http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/256.html
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※2024年12月28日 日刊ゲンダイ6,7面
※2024年12月28日 日刊ゲンダイ6面
※2024年12月28日 日刊ゲンダイ7面
1月20日、米国から世界は壊れていく 2025年はあらゆる意味で歴史の転換点になる予感
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/365757
2025/01/04 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し
無事に第2次政権をスタートさせられるか(右は、ロシアのプーチン大統領)/(C)ロイター
年が明けた25年、何事もなければ1月20日に米国で大統領就任式が執り行われる。返り咲きを決めたトランプ前大統領は、8年前とは打って変わって主要人事をスピード決定し、「お仲間」を重用。対中強硬派がズラリ顔をそろえる。トランプの個人商店化する米国に世界は戦々恐々。混迷の深まりは避けられそうにない。
米国第一主義を標榜し、「辞書の中で最も美しい言葉は関税」とうそぶくトランプは手始めに全輸入品に一律10〜20%の関税をかける方針。「24時間以内に終わらせる」と豪語するウクライナ戦争をめぐる動きも怪しい。ロシアのプーチン大統領やウクライナのゼレンスキー大統領に「取引」を持ちかける一方、ウクライナが加盟を切望するNATO(北大西洋条約機構)には国防費をGDP比5%に引き上げるよう要求するなど、四方八方に揺さぶりをかける。
国際ジャーナリストの春名幹男氏はこう言う。
「最も懸念されるのは、プーチン氏との関係です。ピュリツァー賞ジャーナリストのボブ・ウッドワード氏の新著によれば、トランプ氏は退任後に7回も電話をし、人払いまでして密談を重ねていた。プーチン氏に操られ続けているのは明らか。情報機関を統括する国家情報長官に指名した元民主党下院議員のトゥルシー・ギャバード氏は奇妙な女性で、ロシアに亡命したシリアのアサド前大統領に入れ込んでいる。ロシア支持の発言も繰り返している。トランプ陣営に入ったのはホンの4カ月ほど前で、プーチン氏の手先ではないのか。疑念は尽きません。ウクライナをめぐっては、ロシアの占領地域を事実上割譲する形で幕引きを図ろうとするのではないか」
トランプが肩入れするイスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ壊滅に向けて手を緩めようとしない。タチが悪いことにプーチンとの関係も悪くない。自己利益を最大化しつつ、プーチンの代弁者として立ち回るトランプの復権によって世界の秩序は確実に失われる。
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