアのアサド前大統領に入れ込むなど、ロシアのスパイ疑惑が浮上し、CIAの調査対象になった人物です」

 ヘグセスは上院の公聴会でASEAN(東南アジア諸国連合)の加盟国数を問われ、「数は分からないが、韓国、日本、豪州と同盟関係にある」と答弁。失笑を買った。

マユツバの対中強硬姿勢

 トランピズムでいい思いをするのは、取り巻きだけ。高関税政策をめぐり、公聴会では専門家が「上位1%の人々のみ減税となり、それ以外の人々には増税となる」と猛批判。第1次トランプ政権下の2018〜19年に実施された関税引き上げで、製造業雇用の65%を占める企業が労働者1人あたり900ドルの負担を強いられ、賃金や雇用の削減圧力につながったという。

「トランプ氏の対中強硬姿勢もマユツバです。大統領就任前に習近平国家主席と電話会談したのはホットラインがある証左ですし、100日以内の訪中に意欲を燃やしているとも報じられている。表ではあれだけ拳を振り上げながら、なぜわざわざ出向くのか。つまるところ、習氏に頭が上がらないからでしょう。ロシアの関与ばかりが取り沙汰されていますが、初当選にあたっては中国も影響力を行使していますし史上初の米朝首脳会談はお膳立てによるもの。中国国内の不動産開発をめぐる関わりも浮上している。対米自立を主張する石破首相は東南アジア外遊よりも隣国である中国訪問を優先し、関係構築を急ぐべきだった。『小日本主義』を訴えた石橋湛山元首相を敬愛し、日中国交正常化を実現した田中角栄元首相を政治の師と仰いでいるのですから、ダイナミックな動きをしてほしいところ。トランプ氏の手の内を読まない限り、さらなる対米追従を強いられるのは目に見えています」(五野井郁夫氏=前出)

 これまでと次元が異なるド派手な就任式を境に、世界の歴史はやはり暗転するのか。暗澹としていることは間違いない。
 

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コメント
1. 赤かぶ[235482] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:46:10 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[581] 報告

2. 赤かぶ[235483] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:47:07 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[582] 報告

3. 赤かぶ[235484] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:47:59 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[583] 報告

4. 赤かぶ[235485] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:48:39 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[584] 報告

5. 赤かぶ[235486] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:50:18 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[585] 報告

6. 赤かぶ[235487] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:55:16 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[586] 報告

7. 赤かぶ[235488] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:56:26 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[587] 報告

8. 赤かぶ[235489] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:57:07 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[588] 報告

9. 赤かぶ[235490] kNSCqYLU 2025年1月23日 08:57:55 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[589] 報告

10. 赤かぶ[235491] kNSCqYLU 2025年1月23日 09:12:21 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[590] 報告
<△24行くらい>

【きょうの1日】「黄金時代が、いま始まる」トランプ新大統領 就任演説で「アメリカ第一主義」を強調

2025/01/21 日テレNEWS

「アメリカの黄金時代が、いま始まる」 日本時間の1月21日未明にアメリカの第47代大統領に就任したドナルド・トランプ氏。就任演説で「アメリカ第一主義」を強調しました。そして、支持者らを前にバイデン政権時代の78の行政命令を取り消す大統領令に署名する異例のパフォーマンスを披露。就任初日から、素早い実行力をアピールしました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/inter...
(2025年1月21日放送「news every. 」より)

11. 赤かぶ[235492] kNSCqYLU 2025年1月23日 09:17:09 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[591] 報告
<▽34行くらい>

【同時通訳】トランプ新大統領 就任演説を全編掲載 メキシコ湾を「アメリカ湾にしていく」“アメリカ・ファースト”強調

2025/01/21 TBS NEWS DIG Powered by JNN

アメリカで大統領就任式が行われ、ドナルド・トランプ氏が第47代大統領に就任しました。

ワシントンの連邦議会で20日行われた大統領就任式で、ドナルド・トランプ氏は宣誓を行い、第47代大統領に就任しました。

トランプ氏は78歳で歴代の大統領として最高齢での就任となります。

退任した大統領が返り咲くのはクリーブランド元大統領以来132年ぶりです。

「アメリカ第一主義」を唱えるトランプ新大統領は着任後ただちに大統領令を多数出して、バイデン前政権の政策を大きく変更する方針を示しています。

今回の就任式は寒波のために40年ぶりに屋内での開催となり、恒例の祝賀パレードも中止となりました。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/

12. 赤かぶ[235493] kNSCqYLU 2025年1月23日 09:30:04 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[592] 報告
<■239行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

「常識の革命始まる」“史上最多”初日に26の大統領令…トランプ氏“異例”就任式【報道ステーション】

2025/01/22 ANNnewsCH

ドナルド・トランプという人物は時代が求めた改革者なのか、それとも単なる破壊者なのか。世界がかたずをのんで見守るなか、2期目のトランプ政権がスタートしました。

就任式を終えたトランプ大統領は、有言実行とばかりにさっそく大統領令を連発しました。その多くの内容は、バイデン前政権の方針を完全に覆すものでした。

地球温暖化対策をめぐるパリ協定や、WHO(世界保健機関)からの脱退を表明し、国際協調よりもアメリカ第一主義を優先する姿勢を鮮明にしました。

4年のブランクを経て復活した異端児、トランプ大統領はアメリカ国内、そして日本を含む国際社会の双方に、就任早々から強烈なインパクトを与えています。

■“異例”の就任式 支持者は歓喜

寒波のために連邦議会議事堂内に変更された就任式。世界3大富豪を始め、歴代の大統領、参列者は2000人を超えますが、直径約30メートルあるこの広間でも入れるのは800人程度です。残りの参列者は別のホールで見届けます。

そのころ主役は、バイデン大統領と同じ車に乗り込み、出発します。現職と次の大統領が一緒に車で就任式に向かうのが伝統的儀礼。ただ、4年前は選挙に負けたトランプ氏が現れず、長年の慣例が破られたので、ある意味、因縁の光景です。

そして、午前11時半過ぎ、トランプ氏は満足そうな表情とともに悠々と登場。近くのアリーナにはパブリックビューイングが設けられました。支持者2万人が見守るなか、就任式が進行していきます。

まずは40歳にして副大統領となるバンス氏が宣誓。次がトランプ氏の番です。

トランプ氏
「私、ドナルド・J・トランプは厳粛に誓います」

宣誓が終了した瞬間、トランプ氏は第47代合衆国大統領となりました。

■「黄金時代 常識の革命始まる」

就任式はいよいよクライマックス、トランプ新大統領の就任演説が始まりました。

トランプ新大統領
「アメリカの黄金時代の幕開けだ。今日からアメリカは栄え、再び世界中から尊敬を集めるだろう。数カ月前、ペンシルべニアで暗殺犯の銃弾が私の耳を貫いたが、私は今より強く信じている。助かったのは偶然ではなく、アメリカを再び偉大にすべく神に救われたのだと」

神に救われた自分が率いるアメリカには輝かしい未来が待っていると強調したうえで、そのためには山積している課題を解決しなければいけないと力説していきます。

トランプ新大統領
「今日、私は歴史に残る大統領令に署名して、アメリカの完全復活と“常識の革命”に着手する。まず南部国境での国家非常事態を宣言する。これで不法な入国が直ちに止まり、大量の不法入国者を送り返す手続きを始める。『メキシコから出るな』政策を復活させて、不法移民のキャッチ&リリースを止める。さらに南部国境に軍を派遣して壊滅的な侵略を阻止する」

他にも環境保護政策の即時撤回、インフレを抑制するための非常事態宣言などを掲げたトランプ大統領。さらにこんな発言も…。

トランプ新大統領
「人種で区別しない実力主義の社会を築いていく。今日をもって政府が認める性別は『男性』『女性』の2つのみとする」

性的マイノリティーを全否定する発言が喝采を浴びるという異様な光景。これがアメリカの現状です。

大越健介キャスター
「厳粛なスピーチでしたけれども、いつものトランプ劇場でしたね。移民を追い出す、関税をかける。これまで繰り返してきたことを総ざらいして言った。その都度、同じ“ツボ”でトランプ支持者は盛り上がる。一方で、バイデン、ハリスの両氏は立ち上がって拍手することはほとんどない。これもまた分断の1つの見え方なのかなと思います」

この盛り上がりようもアメリカらしい一面ではあります。

市民
(Q.日本人から見て、トランプ氏はいつも同じ発言を繰り返している。いつも同じなのに、人々はなぜそんなに興奮するのか?)
「アメリカ人にとって政治はスポーツのようなもの。彼らはトランプを支持していることを見せたいんだ。彼の側に立っていることを示したい」

■初日に26の大統領令“史上最多”

分断に拍車をかけるのがトランプ氏の存在です。就任演説を終えたトランプ大統領は、パブリックビューイングが行われた会場に足を運びます。この場で始めたことはまさに異例中の異例でした。

トランプ新大統領
「君が概要を発表してくれ」

大統領秘書官
「最初に署名するのは、バイデン政権時の大統領令78本を取り消す大統領令です」

兼ねてから公言していた“就任初日の大統領令乱発”。その1つ目を支持者の目の前で行いました。

トランプ新大統領
「バイデンに同じことができるわけがない」

ここで公約に掲げていたパリ協定からの再び脱退を含む、9つの大統領令にサインしました。

これで終わりかと思いきや、この後が本領発揮でした。大統領執務室で始めたのが、さらなる署名。デスクには大量のファイルが。大統領令だけでなく、トップダウンの指示なども含まれています。

議会を襲撃して訴追された約1500人の恩赦や、不法移民阻止のための国境への軍の派遣、メキシコ湾をアメリカ湾と呼称すること、TikTok禁止法の延期など、大統領令だけみると就任初日に26本。これは歴代大統領のなかで最多記録です。そこにはWHOからの脱退も含まれています。

■メキシコとカナダ 関税25%?

ただ、事前の予想よりも抑制したとみられる事案もあります。初日に発表されると言われていた、追加関税です。

トランプ新大統領
(Q.メキシコとカナダへの関税は)
「メキシコとカナダには25%の関税を検討している」

(Q.いつから関税をかける)
「2月1日だ」

中国に出されると言われていた60%の関税についても、この日の発表はありませんでした。

関税をちらつかせつつ、相手国に猶予と考える時間を与える。先の交渉を見据えたトランプ流のやり方です。

■国境では入国できない移民も

異例尽くしとなったトランプ氏の就任初日。「この1日は独裁者になる」と言っていたことをしっかり実行したことは評価されていますが、それによる影響が出てくるのも早そうです。特に移民や国境警備に関する大統領令だけで、就任初日に4つ出されています。

その影響なのか、移民申請などで使うアプリが突然、使用できなくなったといいます。

ホンジュラスからの移民希望者
「アプリを使えなくするのは分かるが、すでに取得された予約はキャンセルされるべきではない。アメリカは唯一、安全を提供してくれる国なんです」

■深刻な“対立と分断”

折しもこの日は、アメリカにとって重要な祝日でもあります。

大越健介キャスター
「今日は黒人の公民権運動に力を尽くした、キング牧師の生誕記念日。それが大統領就任式と重なって、トランプ大統領への反発の意味も込めてキング牧師の偉業をたたえようと、この教会に皆さん集まっている」

キング牧師が掲げたのは、全ての人がお互いを尊重する平等な社会という理念です。現在のアメリカの状況は…。

学生(21)
(Q.トランプ大統領は国民を1つにできるか?)
「無理でしょう。彼は物議をかもすことが多く、そもそも『国民を1つに』とは思っていないのでは。街でも彼の言葉を広げる人たちがいる。彼は支持者には寄り添う姿勢を見せるが、支持者以外は彼と価値観が違うので国を1つにできない」

■結束か分断か 国内の反応は

ワシントンにいる大越健介キャスターに聞きます。

(Q.トランプ大統領は事前に宣言していた通り、複数の大統領令を出し、社会を変革して見せるという姿勢を示していた。ワシントンはどう受け止めていましたか?)

大越健介キャスター
「トランプ支持者は喝さいを持って迎え、反発する人は複雑な思いで沈黙する。それがワシントンの空気だったと思います。ただ、最大のアピールポイントだった不法移民の強制送還をまずは徹底して行うと表明したことに対しては、関係者も多いと思われる中南米出身の人たちが流石に動揺した様子でした。私たちはメキシコ料理店などで話を聞こうとしましたが、誰も取材に応じてくれませんでした。また、連邦議会襲撃事件で訴追された1500人の恩赦については、あまりに身勝手だとメディアに登場する多くの識者が嘆いていました。全世界に演じて見せたトランプ劇場は、あえてよく言えば『有言実行』、悪く言えば『趣味の良くないポピュリストの独壇場』というべきものでした。私は就任演説を、多くのトランプ支持者が集まるレストランで見たのですが、支持者たちはいつものテーマで盛り上がり、定番のジョークで喝さいを送るという、ある種の熱狂的な“ファンミーティング”に紛れ込んだかのような気持ちになりました」

(Q.明確な批判や反発はありませんでしたか?)

大越健介キャスター
「アメリカにとって4年に1度の大統領就任式ですし、特に首都ワシントンでは晴れやかなお祭り気分の方が勝っていた印象です。ただ、もちろんそれだけではありません。今回の大統領就任式の日は、ちょうど黒人の公民権運動に取り組んだキング牧師の生誕を祝う祝日と重なりました。私が訪ねた教会のイベントでは、差別の解消に生涯を捧げたキング牧師の功績をたたえながら、少数派への差別を助長するかのような振る舞いを繰り返すトランプ氏に対する批判的な空気に満ちていました。参加していた21歳の若者は『トランプ氏は物議をかもし、一部の国民を熱狂させることには熱心だが、アメリカ国民の結束には興味がない』と突き放したように話していました」

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

13. 赤かぶ[235494] kNSCqYLU 2025年1月23日 09:54:02 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[593] 報告

14. 赤かぶ[235495] kNSCqYLU 2025年1月23日 09:55:01 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[594] 報告

15. 赤かぶ[235496] kNSCqYLU 2025年1月23日 09:58:36 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[595] 報告

16. 赤かぶ[235497] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:01:01 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[596] 報告

17. 赤かぶ[235498] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:02:34 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[597] 報告

18. 赤かぶ[235499] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:04:13 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[598] 報告

19. 赤かぶ[235500] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:14:42 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[599] 報告

20. 赤かぶ[235501] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:16:13 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[600] 報告

21. 赤かぶ[235502] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:17:22 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[601] 報告

22. 赤かぶ[235503] kNSCqYLU 2025年1月23日 10:25:19 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[602] 報告

23. 2025年1月23日 13:49:04 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1859] 報告
<△22行くらい>

「暗澹としている」のは既存メデイアだけでしょ。

メデイアも評論家連中も米国で米国民を守る政策を提案した大統領が数人しかいないことは、一切、言わない。

そして、自国民ファーストを言った米国大統領の殆どは暗殺されている。
そういう歴史的内容を絶対に説明しない。

何故か。

自分らにとって都合が悪いからだ。

 トランプが米国大統領になる事は彼らにとって非常に都合が悪い。
日本のメデイアも政権社会もアカデミズム(大学など)もトランプでは都合が悪い。
だから、トランプについて悪口しか言わない。
絶対に、褒めない。

パナマ運河の通行料金がどんな額で誰のポケットに入っているのか、
など、絶対にいわない。
WHOがどういう組織なのか絶対に言わない。
パリ協定の言う「地球温暖化」はアカデミズム(偽学者)を使った嘘で
ある事を絶対に言わない。

...


 大統領就任式で「聖書」に手を置かないことには深い意味があった。
現在の聖書は嘘の「教義集」であるからだ。
現在の聖書は「宗教による洗脳」の道具として作られている。
宗教による洗脳は、トランプや暗殺された過去の(本当の)政治家たちの敵である。

 アメリカ史の書物には「アメリカは宗教国家」である、と明確に記されている。
この意味を考えてもらいたい。
どれだけ深い洗脳が行われて来たかを考えてもらいたい。
どれだけの搾取と殺戮が宗教の名の元に行われたのか考えてもらいたい。

 聖書に手を置いた「宣誓」などはまったくの欺瞞である。

24. さっちゃん3214[1458] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2025年1月23日 21:48:27 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[1127] 報告

25. さっちゃん3214[1459] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2025年1月23日 21:50:26 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[1128] 報告

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